Menu
 > レビュワー
 > S&S さんの口コミ一覧。3ページ目
S&Sさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2392
性別 男性
自己紹介 〈死ぬまでに観ておきたいカルト・ムービーたち〉

『What's Up, Tiger Lily?』(1966)
誰にも触れて欲しくない恥ずかしい過去があるものですが、ウディ・アレンにとっては記念すべき初監督作がどうもそうみたいです。実はこの映画、60年代に東宝で撮られた『国際秘密警察』シリーズの『火薬の樽』と『鍵の鍵』2作をつなぎ合わせて勝手に英語で吹き替えたという珍作中の珍作だそうです。予告編だけ観ると実にシュールで面白そうですが、どうも東宝には無断でいじったみたいで、おそらく日本でソフト化されるのは絶対ムリでまさにカルト中のカルトです。アレンの自伝でも、本作については無視はされてないけど人ごとみたいな書き方でほんの1・2行しか触れてないところは意味深です。

『華麗なる悪』(1969)
ジョン・ヒューストン監督作でも駄作のひとつなのですがパメラ・フランクリンに萌えていた中学生のときにTVで観てハマりました。ああ、もう一度観たいなあ・・・。スコットランド民謡調のテーマ・ソングは私のエバー・グリーンです。


   
 

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  ミニー&モスコウィッツ 《ネタバレ》 
メンヘラ気味の中年女と、ニーチェみたいな髭を蓄えているくせにがさつで向上心のない男が出会って4日で結婚式を挙げるというお話しですけど、これほど暑苦しいボーイ・ミーツ・ガール映画があったとは、まったくもう… 監督しているのがあのジョン・カサヴェテスですから、たぶん本作も彼お得意の即興演出で撮ったんじゃないかと思います。彼の即興演出は観ててほんと疲れるんですよ、そこに来てこんな重いんだか軽いんだか判別としないストーリーとなるとくたくたにされます。ジーナ・ローランズに絡むシーモア・カッセルがまたウザいことと言ったらもう、レストランではもっと静かに喋れよ、って怒鳴りつけたくなります。彼が運転する愛車のボロトラックが、なぜか普通の道路で必ずUターンするのが観ていて鬱陶しい。でもラスト近くのミニーとモスコウィッツがそれぞれの母親を呼んで会食するところだけは可笑しかった。モスコウィッツの母ちゃんがまた声がでかくがさつなんですよね、これは完全に息子に遺伝してます。そして息子もミニーの母親に「将来の生活設計はどうなってるの?」と訊かれて「もちろん大会社に勤めます、大企業の駐車場係りの方が安定してますから」、こりゃどうしようないわ(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-06-03 23:07:44)(良:1票)
42.  未来は今 《ネタバレ》 
コーエン兄弟のフィルモグラフィの中でおそらく1・2を争う低評価なおかつ最高の製作費をかけて大コケした作品ですけど、再見してみるとそんなに悪くない映画だと改めて思いました。悪徳経営者が無能なように見える人物をトップに据えてわざと企業価値を下げて私欲を肥やすというお話し自体は『メジャー・リーグ』そのまんまなんですが、まるでテリー・ギリアムが撮ったかの様な造りこまれた世界観はなかなかのものです。ティム・ロビンスが最初に配属させれる地下の郵便室は、たしかに『未来世紀ブラジル』を彷彿させてくれました。でも、あの“ブルー・レター”の伏線でラストの落とし所がだいたい想像つきましたが、そのオチがあまりにも強引過ぎるのでいくらファンタジーとはいえ鼻白んでしまいます。だいたいコーエン兄弟がハート・ウォーミングな映画を撮ったことがもう驚天動地なわけで、ちょっと彼らも血迷ってたとしか言いようがありません(笑) この映画のネタはもちろんフラフープですが、ラストにはフリスビーも出てきます(フラフープを開発した会社が後年フリスビーを初めて世に出したというのは事実だそうです)。『ビッグ・リボウスキ』でもタンブル・ウィードが出てきますが、コーエン兄弟ってほんと丸くて回転するものが好きですねえ、この性癖を精神分析してみたら面白いでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-09 22:53:17)(良:1票)
43.  耳に残るは君の歌声
なんと言いましょうか、そう、無駄に豪華な出演陣だなぁというのが感想です。撮り方によっては結構波乱万丈の映画になる題材ですが、端折った様な終わり方をするエピソードをつないで淡々とした味わいを出そうとしてるのは判ります。ですけど、J・デップとC・リッチを使って撮る映画じゃないと思うのですがね。デップなんかほとんど演技なんかしてないんじゃないですか。 それにしても皆さんデップ目当てなんでしょうが、こんな地味な映画に100を超えるレビューが寄せられるとは(笑)。
[DVD(字幕)] 5点(2010-06-25 00:50:55)
44.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 
私の中で、イーストウッドという映画作家の評価に大疑問符がついてしまった作品です。イーストウッドは基本的には脚本を書かない人なので、まず原作があっての本作なのでしょうが、このいかにもアメリカ的なリンチが正当化される世界観はどうしても受け入れられない。ラストのショーン・ペンとローラ・リニーの会話、「パパは王様、王様はすべきことを行う」「皆、弱いからよ私たち以外は。私たちは決して弱くならない」、これは「パパ」「私たち」を「アメリカ」に言い換えてもしっくりする嫌なフレーズではありませんか。ティム・ロビンスに疑惑を抱いたマーシャ・ゲイ・ハーデンの描き方も、ラストではまるでイエスを売ったユダの様で、ショーン・ペンが犯した大罪を免罪するかの様な印象まで与えるのがはっきり言って不快です。カトリック教徒のコミュニティーが舞台で、ショーン・ペンの背中には十字架のでっかいタトゥーが彫られているなど、イーストウッドよりスコセッシの方が監督にふさわしい題材のような気がします。イーストウッドはスコセッシの様に、宗教的にテーマを掘り下げる感性は持ち合わせていないと感じました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-05-16 00:02:09)(良:3票)
45.  ミッドウェイ(2019) 《ネタバレ》 
ローランド・エメリッヒが監督なので最低線の期待しかしていませんでしたが、ギリギリの線で予想通りというのが感想です。ぶっちゃけて言えば、『パールハーバー』と『ミッドウェイ(76)』を足して二で割ったような映画ってとこでしょうか。 前半はお約束通り真珠湾攻撃から始まってB-25による東京初空襲までを流す、ここら辺はまるで『パールハーバー』のダイジェスト版リメイクを見せられている感じ。いちおう日本側には豊川悦司・浅野忠信・國村隼といった第一線俳優を使っているけど、あとは無名の日系俳優ばかり、それでも日本語だけはちゃんとしていたのは褒めておきましょう。でも、山本五十六が真珠湾奇襲に成功したことを知るシーン、京都の先斗町みたいなところに居て和服姿でしかも芸妓とくつろいでいるというのは、「そんなバカな!」と叫びたくなりました。三船敏郎なら絶対に撮らせなかったでしょうね。海戦に至る経緯はアメリカ側からの視点が主なんだけど、有名な暗号解読の経緯などはかなり飛ばし気味のあっさり風味、76年版もそうだったけどこの部分を上手く織り込んだ脚本じゃないとミッドウェイ海戦の本質が伝わらないと思います。アメリカじゃ「日本海軍の暗号を解いて待ち伏せして勝った」ということは、ちょっときまりが悪いところもあるのかな? 戦闘シーンはCG全盛時代ですから良くできていて当たり前、そうなると考証やディティールにどれだけ拘っているかが勝負なるでしょうが、ここはレベルがかなり低い。日米ともに艦船の再現度は高いといえますが、海戦シークエンスになるとツッコミどころ満載です。SBDドーントレスの爆撃シーンは臨場感あふれているけど爆弾をリリースする高度があまりに低すぎ、当たり前ですけど高度が高いほど爆弾の位置エネルギーが増すわけで、飛龍に着弾するシーンではいくら甲板が非装甲の日本空母でも甲板が貫けるわけがない、もし専門アドヴァイザーがいたら絶句すること間違いなしの珍シーンです。南雲機動部隊の艦隊陣形もあまりに各艦の距離が近すぎ、だいいちあんな近くに戦艦(金剛型?)がいるわけがない。などなど突っ込みだしたらキリがないんですけど、要は監督以下製作陣がミッドウェイ海戦というものを真剣に調査していないってことなんでしょう。まあ監督がエメリッヒでチャイナ・マネーがたっぷり注ぎ込まれた時点で、もう何を期待してもムダだってことです。 劇中で海戦当日にミッドウェイ島で記録映画を撮影していたジョン・フォードのエピソードが一瞬だけ挿入されていましたね。もし日本が海戦を制してミッドウェイ島を占領したら、戦死していなければフォードが捕虜になっていたかもしれないって、不謹慎かもしれませんがなんか面白くないですか?
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-08-18 23:17:22)(良:1票)
46.  ミッドウェイ(1976) 《ネタバレ》 
アメリカ合衆国建国200年に合わせて製作された、60~70年代に流行ったオールスター・キャストの戦争映画、そう言えば『遠すぎた橋』を最後にこの手のオールスター戦争映画は過去のものとなってしまいましたね。たしかにアメリカ海軍側はオールスターと呼ぶに相応しい顔ぶれですが、日本側は三船敏郎の他は日系人俳優ばかりでしかもセリフは全部英語。そして驚くべきことはこの“超大作”が撮影期間わずか二ヶ月だったということ。その後編集作業に一年近くかかって完成、つまり観れば判るように膨大な流用フィルムをつなげる方が大変だったというわけです。私が判るだけでも『東京上空三十秒』『トラ・トラ・トラ』『太平洋の嵐』、そしてなんと『空軍大戦略』まで使われています。さすがにこれは機種が確認できないようなロング・ショットの空戦シーンですが、戦中の実写フィルムまで含めてつなぎ方はデタラメ、この映画で新規に撮影した戦闘シークエンスはミッドウエイ島の爆撃だけみたいです。まさに“アメリカ海軍機映像の福袋状態(by上坂すみれ)”でございました。実際、ジャック・スマイトが監督した部分は上映時間の三分の二に満たないぐらいなんですからね。使われた空母も当時は練習空母だったエセックス型のレキシントン、この一隻でアメリカ3空母日本4空母のふりをさせる、それも映すアングルとテロップを替えるだけで済ますという荒業です。これはもうオールスターたちのギャラで予算を使い果たしたのは見え見え、というか製作者側の志しがちょっと低すぎるんじゃない? いちおうチャールストン・ヘストン親子のドラマという要素も盛り込んでますけど、とってつけた感は否めずです。脚本を書いた人はTV畑の人みたいで、本作にはTV放映版も存在しているらしく、たしかにスペシャルTVドラマという感じもしますね。まあ70年代ハリウッドを代表する底抜け超大作であることは確かです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-11-13 19:49:59)(良:1票)
47.  ミッドナイト・アフター 《ネタバレ》 
あまりにふざけた内容(言いたくはないけど、監督の名前からしてフルーツ・チャンとは…)に驚きましたが、原作が一応あってそれが香港の携帯小説なんだそうです。それで無茶苦茶なストーリーのわけを何となく納得しました、国は違えども携帯小説って代物にはほんとロクなもんがないですね。私が今まで観た映画の中でもツッコミどころの多さではほとんど最高峰に位置しちゃってます。でもプロットと言うかストーリーのつかみは、すごくイイと思います。『アイ・アム・レジェンド』や『28日後...』の様な人類滅亡後の無人の大都市に取り残されるというプロットが、なんか好きなんですよ。でもバスの乗客以外は消え失せてしまったはずなのに、ぽつぽつとビルの窓に灯りが点いているって可笑しいだろ、ってあたりからは伏線にもならない単なる矛盾の連続でラストまで突っ走ってしまうとは予想外でした。挙句の果てにはフクシマまで引っ張り出して来て、さすがに「中国人、日本を舐めんなよ!」となってしまいます。 まあバカの創作した携帯小説ごときにいきり立ってもしょうがないですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-12-22 22:35:50)
48.  みんな~やってるか!
今まで4~5回これ観ているけど、このたびやっと通して観ることに成功しました。だって最初のころは、もう30分ぐらいでギブ・アップでしたから。チャンバラトリオが出てくるあたりからは、今でもかなり観るのにしんどい思いをしてます。たけしもこれが監督第一作だったら、もう映画は撮れなかったでしょうね。 それにしてもこの映画、ロンドン映画祭で上演しちゃいくらなんでも拙いだろう…
[CS・衛星(邦画)] 1点(2013-05-09 00:23:19)
030.13%
1110.46%
2351.46%
31285.35%
42048.53%
535915.01%
644218.48%
761525.71%
842817.89%
91375.73%
10301.25%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS