1. Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼
《ネタバレ》 作品のプロットはとても面白いし、大きな筋書きもよくできているのに、脚本のつめの甘さと俳優陣の役どころへの理解の薄さで、だいなしになった作品。 脚本のつめの甘さは、例えば、「ミスタースミス」が現場でおしっこしたらトレイシー刑事の夫を殺すことが台無しになってるはずなのにトレイシーが逮捕されそうになってしまったり、「ミスタースミス」がアールブルックスを殺そうとする理由があまりにも脆弱(しばらく一緒に殺人を味わったり手口を学んだ方がメリット大なのに)すぎる、などなど トレイシー刑事が大富豪っていうのも、ちょっと無理やりすぎるし。 そして、なにより、ケビンコスナーがシリアルキラーの内面や苦悩をものすごく浅くしか理解せず演じているので、作品全体が薄っぺらになっていた。 別の人格と対話する手法も影響しているように思うが、デクスターやビューティフルマインドではそれが成功しているのだから、やっぱりケビンコスナーが大根なんだと思う。 シリアルキラーをアディクションの1つで遺伝するものとして単純化してるのも、この作品の浅いところ。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-12-30 12:20:38) |
2. M:I-2
せめて、感染経路とか、感染したらどの程度発症して致死性があるのかとか、くらいは病原体を性格づけてくれないと、なにを心配してみてよいのかが分からなくなる。アクションははくどすぎる。 [DVD(字幕)] 5点(2015-08-12 07:54:30) |
3. ミルク(アメリカ映画)
日本人の私には、白人の顔と名前の区別がつきにくくて、やや混乱したが、それでも、最後まで飽きることなく楽しめた。なんといっても、ゲイであるガス監督のミルクに対するオマージュが伝わってくるのが、良いです。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-04 22:49:43) |
4. Mr.&Mrs. スミス
もう少し面白いんじゃないかという期待があったせいもあり、物足りなさと不全感が残りまくった。 [DVD(字幕)] 4点(2009-06-12 03:35:35) |
5. ミリオンダラー・ベイビー
素直にみると、素直に感動できる映画ではないでしょうか。しかし、こういうのもなかなか素直に見られないご時世ではあります。 [DVD(字幕)] 7点(2008-12-23 16:09:56) |
6. みなさん、さようなら(2003)
教養というものについて考えさせられた。フランス文化圏というのは実に懐が深い。ただ、誰の視点で映画を見るべきかが難しく、自分の中では、不完全燃焼。まさに、フランス映画的なのだが、やはり、カンヌの主演女優をとったマリー=ジョゼ・クローズの視点で見るんでしょうな。 [映画館(字幕)] 4点(2004-05-27 15:17:44) |
7. ミート・ザ・ペアレンツ
笑えるけど、アメリカ人ならもっと笑うんだろうな。デ・ニーロ、名優ぶらないでなんでもやるところは好きだ。しかし、最近コメディで凄みをきかすとこでしか光ってないのは寂しい。やっぱり、出るのをもう少し選べよ、ということか。そうか、俺、コメディ嫌いだった。 [DVD(字幕)] 4点(2003-12-15 02:57:08) |