1. 麦子さんと
《ネタバレ》 色んな人と接点を持って、ざっくばらんに話をしながら、相手の嫌なところを発見してしまって、それを通じて自分の嫌な部分と向き合ったりして、っていう流れが自然。音楽の使い方とかは泣かせに走っている感はあるしベタベタな話ではあるが、一人二役の堀北真希の魅力でこの映画の価値が一段上がっている。 [DVD(邦画)] 7点(2015-04-12 16:31:20) |
2. ムービー43
クソ映画としか言いようのない下品なだけの映画ですが、それなりに楽しかった。こんなのに出演した豪華俳優陣の好感度は上がったんじゃなかろうか。でもクロエちゃんだけは、もっと仕事選んだほうがいいと思った。 [DVD(字幕)] 6点(2014-01-14 22:39:02) |
3. 無ケーカクの命中男/ノックトアップ
《ネタバレ》 下品なバカ映画に見せかけながらも「愛」と「でき婚」についてリアルに向き合ってる作品だった。二組のカップルの男のダメな部分やクズな部分が自分と似てたりして、笑いながらも身につまされてしまった。頼りないんだが気持ちがわかりすぎてしまう男と比べ、女達はブレない。そんな違いを乗り越えていく様が描かれるので、ある意味未来へ希望が持てる作品になっている快作。 [DVD(字幕)] 9点(2013-11-13 01:00:12)(良:1票) |
4. ムーンライズ・キングダム
黄色を基調とした、色使いが特徴的。とても愛くるしい映画。僕の大好きなキツネちゃん(同監督のファンタスティック Mr.FOX )と、かなり似た作風。 較べてしまうと笑える部分が本作は少なく、ストーリーも雑で、仕掛け不足であるため、気持ちが盛り上がらないのが残念。 最高なのは、オープニングの画面スクロール。お家がかわいい。 [映画館(字幕)] 6点(2013-04-29 12:43:52)(良:1票) |
5. ムカデ人間2
《ネタバレ》 混じりっけなしの直球変態映画である。 ムカデ人間マニア、マーティンはお腹ブリーンってなってるし、チビでハゲ。(人のこと言えない!)喋らないし、何より目つきがイきすぎ。そして、ハードな自慰行為。痛そう!見よう見まねの手術も荒くて、失敗したらオロオロしちゃうし。キモさの塊なのである。しかも、ちょっと心配になるぐらい具合悪そう。咳き込みながら、残虐行為に及ぶのがイヤン。ちょっと休んでから、頑張ったら? 変態殺人鬼には元気いっぱいに殺戮を繰り返してほしいものである。前作のハイター博士のような清潔で健康的な変態さんの方が私は好きだ。 白黒のため、映像表現としては目を覆うほどではないが、確かにグロテスクさは増大している。 「あーあー、やっちゃったよ」的なやりすぎ行為も充分。会話もほとんどなく、BGMも気持ち悪い。笑いも最小限に、不穏さもMAXで、不快指数を上げることに労力をかけているのが分かる。そういう意味で、レベルの高い変態映画となっている。 ただし! これはただの変態映画ではなく、「ムカデ人間」の続編だ。笑って泣けて、芸術性とエンターテイメント性に長けた傑作の続編なのである。そう考えると、どうも新たなアイデアに欠ける。数増やしてグロさを増したまでは良かったけど、そこから先がない。 当然、こういう表現はしてくるんだろうなーという予想を超えない。変態性では、1を遥かに上回っているが、映画としての面白さは、断然1に軍配を上げたい。 ともあれ、こんな変態ウンコ映画が公開される日本はまだまだ捨てたもんじゃない。 英断だよ!武蔵野館!!続編があるならば、また足を運ぶ! ※ムカデ人間はフィクションです。良い子も悪い子も絶対に真似しないでください。 …っていうかこんな映画見ちゃダメ! [映画館(字幕)] 7点(2012-09-15 19:09:31)(笑:1票) |
6. ムカデ人間
《ネタバレ》 人と人とがつながるって大切ですね。繋がろう日本! 人は一人で生きていけません。繋がろう日本!! こんな繋がろうブームに乗じて、公開されたムカデ人間は人と人との繋がりがいかに難しく、煩わしいかを描いた社会派サスペンスである(嘘)。 でも、これを観た後は、誰とも繋がらないで一人で生きていきたくなることであろう。 ウィレム・デフォー2世とも言える顔立ちのマッド・サイエンティストと日本人のチンピラヤクザの二人が最高だ。口元とか痛そうだったり、あちこちから出血してるから、 案外可哀そうで、無邪気にケラケラ笑えない部分もあった。 …まあ、それでも笑うしかないんだけど。こんなヨーロピアンホラーで日本人のチンピラが怒号吐いてるだけでもシュールだ。趣味の悪い変態映画である事は間違いないんだけど、独りよがりにならず、しっかり楽しめるようになっている。 変態医師もムカデみたいになっちゃうさまは、とても愉快。 クライマックスのシーンでは会場が一体になって「ムカデ人間がんばれ!!」と拳を握りしめていただろうし、ちょっぴり胸が熱くなってしまった。 こんな映画で俺は感動しているのか・・・!? これはもしや感動作だったのか! と、思いきや最後の謎展開で、感動をブチ壊されるのであった。 あー面白かった!! [映画館(字幕)] 8点(2011-07-09 22:48:50)(笑:1票) (良:1票) |
7. 息子(1991)
《ネタバレ》 永瀬パートは、程よい苦悩と青春と、チョーさんや田中邦衛のコミカルさで見やすかったんですが、彼が不在のパートでは、リアルにお爺ちゃんと家族の憂鬱を見せられるシーンばかりでちょっとしんどい。どこにも悪意が存在しないのにこんなにしんどいなんて、何とこの世は世知辛いんだ。 それだけに結婚報告のシーンは素晴らしく、涙がちょちょ切れそうになりました。僕も早く一人暮らしのオヤジにめんこい嫁っ子を紹介できたらいいなぁ、と思うのでした。 [DVD(邦画)] 7点(2009-12-11 15:10:01) |
8. 無能の人
原作未読です。無能というより芸術家気質な社会不適合な男と、その家族の静かな物語。退屈といえば、退屈なんですが、なんとなくこのグデっとした感じに巻き込まれて、心地よいゴンチチのBGMとともにボケーっと観てしまいました。案外暖かな映画でした。 竹中直人は、やはりこのぐらい抑えが効いてた方が良い味が出ます。近年のコメディ映画に出まくり、やたら前に出てくる演技に辟易気味だったのですが、ホントはこういう役がやりたいのかな、と思いました。あまり自分を安売りしないでほしいものです。 [DVD(邦画)] 6点(2009-07-01 11:38:49) |
9. ムーラン・ルージュ(2001)
とにかくゴージャスさがスゴイ、ミュージカルラブストーリー。映像、衣装、ミュージカルといった演出は文句つけどころがほとんどない。が、ストーリーは誰でもかけるような平凡なラブストーリーで内容には全く面白味がありませんでした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-09 15:19:19) |
10. 息子のまなざし
《ネタバレ》 主人公が自分の子供を殺した子の先生をするというストーリー。教師とその子が二人っきりになる場面の緊張感は凄まじいです。カメラがずっと近いのに、主人公はずっとほぼ無表情なので何を考えているのかわからないので、おっかないです。いきなり終わってなんとエンドクレジット中は無音です。面白くはないけど、妙に後を引く映画。 [DVD(字幕)] 7点(2008-10-09 15:16:51) |