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プロフィール
コメント数 1974
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  メットガラ ドレスをまとった美術館 《ネタバレ》 
展示業界も色々考えることがあって、大変ですね。  このドキュメンタリー、面白い! 真実は小説よりも奇なりと言いますが、 ドキュメンタリーは映画よりもドラマチックなり、という感じです。  「鏡の中の中国」展を開くにあたり、 西欧が中国文化をどう展示するか、誠実性が問われたり、 政治的な問題に触れたり、展示業者の葛藤が面白い。 デザイン的に色々言った後、この彫刻は中国の何かなの?としれっと 言ってしまうとこに、吹き出した。 しかも、オープンまで間に合わないとか言って来たり、 難問山積。  それでもラストは、 みんな笑顔で幕! めでたし、めでたし。
[DVD(字幕)] 7点(2024-01-24 21:16:11)
2.  眼には眼を 《ネタバレ》 
大陸の人間は、発想のベースが違うよね。  昔、あまり有名じゃない映画なのだが、ロシアからインドまで歩いて渡った人間たちを 描いた映画を観たが、ありゃ嘘だな。 (※「ウェイバック~脱出6500キロ~」と言う映画です)  この映画の方がリアルだよ~ 怖っ!人間も、地球も・・
[DVD(字幕)] 7点(2023-04-29 23:28:13)
3.  MEMORIA メモリア 《ネタバレ》 
アピチャッポン監督、初鑑賞。 ヘルツォークを思い出させるような文明批判映画と感じた。  人類の記憶の中に、西欧文明だけでは不可侵な分野がある、そういうメッセージを受けた。 あのラストの宇宙船が、その象徴だろう。  幻聴のする女性と、石の声が聞こえる男性。 この二人の邂逅に物語は大きく盛り上がる。 そして聞こえてきたのが・・ 砂浜での箱の中に主人公が閉じこめられていて、それをハンマーか何かで、 叩いて、箱をこじ開けようとする声だ。  これが宇宙船なのか(放射線とか言ってる)、彼女を殺そうとした別のなにかがあったのかは分からない。 (ただ素直に考えると、この女性は宇宙から来た人じゃないか?と思えるのだが・・) 
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-28 20:55:50)
4.  メゾン・ド・ヒミコ 《ネタバレ》 
少女とゲイの友情を描いた映画・・・昔観た「非バランス」という映画を思い出した。 まぁそれは置いといて、ゲイのやさしさは、無防備な少女と相性がいい。  しかし、やさしいゲイたちは、実は現実の過酷さに向き合えない。 それが施設の一人が脳卒中になったときにあらわれる。 柴咲コウは、そんなやさしいゲイ演じるオダギリと寝る機会がある。 しかしその時の一言「触りたいとこ、ないんでしょ」 その後、身勝手な男の専務に抱かれるが、彼女の涙が意味するものは・・  ゲイのエゴと、女を食い物にする男のエゴ。 この両者を経験する柴咲演じる女性の涙は、一体・・  ダレがちな展開を、母親の写真の謎で引っ張る。 商業映画を巧みにこなす犬童監督の巧さである。  (それにしても侍のような田中泯が伝説のゲイバーのママとは・・)
[DVD(邦画)] 7点(2020-12-27 20:13:55)
5.  mellow メロウ 《ネタバレ》 
一見、可愛らしい映画。 女性の表面上の可愛さもきれいに掬い取ってる。  恋が熟するまでの淡い時間を描いてる。 心地よい時間が続く。  女性からの告白といい、女性の時代の作家、今泉氏の 真骨頂のようだ。 ただ「愛がなんだ」で描いた世界も彼の作品世界。 恋愛について、すべて描こうという野心からか・・ 一歩、間違えると、表面上だけを描いた作品ばかりになる危険性もある。
[DVD(邦画)] 7点(2020-10-24 23:03:00)
6.  眼の壁 《ネタバレ》 
清張映画。  聞き取りやすい口調で、話が無駄なく、進む。 パズルのピースがひとつひとつはまっていく快感はあるが、 ストーリーを追うのに必死で、主人公に感情移入しづらい。 なのでラストのロマンスは、付け足しに感じた。  ある大企業が、手形パクリ(?)詐欺にあい、 ついには自殺者まで出て、真相追求に乗り出すのが、佐田啓二。 政界とのからみがイマイチ描けてなかったが、面白かった。 もっと大物が出てくるかと思えば、陶芸の町のある親族が中心になって やっていたという日本ならではのサスペンス。  最後の硫酸風呂はすさまじい。 こんなん世界の映画を見渡しても見たことないよ〜。
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-10-29 11:27:48)
7.  メッセージ 《ネタバレ》 
静かな映画だった。この映画を観た夜、澄んだ夢を見た。そう、映画は夢なのだ。それでもこれだけの大作を創り上げるドゥニヴィルヌーヴ監督のパワーはどこから生まれるのだろうか?案外、怒りを通りこしたものなのかもしれない。果たしてそれは何だろう?僕はそれを確かめたいから、彼の新作を待ち望むようになってしまいそうだ。
[DVD(字幕)] 10点(2017-10-22 06:36:16)
8.  めまい(1958) 《ネタバレ》 
ヒッチコックの凄さは、映画という新しい可能性に満ちた娯楽が出てきた時、それまでの娯楽の要素を一気に映画に取り込んだために、彼の存在は歴史的に一気に偉大になったとこだ。それからも色んな監督が色んな要素を映画に取り入れているが、今回のこの作品を観た時に思ったのは、手品の演出だ。スターウォーズ以降、遊園地的な要素が過度に競争的に取り入れられてるが、案外取り残されてるのが、このジャンルではないだろうか?自分にとって、ヒッチコックを観た時に新鮮に感じるのは、もう極端に進化してしまったアクション、ロマンス、サスペンス的なとこではなく、この「知ればなんだぁ」の手品のネタ的面白さである。だから割と似てるなと思うのは、スピルバーグである。彼のはアメリカの安い遊園地にある見世物小屋的な演出が好きだ。ヒッチコックの後継者は、デパルマのように言われているが、それはヒッチコックがよそから持ってきたものを、発展させたにすぎない。ヒッチコックの後継者とは、よその娯楽を映画に取り入れようと、そればっかり考えてる人でもある。映画に魅せられたオタクである。そうするとスピルバーグもそうであろう。ジャンルはとぶが、手塚治虫もそういう傾向を持ち合わせてる。ただ彼は紙とペンを持ってしまった。(まぁそれを言い出すともうキリないですけどね・・笑)しかしヒッチコックの持ち込んだものは、それ以外にも実に多岐である。この「めまい」では、推理小説的どんでん返しも入ってる。その後、このジャンルも発展していくが、純粋にこの「めまい」をそっくりに仕立てて、ヒッチコックへの敬意を示したのが「愛という名の疑惑」という作品である。
[ビデオ(字幕)] 7点(2015-06-07 01:46:08)(良:1票)
9.  召使 《ネタバレ》 
今の日本でも起こりそうな話。でもまぁ仕事に感情持ち込むのはやめましょうよ。確かに若いのに大きな仕事をまぁ仮にしていて、大きな家に住み、いいとこの女性と一緒になる、なんて人と同じ家に召使として住んだら、誰だってこんな奴、地獄にたたっきこみたい気持ちも湧くよね。何よりこの若造の親が出てこないのが、致命的な話の欠陥。まぁ作り話だよね。「太陽がいっぱい」の後に創られてるから、当時でもさほど新しいテーマでもなかったと思う。この映画の見所はやはり、ジョセフロージーの映画的冴えじゃないか。椅子での愛撫、鏡や影に映る情事の危険さを暗示する演出、白黒でも飽きない構図。この頃には、もう「2001年宇宙の旅」が創られてるから、色んな事考えず、白黒映画の熟成ぶりを味わおうよ、と俺なんか思っちゃうな。いつの時代も、若造よ!分相応たれ!
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-06 01:16:52)
10.  メランコリア
これはキューブリックの感性を上回る作品でした。映画の進化が著しく、秀作が目白押しの気がしますが、その中でもこの作品は凄かった。映像的にも、音楽的にも、演出的にも。いろんな意味付けが可能なのでしょうが、映画好きな自分には、自分の中で「映画的」という形容詞ができあがってます。まず結婚式に時間をたっぷり使います。実に豪華な顔ぶれ。ここはここで群像劇的な色合いで、ジャスティンの女性心理をじっくり描きます。そして一転、姉のクレアの惑星接近に動揺する彼女をじっくり描きます。いろんな意味付けができるのでしょうが、自分はこの二つの視点を持つ映画の「映画的さ」にひたりました。ラースフォントリファーの世界にひたったんですねぇ。そして「映画的」をたっぷり感じ取りました。彼の容赦のないラストを持ってくるストーリーには辟易もしますが、この作品で大好きな監督になったことは間違いないです。最初の数分を観て、ネットでDVDを購入しました。
[DVD(字幕)] 10点(2012-09-19 04:26:59)(良:1票)
11.  メカニック(1972)
きれいな観光地を舞台にした殺しの映画は、やはり派手なアクションシーンは似合わない。ひいたカメラで撮影されるのも、観光地のきれいなところを殺さずグッド。話のほうは淡々と仕事をこなすブロンソン。ゴルゴみたいに銃だけでなく、あの手この手で殺していくとこが職人ぽくっていい。最後は相棒と殺しあう。今では常識のような殺し屋映画の古典というべきもんなんでしょうね。それにしてもブロンソンって気絶するシーンが印象的だね。あの「狼よさらば」でもチンピラ相手に戦っても、結構傷の痛みで気絶するし・・・人間的だね。
[DVD(字幕)] 6点(2012-08-11 19:48:46)
12.  めぐり逢う朝 《ネタバレ》 
品のいい映画でした。奥さんの死で偏屈になった親父の全身音楽家ってところが良かったです。あの長女の娘さんもお父さんをそばで見てきただけあって、本物を見る眼があったのでしょうね。弟子入りした若者がつくった彼女への曲を聞いて、彼が偽者である事を見抜くとこなんか良かった。お父さんの独特の音楽哲学も面白かったです。陳腐な言葉を並び立てないので、見ごたえがあった。ヴィオールに詳しい人が観ても、この音楽哲学はうなづけられるものなのか、興味あります。
[ビデオ(字幕)] 7点(2010-03-11 06:18:04)
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