1. 名探偵コナン 純黒の悪夢
《ネタバレ》 妻投稿■つまらなくはないのですが、凄いアクションシーン(といっても登場人物の身体能力がONEPIECEレベルなんで、ハラハラしない。むしろ「これで生き残れるなら大丈夫だろ」って思っちゃう)とオッドアイの女性と少年探偵団の話と安室さんと赤井さんがイケメンだなって話。黒の組織関連に大きな進展はありません。あと、コナンが推理をせず、「犯人」という存在が存在しない映画です。次は久しぶりの平次主人公。そっちに期待です。 [映画館(邦画)] 5点(2016-04-18 01:03:02) |
2. 名探偵コナン 異次元の狙撃手
《ネタバレ》 妻投稿■「どうせ原作の流れをぶち壊す秘密の暴露なんてやらないだろうな」と思っていたら、最後の10秒で度肝抜かれました。これは某人気刑事ドラマ劇場版のラストに準じる衝撃ですね。■内容も最近のコナンの映画ではちゃんと作りこんである方。コナンの目の前で一方的に三人の人間を遠距離から殺害(さらに別の場所で2人を殺害。さらに警官が乗ったままパトカーが脱出した描写もないまま数台完全に爆破炎上しているので、死亡者数は2ケタにはなっているはず)する犯人の冷徹(コナン犯人史上最強の殺人マシンではあるわけで)さもあって、事件解決までは非常にスリリングでした。■注目すべきはスケボーのシーン。あれリアルじゃないくらいぶっ飛んでいるという点は共通ですが、11人目のストライカーでは「こんなことできるわけないじゃん」と萎えてしまったのに対し、こっちは割かし手に汗握る追跡劇を見せてくれて、同じ「無茶苦茶」でも違うのか、演出って大事だと思いました。■あと世良が調べ物をしていた場所。当たり前ですが、あの館長の古巣ですwwww。 [映画館(邦画)] 8点(2014-04-21 13:42:45) |
3. 名探偵コナン 絶海の探偵
《ネタバレ》 妻投稿■相棒の脚本家が書いているだけあって、ストーリー構成(殺人事件の状況とか、スパイと殺人犯が別々にいるとか、それがミスリードにつながるとか。一方でこれがXの正体がすごく簡単にわかってしまい、Ⅹが捕まった後の展開が長いというマイナス要素にはなっている)が完全によくありそうな相棒スペシャルでした。多分「某国」は総書記が死んで、第一書記が軍部を抑えきれず、核ミサイルで一発で日本滅ぼさないと勝てないから、日本を丸裸にするためにⅩを送り込んだんでしょうね(^^ゞラストに「これはフィクションで実際の事件をモデルにしていません」って…すっげータイムリーな話です■ミステリーとしては、前作のサッカーみたいな無茶苦茶でどうでもいい暗号がなく、純粋にスパイの正体、目的、あぶり出しを純粋に楽しめる点で、最近のコナンでは一番おもしろいんじゃないかと思いました。蘭を最後助ける話も「もうミステリー終わってあとは蘭が助かってめでたしめでたしだろう」といういつもの展開ではなく、「どうやったら蘭を助けられるか」というギリギリの点がまあ、楽しめました(あの金色名刺は御愛嬌な気がしないでも)。■あと和葉ちゃんかわいいね。 [映画館(邦画)] 7点(2013-04-20 17:17:16) |
4. 名探偵コナン 11人目のストライカー
《ネタバレ》 妻投稿■サッカー私結構好きなんだし、サッカーが好きな人が作ったんだなとは思うんですけど、それにしては八百長ストーリーや実在選手の棒読みが、なんだか大切なものがパッケージ化されているような印象を私に与えました。ラストの爆弾を止めるシーンで遠藤選手のコロコロが引用されていたのには吹きました。 [映画館(邦画)] 5点(2012-05-09 18:09:00) |
5. めがね
《ネタバレ》 妻投稿■この映画、私にはだめだ(-_-;)。いや、何も起こらない緩い展開は嫌いじゃないんですよ。むしろ、何かを起こすことばかり躍起になっている映画しか評価されない最近の風潮が結構嫌だし、○○でないから幸せではないという線引きが行われる風潮もいや。■でもこの映画「人間に必要なものはほんの少しで、あとは流しておけば幸せになれる」というメッセージなんです。でもその「ほんの少し」を手に入れるために、人間は命以外の全部を犠牲にするくらいの努力が必要な世の中になっているわけでして。これ、気を付けないと、踏みにじられている人や自分を犠牲にしている人を「商業資本主義の中で贅沢を求めた結果の自己責任」と決めつけるような、カルト宗教がやっている、すげーギロチンスティックな陶酔に走りかねないと思います。■いや、私の周りにも登場人物的なキャラは大量にいますよ。でも彼らは人権を蹂躙されても踏みにじられてもサバイバーとして生きる自己完結力と、自分の生存方法が万人に適応されるなんて思っていない謙虚さがあります。「何も起こらない映画」の名作って、そういう事実を踏まえたうえでどうするか…という提示をさりげなくしていますが、この映画はそれがないです。■でも風景や室内のカメラワーク(3メートル離れたところから撮る構図)が現実の人間の視線とリンクしていて、世界観の構築はさすがだなと思いました。 [DVD(邦画)] 5点(2011-09-05 16:01:15)(良:1票) |
6. メンフィス・ベル(1990)
《ネタバレ》 妻投稿■東京大空襲の下の人を描いた作品は多々あれど、上の人を描いた作品は多くなく、舞台がドイツとはいえこの映画はそうした上の人を描いた数少ない作品だ。「下の人を描いていない!!」と怒られる事の多い映画だけど、この映画は「下の人」を描く映画ではないし、そもそも登場人物だっていつ迎撃されるか、高射砲という爆弾でまっさかさまにたたき落とされるかという恐怖のなかで「下の人」の事を考えている余裕はない。「目標は軍事施設だ」という主人公たちの「納得」は極限状態での「自分に対する落とし所」にも見え、極めて人間的でリアルだと思った。■確かにアメリカにとってみれば「戦意高揚」「愛国映画」なのかもしれないが、日本人にとって無価値な映画だろうか。戦死した兵士に勝手に高揚して涙を流す上官や、その「物語」を利用しようとする軍部。こういった連中によって、実は空爆する方も命がけの無差別爆撃が行われたのだ。■私は憲法9条に必ずしも賛成はしないけど、でもいつか日本人だってこういう戦争をするかもしれない。そうならない為の教材が「空爆で焼け死んだ無垢の人々」というテーマだけでなければいけない理由はない。むしろ大空襲の場合は「下の人」と「上の人」両方を日本人は見るべきだと思う。この映画は入門編だ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-20 00:49:18) |
7. 名探偵コナン 天空の難破船
《ネタバレ》 妻投稿■「相棒」の影響を受けていますよね。ハイジャックで騒がすだけ騒がしといて目的が別にあるとか、人質と犯人が二転三転するとか。動機が仏像泥棒というのが、いかにも「相棒」に出てくるコソ泥って感じです。■とりあえず映画における疑問…。①ヘビスモの女性スタッフは結局感染していなかったのに、何で倒れちゃったの?②犯人は明石海峡大橋に飛行船をぶつけて、何をしたかったんだ?③犯人、あれ、死んでますよね。あんだけの高さから海に落ちたら・・・④あの奈良の少年はなんだったんだ?…てかあの奈良の刑事も何なんだ?■とまあ、いろいろ挙げたけど、最近のコナン映画では7点は堅いと私の中では思います。 [映画館(邦画)] 7点(2010-05-02 21:14:28) |
8. 名探偵コナン 14番目の標的
《ネタバレ》 妻投稿■真新しい設定がない朴訥な作品と評価されやすいこの作品。でも改めて再見してみると、場面の会話部分が後の作品と加えて非常に高度なものになっているのがわかる。小五郎や恵理の過去だけではなく、目暮警部がジョギングしていたり、毛利夫婦の父親、母親的部分を垣間見せるレストランのシーン(ワインをたしなむ小五郎の一面)など、コナンの世界のキャラクターを掘り下げているシーンが多い。さらにワインやヘリコプター、モノレール、米花市の東京周辺の新興都市的な特徴のある空中風景(街並みフェチの私としてはかなり萌え萌え)など、様々なアイテムを丁寧に描写し、おかげで終わってからは「ま、こんなもんでしょう」と言いつつも、実は映画の最中はかなりの臨場感と空気を楽しんでしまえる作品なのだ。この後の作品はそういった意味では場面場面の濃度が下がってしまって残念なのだが、これはきっと「子供が楽しめる」と言う事を「簡単でギャグシーンが多い」と勘違いしてしまったからなのではないだろうか。でも知能が低くてもちゃんと理解が出来るのなら、みんな難しい話を楽しみたいと思っているんだよ(笑) [インターネット(字幕)] 8点(2010-04-26 10:16:16) |
9. 名探偵コナン 10年後の異邦人<OVA>
妻投稿■歩美さんの感じが無人惑星サヴァイヴに似てると思ったら、声優同じか(笑) [インターネット(字幕)] 5点(2010-04-26 10:04:57) |
10. 名探偵コナン 漆黒の追跡者
《ネタバレ》 (以下の文章はフィクションです。ノンフィクションなら私は重大なルール違反により消されます)■「名探偵ゴナンの13番目の映画を一緒に見よう」という新聞記事を読んで、わざわざお越しいただいてありがとうございます。おっとあなたは握手が嫌いでしたね。まず依頼内容ですが、あなたには、この映画シリーズを私の記憶から消し去ってもらいたい。私はいつもこの映画が放映されるたびに、いいとこだけの予告編に騙されて足を運んでしまうのです。私も馬鹿なのですが、予告編担当者の腕は見事としか言いようがありません。7人も殺されるとなれば誰だって黒の組織の仕業と思うじゃないですか。しかし実際はおばさん専用の2時間ドラマに出てきそうな動機の殺人事件に、黒の組織がちょこっとかかわってくるだけなのです。しかも黒の組織の連中、攻撃ヘリまで持ち出して。これじゃあ、コナンの正体がばれる前に黒の組織の正体がばれると思います。何で両方ばれないのでしょう。もう登場人物の90%がアホにしか見えません。そんなアホ映画に限ってやたらと予告編の中で輝いている・・・もうこの映画シリーズ私の記憶から消したいのです。えっ? 見なければいい? しかしあの世界観は人間が伸びたり縮んだりするし、ルパン三世まで出てくるんです。これをどうにかするには、超A級スナイパーのあなたに頼むしかない。やってくれる? おおっ、ありがとう・・・・!ただし、少年探偵の頑張りと死んでしまった思い出の女性が萌え~なので、0点にはしないでいただきたい。その願い、聞いていただけるだろうか・・・感謝する。 [映画館(邦画)] 2点(2009-04-18 19:59:18) |
11. 名探偵コナン 紺碧の棺
《ネタバレ》 あの細いたれ目が凶悪に見開かれるのかと思ったら・・。なんて行儀のいい犯人なんだ。 [DVD(邦画)] 2点(2008-11-01 23:53:56) |
12. 名探偵コナン 天国へのカウントダウン
《ネタバレ》 コナンを「つまらん」「変化がない」「惰性で作っている」とか思いながらも見てしまう理由がこの映画にある。今回の少年探偵団はかっこよかった。 [インターネット(字幕)] 8点(2008-04-30 00:03:12) |
13. 名探偵コナン 戦慄の楽譜
《ネタバレ》 内容としては前作以下。ただし電話に向かって、「アー、アー、アー♪」とオペラするシーンは、僕の友人の間では語り草になっている。 [映画館(邦画)] 5点(2008-04-30 00:00:03) |
14. 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
《ネタバレ》 あのねえ、キャラクターというのはねえ、全員無理やり出して持ち上がるわけじゃないんですよ。むしろその良さをメインに映画を作ってこそ、そのキャラクターは生きてくるってわけですよ。今回の全員集合体制は映画のよさを殺してしまっている。設定そのものは非常に面白く、後は志しさえ高ければ素晴らしいものが出来上がると思うのに、どうしてそこでひったくりのエピソードを出すのかなあ。どうしようもない映画だったが、リミットの最後の最後まで平常心を保ち、なす事を達成しようとするコナンの姿には感心してしまった。 [地上波(吹替)] 6点(2008-03-02 22:38:48) |
15. 名探偵コナン 銀翼の奇術師
《ネタバレ》 ダメだこりゃ。まず一つ、あの女優さんが殺されなきゃいけない理由が理解できない。2、飛行機をどう着陸させるか・・その深刻な状況に一瞬手に汗握ったが、リアリティーのない描写(パトカーがきれいに並ぶ、園子が飛行機のドアから吸い出されない)などで覚めました。俺がコナンに求めているのは濃厚なラブストーリーとミステリーの融合なんだ。何でも爆発させればいいってわけじゃない。 [地上波(邦画)] 4点(2008-03-02 22:28:56) |