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かっぱ堰さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1244
性別 男性
自己紹介 【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。
【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。
【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。
5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。
また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。

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1.  メシア 伝えられし者たち 《ネタバレ》 
2004/1/10に作品登録されてから誰も書かずに放置されていたので見てやることにした。 要はアクション映画だろうと思ったが、沖縄の島が舞台とすれば同じ監督の「無人島物語 BRQ」(2001)のように、無人島で殺し合いをするだけの映画かと思っていたらそうでもなく、それよりもう少し込み入った話を作ってある。撮影もその辺で適当にやったのではなく本当に沖縄に行ったようで、サトウキビ畑や亀甲墓、村落風景などがそれらしく映っている。 筋立てとしては、かつて琉球王朝に仕えた支配層の末裔に対し、虐げられていた一族が復讐しようとしたように見せておいて、実は単なる悪人だった(顔を見ればわかるが)ので滅ぼされた話である。しかしラストがどうなったのかが不明瞭で、また題名の意味も最後までわかった気がしない。一応考えてもわからなかったからには仕方ないので、考えたこと自体が野暮だったと思うしかない。  主人公は真面目で非力な女子中学生で、「あたしはもう大人よ」とは一応言っていたがまるきり中学生に見える。敵の首領があまりに迫力のある悪人顔のため、こんないたいけな女子が対抗できるのか心配させられるといえなくはないが、他はともかくこのヒロインが悲惨な目に遭うはずもなく、やる時はちゃんとやるので当然大丈夫なわけである。 主演の森田彩華という人は当時「美少女クラブ31」というもののメンバーだったとのことで、美少女というより普通の中学生っぽいのがかえって親しみを感じさせたが、終盤になると少し美少女寄りの姿を見せていた。また、たくましいのと細身なのと対照的な体格のアクション女優2人(清水あすか/浅井星光)が見せる本格的(多分)なアクション場面は見どころだったかも知れない。 それほど絶賛するようなものではないが、正直それほど悪くない印象の映画だった。
[DVD(邦画)] 4点(2020-06-27 09:51:16)
2.  迷宮カフェ 《ネタバレ》 
骨髄移植をテーマとした映画で、少なくとも前半はあからさまにPR映画のように見える。ファンタジックかつミステリー調に展開する中でも、骨髄移植の基礎知識のようなことを主人公が何気にしっかり語っており、そのあとコーディネーターが出た場面などは本当に啓発ビデオ(コメディ風味)のようだった。 提供された側が感謝する顔をわかりやすく出すことをしないのは、現実に相手の顔が見えないことの反映と思われる。しかし代わりに出ていた「調整医師」役の女優はまさに本物であって、実際に骨髄移植を受けたからこそ今この人がここに映っているということのようである。そのほか映画的な作為として本人と偶然対面する場面があったりもした。  また啓発だけでなく後半では“家族”や“生命”に関することを加えて物語の厚みを増していたようだが、特に“生命”に関することが正直わかりにくいのは困った。無理にまとめる必要はないかも知れないがあえてまとめると、生命の価値はそれ自体が絶対的なものであって代替不可能、というようなことを訴えたいのかという気はしたが、それにしても台詞が長かったりして文章を読み解くような努力を要するのは少々つらい。 また本当にわからなかったのは獄中結婚のくだりであって、これは獄中側にとってはありがたいことだろうとは思うが、結婚を言い出した側の動機については納得できなかった。いろいろと事情はあるにせよ、自分を助けるための人助けをするな、という一般原則に反した軽率な行動ではなかったかという気はしなくもない。  一方で物語の作りとしては、少々わざとらしいが意外な展開が何か所かあって退屈せず、また個人的には2か所、思わず泣ける場面があった(録音テープの声、コーヒーが好きな人)。最後に出た「浜辺の少女」(役名)というのがほんわかした感じで心和むものがあり、このことも穏やかな余韻を残す結果につながっている。 また主人公は良心的な人物だろうと最初から思ってはいたが、「甘いもの食べると少し元気が出る」という言葉を聞くと、あらためて心優しい人柄が見えた気がして素直に好意を寄せたくなる。最初はただのPR映画と思っていたら結果としては意外に悪くなく、心温まる映画に思われたというのが実感だった。 ちなみに自分としては、これからドナー登録をするには遅いようだが、せめて(直接関係ないが)献血くらいは続けたい。
[DVD(邦画)] 6点(2017-12-06 19:27:52)
3.  メリーさんの電話 《ネタバレ》 
「ムラサキカガミ」(2010)に続く紗綾(さあや)の主演ホラー2作目で、今回はAKB48の菊地あやかとのダブル主演という名目だが、実質的には紗綾の行動が主軸である。登場人物が女子だけなのは1作目と同じで、今回は微妙に男子向けサービスと思われる場面もあったのは前回の反省かも知れないが苦笑した。 題名の都市伝説に関しては、本物は冒頭(と最後?)に出るだけで、ほとんどは映画独自の話に変えられている。ホラー要素にオリジナリティが感じられず、設定やストーリーも緩い感じなのは前回同様だが、肩透かしながらも微妙に怖い画面づくりがされており、意図的ミスリード?ともいえる箇所があったりするのは低予算なりの工夫とも思われる。登場人物が暗くて怖いところへ入る際、普通のホラーであれば怖がらせのために暗くしたままにするところ、あえて電気を点けていたのは一般常識に合わせた感じで好印象だった。それからクライマックスで、前回に続いてまた便所に逃げ込むのかと思わせておいてからの展開は意表をついていた(笑)。  ところで劇中では、誰でも知っている有名な交霊術の名前をわざわざ変えて使っていたが、これは撮影中に本当に交霊術をやってしまうのを避けるためだとすれば良心的な対応と考えられる。また凶兆におびえた友人が思わず不吉なことを口にするのを主人公が諌める場面があったが、こういう不用意な連中が人心を不安に陥れ、あるいは自ら墓穴を掘るようなことをやらかすのに対して警告を発しているようなのも理性的に見える。特に今回は、主人公が前回同様に怖がりな性格ながらもしっかりした人物だったことで、“正しく怖がるのを恥じることはない”という若年者への教育的配慮が感じられる映画になっていた。 ただその割に、登場人物が芝居がかった調子で延々と昔語りをする場面があったりするので、そういうことを現場で口に出すのは自ら災難を呼び寄せるようなものだからやめろと言いたくなるが、まあこの語り自体は前回に続いての定例行事と理解した方がいいのかも知れない。何にせよ前回同様の実直な印象で個人的には結構好きだ。前回と共通のエンディングテーマも悪くない。  ちなみに冒頭のタイトルが無粋な感じの明朝体になっているのは、自分としては1968年のTV番組「怪奇大作戦」の第4話「恐怖の電話」を連想させるものがあったが、意識してやっていたのかはわからない。
[DVD(邦画)] 5点(2013-09-17 19:58:39)
4.  MAIL 《ネタバレ》 
7年前に投稿が3件あっただけで、あとは忘れられたらしい。当時の上映版とは異なり、DVD2巻の「完全版」(少し長い)を見たのだが、大体同じということで書かせていただく。どうせ誰も読まないだろうが。 それでまず、構成としては全9回のTVシリーズを並べたようなもので、途中で連続2回も貞子が出るのはどうかと思ったが、ちょっとほろりと来る回などもあってそれほど退屈ではない。第4話の女優が台本を何回読んでも泣いちゃうと言っていたのは同感である。 また9話全体を通じたストーリーも一応あり、第2話からレギュラーで出るヒロインは顔が好みでないのだが、毎度見ていると愛着がわくのはシリーズ物ならではと思う。終盤で出る少女の子役も愛らしいので、少し切ないラストはいい感じに思えた。 これが映画としてどうなのかは問題もあるだろうが、見た時間を損したとまでは思わなかったし、また個人的には最後の言葉が底なしに悲しいので、少しいい点を付けておく。このサイトでは破格の点数になってしまうが、どうせ誰も読まないからいいだろう。
[DVD(吹替)] 6点(2012-08-05 20:11:54)
5.  メタル・オブ・ウォー 《ネタバレ》 
アルバニアの映画ということで、物珍しさで見た。途中で出ていた首都ティラナの風景は平和で穏やかな雰囲気で、かつての欧州最貧国も紛争中のコソボと比べれば天国ということらしい。 アルバニアの映画といっても、主人公役の女優は劇中にも登場するプリズレンの出身で、ほかにもコソボ出身の俳優が多く出ていたようだ。アメリカ人役の女優は1995年(紛争前)のミス・コソボだったらしく、劇中この人が妙に美人扱いされていたのはそういう事情かも知れない。  ところで映画の冒頭で「協力 コソボ文化省」という表示が出るので、この映画はいわばコソボ政府公認ということになるようだ。前半の戦闘場面でセルビア軍が悪、コソボ解放軍が正義なのはわかりやすい自己正当化なわけだが、しかし後半の人身売買にもセルビアの思惑がからんでいるとか、赤十字!?(ただの救急車?)が犯罪行為に一役買っているとか、被害者を助けた正義の軍隊が国連機関にテロリスト扱いされるとかいうのは、一体どこまで信用していいのかわからない。そこに真実が全くないわけではないのかも知れないが、第三者としては片方の言い分を丸呑みにはできないだろうと思う。 一方でアルバニア・マフィアの存在自体は他国のせいにはできないだろうし、敵に産まされた子を排斥するアルバニア人社会のあり方も人身売買を助長しているといえるわけだが、こういう自国に不利な要素もこの映画は率直に認めているということだろうか。部外者にはなかなか理解の難しい映画だと思う。 そのほか個人的には、登場人物がみなキリスト教徒なのはなぜかというのが最大の疑問点だった。  なお主人公はなかなか感じのいい人で、こういう心正しい人がまっとうに生きられる社会であってほしい、という思いは感じ取れる気がした。ただ映画としては変に都合のよい展開も多かったりして、残念ながらそれほど面白いとは思えなかった。
[DVD(吹替)] 3点(2012-05-09 23:13:03)
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