1. モンスターズ・ユニバーシティ
《ネタバレ》 正直な所、モンスターズインクは子供向けで、子供の頃に観てたら楽しかっただろうな程度の作品と思っていたので、 油断していたせいかめちゃめちゃ良かったですね。 これだ!という名シーンや名台詞こそないものの、ストーリー全体の作り方が素晴らしい。 王道と言ってしまえばそれまでですが、王道創って見せて観る側を納得させることが、どれだけ難しいことか。 モンスターズインクを観た子供たちが大きくなってこれを観て完結するというのが、狙いだとしたら、本当に凄い作品だ。 [地上波(吹替)] 9点(2016-05-01 08:18:13) |
2. モテキ
《ネタバレ》 この映画、「世界の中心で愛を叫ぶ」よりも世界の中心で愛を叫んでいたな。 恋ってさ、自分の関係ない所に在ると馬鹿馬鹿しくて何やってんだかって感じなんだけど、いざ自分がしてしまうと、なぜあんなに自分でいられなくなるのか。 そういう自分が嫌で、たいして好きでもない女とヤッテしまうなんて、とても弱くてどうしようもない屑野郎でもっと自分が嫌いになる。 なんだか他人事に思えない映画だ。一つだけ違うのは俺にはモテキが来てないってことだけ。 森山未来は、マイケル・ジャクソン好きを公言しているだけに体のキレ良かったですね。 本物のパフュームと踊っても違和感なかった。染まりすぎてて逆に笑えた。 良いと思うよ。恋を描いた映画なんだから。暴走してナンボでしょうが。 不治の病とか、昔の恋人が忘れられないだとか、そんな話が観たいですか? そんな話ど~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~でもいいわ! [地上波(邦画)] 8点(2014-02-03 00:10:18)(笑:1票) (良:1票) |
3. もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
《ネタバレ》 青春モノには弱いはずなのですが、あまりの中身の無さにちょっと唖然とした。 ドラッカーのマネジメントを読んで、甲子園を目指す。 コンセプトは、いいんだけど、それで導き出した作戦が「ノーボール、ノーバント」て。 昨今の少年野球でも通用しませんぜ。 だったらドラッカーのマネジメントを読むよりラストイニングを読んだ方が甲子園へ行けます。 [地上波(邦画)] 3点(2012-08-25 21:20:25) |
4. モンスター(2003)
《ネタバレ》 これはなかなかの作品でした。 たまたま「スィートノベンバー」を最近観ていたので、 シャーリーズ・セロンの女優魂というか鬼気迫る熱演も、通常より倍に感じてしまったのもあるせいか。 クリスティーナ・リッチの役どころのレズビアンのキャラクター性も、 非常に「うざったい」出来上がりになっていますが、 観客にそう思わせた時点で脚本と女優の勝利なのです。 [地上波(吹替)] 7点(2011-07-15 22:21:44) |
5. 模倣犯
まず被害者側から話が始まり、途中で加害者側から最初から事件を見直していく手法は、個人的には有りです。テンポが悪くても、レビューの酷評ぶりほど、ひどいもんではないなぁ、なんて思ってたらCG爆死シーンが来て思わず「うわぁ」って口から出てしまいました。 あれは、-10点分のインパクトというか、これまで丁寧?チックに作ってきたすべてをぶち壊すほどの衝撃がありましたね。一体、何が撮りたかったのでしょう? コメディ映画、いやバラエティ番組ですらあんなひどいCGはご披露しないでしょう。 ラストの子供は、誰からも愛情を与えられなかったピースが、せめて山崎努氏演じる戦争ジジイなら愛情を持って自分の子供を育ててくれると、託すというメッセージなんでしょうけど、説明も伏線もないので、たぶん100人見たら100人が???でしょうね。 DVDで44の謎というキャプチャーを観てギリギリ受け取れるというか。 っていうか、この44の謎の文章の書き方も、~~だろうか?とか、~~なんだろうか?とか全部疑問系で終わっててイラッと来た。こういう補足がないと観る側が受け止めきれない作品で、これ付けたんなら疑問形でいちいち説明すんなよ、と思った。 [DVD(邦画)] 3点(2009-07-23 22:18:47) |
6. モンスターズ・インク
《ネタバレ》 まぁ、いろいろと「それはないわ」と思うところもありますが、 子供向けですからね。そういった部分を無視して評価すれば8点以上は付けられます。 子供を恐れる文化を持つモンスターがいつのまにか感情移入してるところもディズニーっぽいし。 サリーがシュミレーションロボを脅かす所をブーが見てしまい脅えてしまう流れはせつなかったけど、あんまりその部分には触れずにクライマックスへ流れ込んだのは、進行上仕方ないにしろなんか違和感があった。考えさせられるシーンだっただけに、もっと良くなる可能性を残したまま消化しきれなかったな、というか。 クライマックスまで来るとあとはご都合主義で、大オチもこれでもかとうくらいのご都合主義のハッピーエンド。 でも子供に見せる映画なんだから細かい所は、どうでも良い。 全体を見れば面白かった。それでいいじゃないか。 あと付け加えるならマイクの爆笑・田中さんの吹き替えは声優顔負けの上手さなので吹き替え推奨です。 [DVD(吹替)] 8点(2009-05-26 08:55:55)(良:1票) |
7. もののけ姫
おとぎチックな部分もあるかな?ファンタジーには違いないけど。 感情移入もしづらい話で、油断してると話に置いてかれる。 過大評価というよりは過剰評価な作品。 メッセージ性を重点に置いてるワリに、どうなんでしょう? 見方がまだ足らないのかもしれないけど、もっとメッセージ性もあって楽しめるアニメ作品はたくさんある。 [ビデオ(邦画)] 5点(2009-05-08 08:54:28) |
8. 無問題2
《ネタバレ》 冒頭から安いパロディ、安いギャグシーンが満載で、これは久々に酷い映画に出くわしたと思ったが、 ヒロインの酒井若菜が拉致されて、挫折しユンピョウにカンフーを習いだすあたりから、古き良き香港ムービーの持ち味が出てきて盛り返した。 軌道に乗ってからも安いパロディやギャグシーンは所々出てきてて邪魔だったけど。 最後のシーンのキャンディ・ローの表情はとても素晴らしく引き込まれてしまった。 全体的な感想とすれば良い部分もあったけどマイナス面をフォローしきれてなかったな。 あと前作とはノリも関係性もなく続編としては成立してない。 別タイトルの映画にしてプロモーションしてくれた方がシックリくる。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-08 08:44:27) |
9. 無問題(モウマンタイ)
《ネタバレ》 予想してたよりずっと良かった。 もっと無駄にアクションシーンがあって中身よりも派手さを見ろ! という感じの映画のイメージがあったので、 ストーリーがちゃんとあったのは良かったです。 通訳を介して会話するアイデアも悪くなかったし、 日本語を教えるシーンも微笑ましくて良かったですね。 中国人のヒロインが捜していた彼氏が登場してから急激にB級香港ムービー的展開へ流れていってしまったのが惜しい。 あと岡村くんは意外と芝居ではセリフが聞き取り辛く全編字幕が欲しかったです。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-07 09:56:26) |