1. ヤギと男と男と壁と
これ、なんといったら良いのかが、非常に微妙な気がします。ほぼ実話だというのだけど、やっぱり観ている側はギャグに見えたり、不思議な感じがすると思うんだよね。演出の感じが非常にモンティ・パイソンに良く似た、イギリスのコメディ映画のテイストを含んでいるから、余計にそう思うのだろうけど、全く実話らしくないというのが率直な所でしょう。出ている役者もかなり豪華なのが驚きですね。特にジョージ・クルーニーとジェフ・ブリッジスの演技の軽妙さとか、ちゃんと見せている所も好感です。 [映画館(字幕)] 7点(2010-09-17 15:17:35) |
2. 山猫は眠らない3 決別の照準
《ネタバレ》 うーん、悪くはないけど、完全に狙撃兵ものからサスペンスアクションものになってるね。トム・べレンジャーの演技がいいだけに他が浮きまくってる。それと必要以上にハイテク装備がタコなのもどうかと思う。その分、トムが生きてくるわけだったのだろうけど、結果はそうでもなかったし。ラストのオチは一体なんだったんだろうね。NVAの大トンネルってのは物凄く有名だけど、あんな縦に深い穴なんて聞いたこと無い、どこかの洞窟かとも思ったけど、無理がありすぎる。導入から完全に伏線が読めてしまっただけに、あたしとしては捻って欲しかったですな。しかし、7.62mmで手の甲打ったら、あんなもんじゃ済まないと思うのだが。 [DVD(字幕)] 5点(2006-02-18 22:13:56) |
3. 野性の証明
原作の小説のイメージがどうしても強すぎて、あたしは違和感が隠せませんでした。ただ、今になってみるとあのシナリオじゃないとみんな引くかもしれないと考えるとあれはあれで良かったのかな、なんて思います。高倉健と言う役者はやっぱり存在感がでかいですなぁ。 6点(2002-07-06 14:47:36) |
4. 野球狂の詩
原作読んでる人にはわかると思うのですが、やっぱりこれって人情物なんだよね作りが。そういう点で実は非常に映画にしやすいというのがあって、これはまさにその代表格とでも言いましょうか・・・この当時、「こち亀」、「ドカベン」、「サーキットの狼」、「ドーベルマン刑事」、「ルパン三世」他たくさんの漫画が映画化されましたが、これと「ドカベン」が一番原作の感じに似ていたなぁという気がします。それはやはりシナリオに起こす時の起こし易さなのかもしれないですね。 6点(2002-07-06 14:41:52) |
5. 山猫は眠らない
狙撃技術とか凝ってて面白いんだけど、いくら中南米が初めてだって特殊部隊の狙撃兵が自分好みの迷彩服着ようとしたり、簡単な任務だと鵜呑みにして現地視察無しで作戦参加したり、階級が低いからといって現地経験者の助言を聞かないのは駄目でしょ。設定に無理がありますよ。その点では海兵隊のベテラン狙撃兵役のトム・ベレンジャーは本当に寡黙な狙撃兵を演じているけど、もう一人が台無しにしてるよなぁ。演出としてフィールドスコープの視点やスナイプスコープの視点を使ったのは良かったけど、発射された弾丸の描写等はあまり表現的に合っていないと思います。 6点(2002-05-21 15:18:38) |
6. ヤマトよ永遠に
あたしは劇場版のヤマトってわけがわからず、無理がありすぎる設定とかで楽しめなかった一人なんだけど、ホントにわかんないや。本来は太平洋戦争で沈んだ「大和」って戦艦を平和の祈りを込めて原作者は漫画で復活させた筈なんだけど、この映画のシリーズはとにかく無情の世界にヤマトが置かれるでしょ。ホント楽しめなかった。 5点(2001-12-01 15:47:49) |