2. 約三十の嘘
《ネタバレ》 うーん、面白かったのになぁ。 パーツの一つ一つを切り取っても、とても面白くなりそうな導入で、 これからどんなシナリオのカラクリが待っているんだろうとワクワクして観られたのに、終わってみれば大したカラクリもないシナリオでした。 映画としてみても、もともとが戯曲なので、地味な画が続き、役者のやりとりがメインとなるのですが、役者勢を芸達者なメンツを揃えすぎたせいか、 この尻すぼみなシナリオを際立たせてしまっていてマイナスに動いてしまった気がする。 騙し騙されの話を期待してた人はガックリな作品。 少しくらいLOVEでもなきゃ映画なんて観てられないっていう、実は乙女向きな作品なのかもしれない。 [地上波(邦画)] 4点(2012-04-19 23:29:38) |