1. ユージュアル・サスペクツ
初めて観た時のラストの衝撃は評判どおりで満足感が高かった。最近、再度今作を観たが、さすがに初見時のようなスリリングは無かったけど、オチを知っているからこそケビン・スペイシーの曲者ぶりが際立つ部分があり、2度目ならではの面白さがあった。デルトロの細さも際立つ。 8点(2003-10-22 22:48:43) |
2. 誘拐(1997)
全体的にテレビ的な映像はマイナス点であるが、ストーリーは実に秀逸なサスペンスであった。渡哲也の大げさなくらい男臭い演技はキャラクターにマッチしていて良い。衝撃的かつ感動的なラストのくだりは、思わず涙が溢れた。芸術性には乏しいが、エンターテイメント性には優れた映画に仕上がっている。 [映画館(邦画)] 8点(2003-10-22 15:51:08) |
3. Uターン
人生と運命に対してひたすらにアウトローな男を演じるショーン・ペンが格好良い。群像劇とも言えそうなほどに脇を固める個性的なキャスト陣の共演も興味深い。暗転と好転の連続を描いたストーリーは面白いのだけれど、個人的にはラストの顛末に後味の悪さを感じた。 6点(2003-11-26 00:04:08) |
4. ユメノ銀河
他の石井作品とは違い、淡々と不思議な世界観が見事だった。モノクロの映像美も素晴らしく雰囲気の良さが際立つだけに、ストーリーにもうひとつ盛り上がりがなかったことが残念だ。しかし、印象に深く残る映画であることは間違いない。 [ビデオ(邦画)] 6点(2003-11-25 17:52:02) |
5. 夢(1990)
非常に美しく独創的な映像美には引き込まれることは間違いないが、映画全体としてはやや間延びする感があった。オムニバス仕立てなので一つ一つのエピソードは非常に興味深いストーリーとなっている。 6点(2003-11-12 12:19:52) |
6. ユニバーサル・ソルジャー
ローランド・エメリッヒ監督独特の大作におけるB級テイストが、ヴァン・ダム主演映画にありがちな一辺倒さを薄れさせ面白みを増していると思う。敵役にドルフ・ラングレンを配したのも良かった。 6点(2003-09-29 12:02:23) |
7. 夢の旅路
個人的に無類のロードムービー好きなので、ビデオのパッケージから醸し出される雰囲気に促されて観たのだけれど、ほとんど支離滅裂な破綻的な展開にマイってしまった。主演ティム・ロスというところも期待を助長しただけに、あまりのぐだぐださに落胆した。 1点(2004-01-17 05:43:10) |