3. 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981)
《ネタバレ》 これを観て、映画のタイトルがわからなかったので調べてみました。 JMケインの原作小説の文庫本のあとがきによると 「アメリカでは郵便配達はいつも玄関のベルを二度鳴らすしきたりに なっている。つまり来客ではないという便法である。それに郵便配達は 長年の知識でどこの何番地の誰が住んでいるかをちゃんと知っているから、 居留守を使うわけにはいかない。二度目のベルは決定的な報を意味する。 それと同じようにこの小説では事件が必ず二度起こる。パパキダス殺しは 二度目で成功する。法廷の争いも二度ある。自動車事故も二度、フランクも 一度去ってまた帰る。そしていつも二度目の事件が決定打となるのである。」 これを見て、なるほどと思った。 [DVD(字幕)] 5点(2008-03-30 23:37:14)(良:1票) |