2. 指輪をはめたい
《ネタバレ》 原作未読。「けがで記憶喪失になった男は婚約指輪を持っていた。しかし男は三人の女性と同時に交際中だった。果たして記憶を失う前の自分は、誰に指輪を渡そうとしていたのか?」という設定を聞くだけで面白そうな映画だな、と思って見に行ったのですが、ちょっと期待はずれでした。主人公があまり魅力的な男でないこともあって(山田さん、失礼!)、何でモテてたのかも首をかしげざるを得ないのと、オチに救いがないことが…。若干くどい演出も目立ち(ギャグ・繰り返しシーンなど)、映像的にも今ひとつ。ただストーリー自体はそんなに悪くないとは思うので、映画館ではなくレンタルで借りる分にはそこそこ楽しめるかもしれません。小西・真木・池脇という美女3人もさることながら、二階堂ふみという少女の存在感はなかなかでした(この映画の本篇上映前に流れていた「ヒミズ」(来年公開予定)の予告で初めてこの女優を知りました)。 [映画館(邦画)] 5点(2011-12-07 01:22:58) |