2. ユージュアル・サスペクツ
poiさんがご指摘の通り、この映画はある反則を犯している。ヒッチコックが『舞台恐怖症』の中で用いて後悔した嘘つきフラッシュ・バック(正式な名称ではないんだろうが…)である。そして、この映画はこの嘘つきフラッシュ・バックを主軸にストーリーが展開されているのだ。サスペンスとしてはいかんとも認めがたい手法である…が、この映画が嫌いかといわれればそうではない。むしろすごく楽しめた。だって、私は『舞台恐怖症』も好きなのだから…。 7点(2002-01-24 09:47:56) |