1. 妖星ゴラス
《ネタバレ》 凄過ぎます! “ジェット噴射で地球の軌道を外して、彗星をよける”って発想の時点であっぱれです。勿論、SFXは幼稚ですが、これが子供の頃に夢中になった作品なんだと思うと感慨深いです。円谷作品らしく、南極に怪獣を登場させるところは凄い。しかしどう見ても首が上向いて折れてる気が・・・・・?「くびが!くびがちゃんと頭まで入ってへんでぇ!」でも凄いです。あとびっくりしたのは、無重力の中で急ぎ足で歩く宇宙服の乗組員たち。当時としては、無重力を表現するのに苦労したんでしょう。そのぎこちなさに感動。でも最後はあっさりよけて博士の一言。「元の軌道上に戻さなくちゃ大変なことになる。ははは!」だって。何でも北極に同じジェット噴射を付けてまたやるんだとか。凄過ぎ! 8点(2003-08-11 12:11:24) |
2. 吉原炎上
濡れ場のシーンが随所に出て来て喜ばしい限りですが、名取裕子も老けましたね。この年齢の人が田舎から出て来ました。宜しく、って言われてもなあ。村の貧しく若い素朴な女性が遊郭で働くことになったって言う設定にはねえ。あまりに“大女優”的キャスティングにめまいがしましたが。「ほほっぅ~、村で良い男が居たんだね」って言う台詞以前の気がしましたが如何でしょうか?まあ身体全体に白塗りではその年齢もあまり気にならないと言うことで。ただ個人的には、この作品辺りから五社監督作品について行けませんでした。そう言えば最近、ボクの友達に“吉原”ってのがいて・・・・・ん?もう分かりましたか?やっぱ新年早々なんでやめときます・・・ 7点(2002-01-08 12:26:18) |
3. 欲望の翼
「この部屋、ジメジメしてない?」劇中での台詞。やけにこの映画を象徴しているようで面白い。この映画、全編ホント、ウンザリするほど暗いし、ジメジメしている。個人的には周りが言うようなレスリー・チャンに男の色気?ってものを感じなかったし、全体的に今一つかな。“1分間を愛す”って冒頭と、マギー・チャンの役どころが良かったです。 5点(2001-08-16 12:08:55) |
4. 世にも不思議なアメージング・ストーリー
スピルバーグにロバート・ゼメキスがTV版オムニバスを作ったって言うんで、わざわざ映画館まで足を運んだのを覚えています。1話目「最後のミッション」から最高で、ケビン・コスナーなんかも登場するオールキャストで、あの「メンフィス・ベル」を彷彿とさせると言うか、途中まではなかなかのお勧めです。途中まで・・・?そう、だってオチはお笑いでしたから・・・その後はまさに遊び感覚の独壇場。個人的にはなかなか楽しめました。これをTVで観れるアメリカの子供たちは幸せです。でも映画館で観るほどでは・・・ 6点(2001-04-30 15:52:53) |
5. 48時間PART2/帰って来たふたり
希望をもって終った前作のラストの展開を裏切り、またしても刑務所からスタートしたエディ。今回はブレイクした後と言うこともあってノリノリで幕が上がった・・・が、そこは所詮、2匹目のドジョウに過ぎなかったよう。ラストも今回は“当り”で終るが、宣伝の段階でバレバレで、別に見新しさは感じず物足りなさを残した。 6点(2001-04-20 12:11:00) |
6. 48時間
後に続編が作られるほどの充実した作品ではあるが、そこはウォルター・ヒルの作品。B級色の色合いは否めない。しかしこれがデビュー作と言うことからか、程々のハチャメチャで抑えられているエディの演技には好感を持った? 7点(2001-04-20 12:09:59) |
7. 夜の大捜査線
この作品を観たのは2回目で、1回目は子供の頃だったんで、とにかく退屈な刑事ものって言う印象しか残っていなかったんですが、改めて観てそれが大変な間違いだと分かりました。ストーリーの主体になっている事件はそれほどでもないのですが、時代背景とこれを製作した当時を考えると、こう言った作品を手掛けること自体が問題だったのでしょう。個人的には、貫禄あるシドニー・ポワチエの演技が印象に残りました。オスカーも納得です。「白人と黒人では刑期が違うんだ」って台詞がこの映画を象徴しています。 8点(2001-04-03 12:20:48) |
8. 欲望(1993)
デブラ・ウインガーもこんな役をやるようになったか・・・と言う感慨が湧いた。作品としては“☆”さんに同感で、確かに社会的地位の低い女性の福祉がどうのこうの、って話ではなかったような。でもそれなりにこう言った立場の女性が、子供を産んで自由に生きて行く糧を見つける上で、意味のある作品だったように思う。☆それにしても一番可愛そうなのはガブリエル・バーンのような気がしないでは。その辺はお互い男の立場として・・・ 7点(2001-02-24 17:50:11) |
9. 用心棒
(↓)確かにチャンバラシーンってあっと言う間でしたね。またそこが良いと思うんだけど・・・。それと「荒野の用心棒」ってリメイクじゃなくってこの作品の盗作って話が・・・ 9点(2001-02-15 12:07:01) |
10. 夜霧のマンハッタン
余りにありきたりな推理・法廷劇。大した作品だとは思わなかった。「愛と青春の旅立ち」の頃のデブラ・ウィンガーってもう一つパッとしなかったが、う~ん、なかなか可愛いじゃないか。この人、痩せてる頃もあったんだね? 6点(2001-02-03 12:44:42) |