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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3881
性別 男性
年齢 53歳

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1.  夜の訪問者
チャールズ・ブロンソンの役どころは、妻と娘との3人で仲睦まじく暮らす平凡なバカボンパパ。じゃなかった、平凡なパパ(似てるもんでつい・・・)。なのだ。 と思いきや、彼には隠された過去があって、不審な電話により、それが明らかになる。ってか、身に覚えがないような事をいいながら、実際には思いっきり身に覚えがあるであろうその電話の内容を、正直にそのまんま妻に伝える、ってどういうことよ? ホントに過去を隠す気があるのか? でもこうやってムダに正直なお陰で、テンポよくオハナシが進んでいきます。 ただ、テンポがいいのはいいけれど、エピソード同士がマトモにつながっていないというか何というか、展開がメチャクチャ。さっきのエピソードがまるで無かったかのように次のエピソードが始まり、敵の一味がブロンソンに何でこんなことをさせるのか(させたいのか)もよくわからないし、妻と娘を人質にとられたブロンソンもまた、トチ狂ったとした思えない行動に走るし、ふと気づいたら敵の一味の人間関係も妙なコトになっちゃってるし。 どうして一本の映画の中で物語がこうもあっちゃこっちゃ行ってしまうのか、ワケがわからないんですけれども、本作の素晴らしさは、そのバラバラのエピソードひとつひとつを、やたら一生懸命に描いていることで。アクション、サスペンス、すべてに全力投球(ただし暴投あり)。例えば、なんでこんなカーチェイスやってるんだか、これもワケわからんのですが(ストーリー上は、無くても一向にかまわない気がするのですが)、しかしそのカーチェイスが、やたら気合が入っててやたらとしつこくって。 ツジツマ合ってるけど面白くないよりは、面白くするためにデタラメやった方が、そりゃ当然、面白い訳です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-16 15:51:56)(笑:1票)
2.  横浜暗黒街 マシンガンの竜
「マシンガンを振り回すギャング」なんて、映画の中ではよく見かける気がするけれど、いざ現実世界では誰もみたことがない、誰もその実在を確認していない、一種のUMAみたいなもんですね。 その未確認生物を演じているのが菅原文太で、何だか知らんけど岩城滉一その他、街のアヤシイ連中からはアニキとして一目置かれ、慕われている。しかしその母親(・・・三益愛子さんです)がその上を行く大ボスだったりして。ギャングの母子同士、仲睦まじく一緒に入浴したりしてるのが、倒錯的なのやら、健全な親子関係なのやら、何だかサッパリわからんのです。 で、敵の組織との抗争があったり、小池朝雄刑事に母親をつるし上げられたり(もちろんコロンボの声で)、ひととおり揉め事には事欠かないのですが、どうも物語が全体的に、締まりません。どこにももうひとつ思い入れを感じさせるシーンがなく、求心力が無いまま、何となくショボショボとお話が続いていっちゃう。 そんな中で、中島ゆたかさん、素敵ですね~いいですね~、このちょっと冷たい感じ。いいんですけどね。ですけど。クライマックスで、ここに書いちゃうのはもったいないような、実にトンデモな迷シーンを、炸裂させてくれちゃうのです。観ている誰しもが、「わはは、なんじゃこれギャグなのか」「うへー気持ちわりぃなあ、もう」「おお、これぞ純愛!」というまったく相容れない3つの感慨に、同時に襲われることでありましょう。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-10-14 14:53:16)
3.  夜の診察室
そういえば、最近チマタで話題の(?)この映画が、正月に深夜放送でやっておりました。視聴率高かったかなあ。どうかなあ。どうなんだろう(笑)。内容的には、三島由紀夫の『音楽』とケーシー高峰の漫談を足して2で割ったような感じですが(割り切れるのか?)。アホ臭いようでいて、何だかちょっとアートしていて、やっぱりアホ臭いのが大変よろしい。こういうテーマには、こういうアプローチしか、ありえません! 松坂慶子にハイヒールで踏まれたり鞭打たれてみたいヒトには是非お勧め。彼女曰く「こんなにタマってしまいました」。←診察の録画テープが、ですけど。
[地上波(邦画)] 7点(2009-01-25 16:31:59)
4.  歓びの毒牙
連続殺人事件の犯人に間違われたアメリカ人サム・ダルマス(←アメリカ人とは言ってもどう見てもイタリア人、周囲に同化しちゃってマス。さすがにここはアングロサクソン系の役者にやってもらいたかった)。事件に関心を持ち、独自の調査を開始するのだが・・・。謎の殺し屋! 謎の画家! 謎の肉料理!(←とりあえず「謎の」を付けてみた)、というわけで謎のような物語はますます混迷の度を深め、観ている方としても、フフフ、これではきっと収拾つくまい、でもまあガンバった方だよ、と早くも冷ややかにレビュー内容を考え始める。で、案の定、かなりしょーもない手掛かりから、犯人の居場所が判明するのだが・・・・・・いやいやいや。こりゃまいった、これは極上のミステリですよ。特にクライマックスでサムが「思い出したぞ!」と叫ぶシーン。そんな細かいこと思い出せるわけないでしょうが(笑)。これぞミステリの醍醐味ですね。また本作、演出もなかなかスタイリッシュにキメてくれておりまして、恋人が襲われるシーンなど、刃のキラメキが恐怖をあおり、焦燥感に満ちた出色のシーンではないでしょうか。
[地上波(字幕)] 7点(2005-09-24 11:16:28)
5.  蘇える金狼(1979)
学生時代に友人宅に集まってビデオで鑑賞、優作サンのハッタリ臭い台詞とハッタリ臭い立ち居振舞いに、いちいち大盛り上がり。「どうしてこの図体でこんなに速く動けるんだ~」などと感心しきり。あるいはカッチョいい台詞を真似して口にしてみたり。果てはラストシーンが実にすばらしいと絶賛の嵐。いや~若かったです。よい時代でした。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-18 23:46:14)
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