1. 陽気なギャングが地球を回す
《ネタバレ》 この主要キャストなら安心だろうと若干の期待を寄せての鑑賞です。 オープニングとともにスタイリッシュな流れでなかなかの滑り出し・・・しかし残念ながらここがピークの出落ち状態でした。 テレビの戦隊モノにも劣るような映像の陳腐さ加減に嫌な予感がしたのですが、悪い方向で的中。 せっかくのキャラクターはほとんど生かされず、中途半端に真面目なストーリーや恋愛ドラマを組み込むことでテンポが悪すぎたように思います。 どんでん返し的な要素も実にしょぼい。アイツが黒幕・・・「だから?」といった感じです。 疲れたときに気楽に見るにはいいかもしれません。爽快にはならないと思いますが。 [DVD(邦画)] 4点(2015-04-30 22:08:50)(良:1票) |
2. 黄泉がえり
《ネタバレ》 全編通して気になったのは草彅君のミスマッチさ加減。もっと生真面目な性格ならまだしも、ちょっとキザで砕けた感じが完全に似合いません。 そのほか随所にジモンな…いや、疑問なキャスティングはあったものの、こういうミステリー系のファンタジーは興味があるため結構入り込めました。 ただし、よみがえりを軽いノリで乱発しすぎて、内容が薄くなってしまったように思います。 「実は…だった」という最大の見せ場となるはずであろうシーンをさらりと流して、RUIのプロモーションを優先に仕上げた構成は酷いですが、その歌に乗せられて感動したのも事実なので良しとしましょう。 問題はその雰囲気を生かせなかったラストではないでしょうか。 なぜ互いに走って終わらないのか? 肝心であるクライマックスの緊張感のなさ、スピード感のなさ、雰囲気づくりの下手さ加減は最悪で、本当に残念でなりません。 [DVD(邦画)] 4点(2014-07-21 23:43:00) |
3. 夜明けの街で
《ネタバレ》 原作未読なのにつまらなかったのか、原作未読だからつまらなかったのかはわからないのですが、期待はずれでした。 「東野圭吾=驚きのラスト」を意識しすぎて鑑賞した私が悪いと思うのですが、ミステリーとしてはいまいちで不倫オンリーといった印象です。 2時間見て、結局「女は強くて怖い。男はバカだ。」の再確認をしただけです(T T) また、こういう方向の意見はあまり書きたくないのですが、不倫を前面に出している割に、深田恭子の不自然なまでの露出のなさには違和感がありました。 この見所のなさで2時間超は、ちょっときつかったです。 [DVD(字幕)] 3点(2012-12-01 19:55:11) |
4. 洋菓子店コアンドル
《ネタバレ》 理由あって菓子作りを辞めた伝説のパティシエ・・・そのパティシエがあるキッカケで復活しピンチの洋菓子店を救う・・・その天才パティシエ役に江口洋介・・・ ・・・何というベタドラマな設定!(^^; でも個人的にはこういうの大好きです。 こういうストーリーは油断するとTVドラマと同じになってしまい勝ちですが、ケーキのビジュアルや音楽が綺麗で映画的な雰囲気があってよかったと思いました。 内容についてはちょっと詰め込みすぎた感があります。 1クールのドラマを無理やり短縮した感じで、後半になればなるほどバタバタ。 特に最後は、「えっ、これで終わり?」といった呆気なさでした。 正直、伝説のパティシエ十村の見せ場もいま一つ。 十村の復活はこの作品の肝だと思いますが、そのキッカケもイマイチ弱い。 このようなストーリーは個人的に好きなだけに採点は甘くしてますが、もう少し感動や盛り上がりが欲しかった・・・う~ん、残念!。 [DVD(邦画)] 6点(2012-05-12 23:09:14)(良:1票) |
5. 妖星ゴラス
《ネタバレ》 例え下手ですが、「吉野家」で牛丼を食べていたら、ご飯の中から「かつや」のトンカツと「てんや」のかき揚げが出てきたような感覚。 クオリティはそれなりきで、本筋とやや脱線したことが起こりますが、ワクワク感がありました。 それで旨かったのか、不味かったのかは、正直何とも言えませんが、クレームをつける気は起こらず、むしろ楽しめました。 衝突が迫ったところで記憶喪失の金井さんの顔がアップになったときは、突然変身アイテムでも取り出すんじゃないかと思ってハラハラしました・・・光の国とやらから助っ人が来るんじゃないかと←記憶喪失がその伏線で(^^; それはさて置き、同じテーマ?の映画「アルマゲ丼」には発想とサプライズで十分勝てる!(のか?) [DVD(字幕)] 6点(2011-01-16 16:54:09)(良:2票) |