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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2517
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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1.  ラーヤと龍の王国 《ネタバレ》 
 物語とか設定とか、古典的。伝説の龍と5つに割れた石を集め世界を救う物語。最近のディズニー作品だけでも『モアナと伝説の海』に似ていて『アナと雪の女王2』的でもあるわ。他社モノでは『トロールズ ミュージック★パワー』にも似てるわね。  その上、探し求めていてワリと早々に見つかる龍、コレが「あんた喋るのね」と思ったそばからウザいくらいにメチャクチャ喋りまくって「あー、毎度のディズニーの、『アラジン』のジーニーとか『ムーラン』のムーシューとか『ファインディング~』のドリーとか『アナ雪』のオラフとかの系譜」みたいな。  だから一見すると何か新しいコトをしているようには感じられないのね。   でも、それを見せる力が凄いワケ。東南アジアをモチーフにした作品世界には魅了されるし、ディズニーにしてはかなりアクの強いキャラ達もみんな揃って魅力的。ウザいと思った龍もどんどんと愛着が湧いてゆくし。剣術、武術をガシガシと見せるアクションにも気合入ってる。最初から最後まで退屈なんて一切しない、娯楽映画として一分の隙もないわ。  そして何よりテーマにかなり踏み込んでるのね。他者を信じ相互に理解し協力しましょう、というシンプルな命題に対して、だけど映画はかなり厳しいの。裏切りや憎悪をこれでもかと見せつけて、人を信じる事など到底できないヒロインにどんどん説得力を与えて、でもそんな困難な状況から連帯や和解に至る流れを描いてゆくのね。ディズニー作品の中でもかなり大人な感じの、ちょっと苦味のある作品ね。   トランプ政権にもし功績があったとしたら、それはこの作品や『トロールズ ミュージック★パワー』や『アダムスファミリー』といったアニメーションの名作を生み出した事ね。政権下での差別的、閉鎖的思想に対する危機感が作品に反映されたわけで。   ちなみに作品の情報を全く摂り入れないままに吹替版を見たのだけれど、龍のキャラは人間の姿になった途端に「あ、コレ、オリジナル版ではオークワフィナが声やってるよね? どう見てもオークワフィナ以外に考えられないわよね?」って。エンディングの最後にしっかと確認できたわ。だってもうキャラクターデザインそのものがオークワフィナそのものだもの。   シリアス度高いけれど笑って泣けてアタマから終わりまでしっかと楽しめる、上質のディズニーアニメーションね。ディズニーとシネコンがモメたので見られるハコが少ないのが難点だけど。配信で見たんじゃ勿体ないわ。
[映画館(吹替)] 9点(2021-03-08 21:23:07)(良:1票)
2.  ラストレター(2020) 《ネタバレ》 
 福山雅治がトヨエツに語りかける疑問「あんたは一体何者なんだ?」。  アタシ、トヨエツは「時の悪魔」みたいな存在だと思ったのね。   「この瞬間が永遠に続けばいい」って想い、それを容赦なく奪い、破壊する時の流れ、その残酷さ。トヨエツは変化をもたらすこと=時間を動かすことで総てを変えてしまって。  それに抗えるのは書くこと。時の流れは止められなくても、この世界に記憶を残し、心を残すことで、その瞬間を留めることはできて。  写真も同じ。そして映画も同じ。   映画に永遠の一瞬を刻む岩井俊二ならでは、なのだと思うわ。ビニール傘を差して立つ二人の夏の少女の写真、あそこに岩井俊二という作家と、広瀬すずと森七菜という女優と、この映画の描くテーマと、この映画の在り様そのものと、そして過去と現在と未来を結ぶ「永遠の一瞬」が収まっているのね。
[映画館(邦画)] 9点(2020-01-20 21:34:03)(良:1票)
3.  ラストナイト・イン・ソーホー 《ネタバレ》 
 部屋を照らすネオンサインの青と赤がエロイーズとサンディそれぞれのイメージを示すように、リアルと夢、現在と過去、光と闇、鏡の外と中、反する2つの要素が散りばめられて、でもそれぞれが対立して存在するのではなくて混ざり合って混沌としてゆく映画ね。   見ていて「エロイーズ、過去のサンディを助けて!」って思ったけどそれじゃSF映画だわ。オシャレでスタイリッシュな映画っぽいけれどワリとマトモにホラー。  ちょっと映画そのものはアンバランスな、イビツな気もしたの。キャラはわりと単純な造形って思ったし(思考や行動が定石を踏んでゆくカンジね)、60年代ロンドン(アレから見て65年かしらね)はこれ見よがし感が。テーマ的にはフェミニズムに寄りつつ映像はセクシャルに、そして女性に対して加虐的に描かれていたり。  でもクライマックスからラストにかけて、性的欲求に支配された世界の男達をきっちり否定してみせる描写に溜飲を下げたわ。真相を描くシーンはミサンドリー大爆発!みたいな感もあったけれど、アタシ自身そういう意識に支配されてきた人生だったから、やれー!いけー!って感じだったわよ。ラストカットも納得ね。   とにかく2人の主役が総て。美しく儚げなトーマシン・マッケンジーも良かったけれど、やっぱり売れっ子アニャ・テイラー=ジョイの存在感が大きいわ。彼女の目ぢから(そしてくちびるぢから)ったら。彼女がスクリーンに映ってるだけでバアアアア!って輝いちゃうんだからズルいわよね。   エドガー・ライト監督としては大人しめなカンジもするけど狂騒的でも困っちゃうオハナシだしね。最初に書いた混沌はそのままロンドンという街の姿なのかもしれないわ。あの家はそのままロンドンを象徴しているのかも。
[映画館(字幕)] 7点(2021-12-12 21:16:50)(笑:1票)
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