1. ラスト サムライ
終戦記念日に見ました(記念日って言い方は嫌だ)。今年は終戦から還暦を迎える年ということで、少し歴史にまつわる映画を見ようと思って、ラストサムライを見ました。とにかく言えることは、むなしい。人が殺しあうことは、無為なことだと考えさせられる。僕も含めて、人間は自分の経験でしか本気で考えられない部分があると思う。戦争だってそう。たぶん、心のどこかで自分とは関係のないどこか遠い国のお話、と思っている。でも、そうではない。自分達の先祖が確実に歩んできた道程であり、今日現実にだって起こらないとは言い切れない。この映画を通して、もう一度真剣に人の命ということについて、考えてみたいと思う。そう考えると、本当に今の自分は幸せだ。ちなみに、内容についてはあまり感情移入はできず、いまいちだったかも。何でトムを謙は生かしたのかわからないし(敵を知るため、みたいなことをいっているが、行動を見る限りあまりそうもみえなかったし)、最後まで生き残るのも・・・うーん。戦場のシーンでは、トムや謙のスタントもすごいと思ったが、馬はもっと大変だろうな、と不謹慎ながら思ってしまいました。馬のガンバリに1点プラスして評価。 [DVD(字幕)] 5点(2005-08-16 03:20:56) |
2. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 素敵な映画です。登場人物は確かに多いのですが、覚えるのが面倒とか大変な印象はありませんでした。所々で素敵なシーン・セリフがたくさんありました。一番感動したシーンは、紙芝居のシーン。「TO ME、YOU ARE PERFECT」と自分の気持ちをやっと伝える彼の不器用さにグッときました。一番笑ったシーンは、大統領がナタリーを探している時。子供達に聖歌をおねだりされて、歌いだすと使用人がめっちゃ歌が上手いのに笑っちゃいました。自分という人間は一人しかいないので、その周りの出来事は自分の知る由もありません。しかし、知らない人一人一人にもイロイロなドラマやストーリーがあるということが映画から伝わってきました。コレを見て、某プレイボーイ俳優石田○一がホテルで口説く時に、窓から外を見て「この明かりの一つ一つにも、それぞれの愛のドラマがあるんだよ」と言うのを思い出しましたw。 [DVD(字幕)] 8点(2005-07-29 21:55:57) |
3. ラスベガスをやっつけろ
いやぁ、スゴイスゴイ!!いろんな意味でスゴイ!あれ、言われるまでデップわからないでしょ~!あの、イカレタ手の動きは彼の得意技なんでしょうか、狂った役のときによく見ます。今までの映画人生でも、ここまでイカレテ中身が無くてオチがない映画はなかった気がします!あのセリフはどういう意味なんだろ?とか、このシーンはどこの伏線なんだろ?とか考えてたら時間の無駄です。何も考えずにヘロをしながら見ると楽しいのではw? [DVD(字幕)] 3点(2005-04-30 23:42:08) |
4. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 2回目見ました。とても意義深く中身の濃い内容。その上で、サスペンスとしても素晴らしい仕上がりです。最後、送られてきた『君を自由にする鍵』は見ている私達の心も少しだけ軽くしたと思います。後味は決していい映画ではないが、最後の最後で本人が死を選んだと考えると、まだいくぶんか気持ちが楽になる。そういえば、面会中「愛する人がいなくなった時は、死は恩恵ではないか」と言っている。そう考えると、彼は甘んじて自分の罪を償ったと言えるだろう。しかし、粗探しのようで恐縮だが、いくつか納得できない部分もある。まず、謎解きに至るまで。モーテルで投げ捨ててあったタオルを見て、裏返しの手袋などの謎解きにつなげるのだが、それはさすがに強引ではないかと思ってしまった。ジャーナリスト風情がここまで推理できるであろうか、と。また、弁護士もグルだったようだが、本気でやれば死刑にならないかもしれない裁判を弁護士やカウボーイ、そして本人までがグルになって死刑になるように仕向けたと考えると、それは違うんじゃないかと考えさせられてしまう。そして、冤罪ではなくて、やはり犯人だったんではないかというとこ。コレに関しては難しい問題だとは思うが、裁判ではそういった真実以外の部分で判決が確定し、それは間違っている・問題である、と考えればまぁ納得できるか。イロイロ難癖をつけたが、いい映画であることは間違いない。笑えたのが、殺害現場の管理人のぶーちゃんが、現場検証をする時に服を脱ごうとしたところ。ツッコミが「それは想像力でカバーするから」。うむ、シュールだ。 ちなみに、蛇足だが自分は死刑については、どちらかといえば賛成である。重大な罪を犯したら、それはやはり償われなければならないと思う。ただ、問題はその過程だろうと思う。証拠、証言、動機、状況…その他、全てを加味した上で判決がなされ、死刑を執行しなければならない思う。日本では、逆に被害者感情より加害者の権利を守るところに重点が置かれている気がしてならない。そう考えるとゲイルとは逆の考えなのかもしれないが、アメリカではまた事情が違うのであろう。 [映画館(字幕)] 9点(2004-06-03 04:17:54) |
5. ラブストーリー
《ネタバレ》 (ネタバレ注意)ケイン・コスギ先輩は演劇部なのに、演技ヘタね☆ [DVD(字幕)] 8点(2004-02-19 04:33:07) |
6. ラスト・プレゼント
《ネタバレ》 自分が他の人のためにしたことを、言わないで陰で支えることってなかなかできないんですよね。ましてや、この奥さんは自分の命を削ってまで夫のために尽くしていました。とても素敵な物語です。もう少し素直になればいいのに。。。とは思いましたが。ラストのシーンで、『自分の死は夫が本当の笑いを知るための私からの贈り物なんだよ』という言葉に涙が止まりませんでした。 [DVD(字幕)] 7点(2004-01-24 05:05:09) |
7. ライフ・イズ・ビューティフル
《ネタバレ》 今日改めて見ました(3回目)。本当に何度見ても最高にすばらしい映画です。グイドは自分のことをまったく考えず、妻と子供の幸せだけを願っていました。ジョズエが、もし本当のことを知ってしまっていたら将来にとって悪影響を及ぼしていたのは容易に想像できます。子供の頃の経験というのはとても大事ですから。でも、父親のおかげで楽しいゲームをした!戦車に乗れた!という幸せな経験にすりかわったのです!いずれ大人になって真実を知ることにはなるのでしょうが、父親の愛情がなした奇跡だと思います。印象に残るのは、収容所で妻にスピーカーで『君の夢を見た』というシーン、そして、劇場で見た音楽を流すシーンです。スゴイ泣けました。前半も僕はスッゴイ好きです!あの幸せいっぱいの前半があるからこそ後半もより一層感動するのではないでしょうか!?『マリア~鍵を~』のシーンも笑えました☆あと、蛇足ですがナゾナゾの先生がむかついた!!マジなんだ!?あいつ!?あの状況で、グイドに『助けてくれ』って。。。どういう神経だ!?口達者のグイドでさえ、さすがにこのシーンでは何も言葉がでませんでした。当たり前ですよね。狂ってますね。。。 10点(2004-01-12 00:01:49) |