1. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 序盤から終始引き込まれ,ラストもうまくまとまっていて良かった。死刑制度の反対根拠のひとつに冤罪の場合にもっとも取り返しがつかないこと,というのがあるので,主人公らの行動もむちゃくちゃなものとまではいえないのでは。 余命わずかな彼女の命を最大限生かす行動として,ただ死ぬのを待つよりも,行動を選んだということも,しっかり伏線が効いていて納得できる。ただ,いくらなんでも冤罪で死ぬ必要まではなかったのではないでしょうか。死刑が確定してから,執行までの間に,冤罪であることを明らかにすれば十分だったと思いますが。 キャストにもう少し華があったほうがいい気がするけど,脚本,演出も良く,良作でした。 [DVD(字幕)] 8点(2014-06-10 12:09:56)(良:1票) |