1. ルパン三世(1978)
もう何度か見てますがその世界観は失われないですね。 テレビアニメの1stシリーズに一番近い映画アニメ版というところでしょう。 TV版1stシリーズではその哀愁に満ちた登場人物達の関係性が人間臭いものを感じさせ大人の漫画って感じが当時していました。もちろん子供にはちょっと刺激が強いものでしたが。 それと比べて少しファンタジー入っているのでこれでも甘めになっていると自分は思いますね。 皆さんが書かれているように宮崎版ルパンは別物なのでカリオストロと比較してもね。 本来のルパンは多くを語らないでもぶつかり合って仲間と気持ちで通じ合っているという部分にロマンや夢を自分は感じていたので、この作品にはそういう泥臭さが無い部分がちょっと違和感。しかしその部分はスタイリッシュに軽くなってこれはこれで良いと思います。かっこよさの種類が変わったとつくづく時の流れを感じます。 [地上波(邦画)] 8点(2007-05-07 01:53:43) |