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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2258
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ルイスと未来泥棒 《ネタバレ》 
キャラクター造形はユニークですし、動きにはメリハリがあります。子供向けとは思えないシュールでハイブローなギャグもいい感じ。展開はテンポ良く、あっという間の1時間半でした。エンターテイメント性は抜群です。飽きさせないつくりは素晴らしいです。ただ、忙しない印象もあります。“飽きさせない”ではなく“飽きられることを怖れている”ようにも感じました。もう少し落ち着いてください。静があってこそ動が際立つと思います。もっとも、このスピード感が物語の粗を目立たなくしているのも事実です。タイムパラドックスの処理の仕方や問題解決法は、相当無理矢理でした。疑問を持つ暇を与えずに、ラストまで突っ走るシステム。これはコレで上手いやり方だと思います。メッセージは「前へ進み続けよう」。それはウォルト・ディズニーの言葉でもあります。主人公=ディズニーと見て取れます仕立て。成功者の言葉には説得力があります。でも同時に残酷な響きも含んでいると感じました。ルイスはルームメイトの人生を変えました。野球のエラーを帳消しにしました。結果彼は幸せな人生を歩めたようですし、万々歳です。でも最初の彼の人生はどうなるの?とも思います。人を恨んで堕落した人生。とても上等なものではありません。でもそれを否定したら、「前へ進み続けよう」というメッセージが意味を成さなくなるのでは?前へ進むのは、成功の前提ありきでは無いはずです。間違ったって、失敗したって、何度でもやり直して悔いの少ない人生を送ること。それが過去へ戻れない私たちが出来る最大限の、そして唯一の方法です。自分の人生に対する誠意です。「前へ進み続けよう」とは、そういうことではないかと。ダメダメな人生も否定して欲しくないと思いました。(余談)自身初の3D鑑賞。普段眼鏡を掛けている自分は、3D用メガネを渡されてハッとしました。ヤバイ、眼鏡の上にメガネは掛けられない!ところが全然OK。眼鏡ONメガネで全然イケました。眼鏡を常用している方も3Dを楽しめますのでご心配なく(笑)。
[映画館(吹替)] 7点(2018-06-23 09:28:04)(良:1票)
2.  ルート225 《ネタバレ》 
2人が迷い込んだ『A’』の世界とは何処でしょう。いや、より重要なのは、エリ子は“何者か”ということかもしれない。(以下妄想炸裂の個人的解釈です。未見の方は先入観なく鑑賞することをオススメします。ご注意ください。)本作を読み解く唯一のヒントはタイトルに在ると考えます。『ルート225』。225=15の2乗。言い換えるなら、15歳の少女の事情。本作は少女の身の上に起こった一大事。これが前提。エリ子は母に促され、弟を探すために国道225号線の歩道橋を渡ります。ここから彼女は異世界に。子が頼るべき父と母の居ない世界です。ポイントは、国道が何を意味するか。ルートを記号に直すと“√”。この形、何かに似ていませんか。2つ並べて右に90度回転。うち一つは鏡開きに反転。保健体育の教科書に載っている、女性の体にある2本の道。ズバリ国道225号線は“卵管”と推測します。卵管を通るのは、もちろん卵子。つまりこの物語は“初潮を迎えたエリ子の卵子が卵管を通り子宮に辿り着くまで”を描いたものではないかと。卵子初めての冒険。世界が違って見えて当然です。そう考えても、結構納得できる。エリ子ファーストカットの赤らんだ表情と気だるい雰囲気。突如現れた海は母性の象徴で、にわか雨は経水の暗示。傘はさしずめタンポンか。最初は上手く使えない。赤い花もね、そういう意味。成長した卵胞のうち、排卵される卵子は一つだけ。姉弟が離れ離れになるのも摂理です。そして何より結末が腑に落ちる。もう彼女は子供に戻れないのだから。この前提で物語を検証すると、あらゆるアイテムがメタファーに見えてくる。どのシーンも意味深。例えばバッティングセンター。バットでボールをパカパカ打つ友達と、かすりもしない主人公。ホワイトシチューの味見では顔をしかめて見せる多部ちゃん。無茶苦茶エロくないっすか。ないッスね。戯言妄想、失礼しました。少女の危さと強かさを多部未華子が好演。白木みのる2世、弟くんのキャラも愛おしい。高橋由伸や門@等の小ネタもツボ。笑えて切ない、でも爽やかな少女の成長物語でありました。続編を作るならぜひ男子版を。さぞかしドリーミングなエロパラダイスが展開されることでしょう。
[DVD(邦画)] 8点(2011-02-06 19:35:44)(良:1票)
3.  Loop ループ 《ネタバレ》 
「世にも奇妙な物語」の1篇のような作品。アイデア勝負で1時間20分“持たせた”のは大したものだと思います。アンフェアな印象も無いし、謎解きのヒントも出ている。単純に事象を繰り返すのではなく、バリエーションを付けたのもいい。悪くない出来です。ただイマイチ惹き付けるものがないのも事実。主人公のキャスティングに難ありか。彼女は超絶美少女じゃないと説得力とインパクトに欠けると思います。森三中の黒沢似では…。ちなみに本作の主人公は、スタンド攻撃を受けていると考えると解り易い。スタンド名は“ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム”。となると刑事がジョルノ・ジョバァーナか。…ジョルノ、太ったな。なお、ネタバレしている原題よりも、邦題の方がいいと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2008-09-30 22:24:43)
4.  ルビー&カンタン 《ネタバレ》 
無垢なバカに周りが振り回される設定は、コメディではよく見かけるパターン。そのバカに魅力を感じるかどうかがポイントだと思います。ボサボサの髪につぶらな瞳。「やあ、カンタンだよ」と相手の迷惑も考えずに語りかけるKYぶり。全然相手にされていないのに、話を聞いてくれたのが嬉しくて親友気取り。妙に腕っ節もある。絶対にこんなバカに付きまとわれたら迷惑だと思う。悪意や計算が無い分、扱いにくい。でもね、すごく共感してしまう自分がいる。友達が欲しくて欲しくてたまらない。でも溶け込めない。空気を読み過ぎて雁字搦め。結局いつも一人ぼっち。そんな自身の生き方を顧みると、カンタンのような積極性が羨ましくもある。結果的に友達が出来なくても、最初から作ろうとしないのと、頑張ったけど出来ないのとでは価値が違う。ルビーにはちょっとお気の毒だけど、ステキな親友が出来たカンタンには、おめでとうと言いたい。鬱陶しいのがまた、快感になったりして。少なくとも自分は、カンタンを愛おしいと思いました。残念だったのはラスト。「絶対に人を殺したらダメ」と言い切っていたカンタンが、ルビーを救うためとはいえ、人を撃ってしまったのは悲しい。代わりに撃たれるなんてバカな真似はしなくていいけど、もっと彼らしい遣り方でルビーを救って欲しいと思いました。ただ、病院での一件(危篤患者のベッドに座るエピソード)を見る限り、案外殺していないのかも知れません。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-29 18:40:37)
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