1. ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
ルパンとコナン、どちらのファンでもない自分にとって、苦痛以外の何物でもなかった。 じゃあなんで見に行くんだよ、と言われそうだが、そこはそれ、人には色々と事情があるわけで。 まあ、自分の場合は、単に子供の強い希望に折れてしまったわけだけど。 自分がまさにそうなんだけど、大人も子供も見に行けるということで、こういう無茶な企画物ができてしまうんだろうなあ。 結果的に、つまらない映画ができてしまう片棒を担いでしまったわけで、今はちょっと反省。 ところで、自分がちょっと興味があったのは、ルパンのお色気とコナンの淡い恋愛を、どう折り合いをつけるのかということだった。 そしたら、それは両方とも無かったことにされていて、「これじゃコラボの意味ないんじゃない?」なんて思った。 正確に言えば、ルパンのお色気は多少あるんだけど、その分、峰不二子は薄っぺらい顔で無表情という、別のキャラクターに変えられていた。 また、峰不二子に限らず、特にルパン側はどのキャラも表情に乏しく、「作ってる人にルパン好きな人はいないんじゃないか?」なんて思った。 ストーリーも、コナンの話にルパンも出てくるという感じだったし。 それに、表情が乏しい割に、顔のアップのシーンが多くて、それがまた苦痛の大きな要因だった。 「コラボなんて、双方の魅力を打ち消してしまう、客集めだけのためのさもしい企画」。 あらためてそう思った。 けど、エイリアンVSプレデターとかでも同じこと思ったわけで。 子供と一緒に映画見に行くときは、つい、コラボ映画を選んじゃうんだよなあ。 [映画館(邦画)] 1点(2013-12-31 01:43:03) |