1. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品)
昔、「世界少年少女文学全集」みたいなシリーズのダイジェスト版でストーリーを読んだだけだったけど、それにしてもケビンじゃあまりにイメージ違うしストーリーもきれいすぎるよ~、と。しかしそういう不満は脇に押しやれば、これはこれで娯楽映画としてはよくできてると思いますです。クリスチャン・スレーターも、この頃はスレてなくてステキだしね。あの人、今やほんとにスレタ(くだらない笑いですみません)と思うわ。 6点(2004-04-30 10:35:29) |
2. ロミオ&ジュリエット
大胆な脚色だから、点差が開くのはまあ当然でしょうね。私はなかなかいいできだと思いますけど。どうしてかというと、原作のロミオ、ジュリエットの本来のキャラクターに2人がピッタリだから。このエピソードは忘れられがちですが、ロミオって元々別の子に入れ込んでいたのに、ジュリエットに会ったらコロッといっちゃったのよね。そういう、純情だけどかなりいきあたりばったりな男の子だし、でも女の子にうつつを抜かし続けてきたロミオに一目ぼれされちゃうくらいだから、ジュリエットはかなり早熟な性的魅力を持った女の子なわけですよ。ほらね、2人の個性そのままだと思う。それと、カップルのキャスティングって、理屈を超えた「バランス」がとても大事だと思うのね。微妙な個性の差によって、いいコンビにもいまいちにもなると思う。この2人の場合、「バランス」としかいいようのないものが、実に絶妙。ほんとにいい組み合わせだと思います。クレアってほんとにうまくてセクシーででも愛らしい、なかなか稀有な女優。「タイタニック」のヒロイン候補でもあったそうですね。彼女が演じていたら、レオとのラブシーンにもっとリアリティーが生まれ、もっとレオもひきたつステキな映画になっていたことでしょう。ほんとに惜しいことだったと思います。(ん? 「笑」票をもらったのは嬉しいが、大まじめに書いたんだけどなあ・・仮にもらえるとしたら「良」のほうだとばかり思っていた、私。ハハ、ズーズーしくて、シツレイしました) 7点(2003-09-26 15:22:21)(笑:1票) (良:2票) |
3. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
こういう監督を、才人というんでしょうなあ。最初は何が何だかわからなかったけど。ビデオを何度か巻き戻しているうちに、やっとわかった。ラストのおトボケは、昔のヨーロッパ映画にあったようなタイプかと思うけど、ちゃんと現代的な味付けになっていて、なかなか良好。個性的な面白さにこだわりまくって観客に媚びないところがいいっすね。 いつまでもこういう映画に興奮できる、枯れてない晩年を過ごすことが、個人的な目標です、ハイ。 7点(2003-05-10 18:10:57) |
4. ロング・キス・グッドナイト
あー、見た見た。皆さんの書き込みを読んだら思い出した。ジーナ・デイビスとサミュエル・L・ジャクソンの顔合わせは、案外いい組み合わせだと思った記憶あり。あまり詳しくは覚えていませんが、解決の糸口になる伏線が、ほかの映画ともかぶるような感じだったと思いますが、かといって別につまらなくはありませんでした。ふつうにワクワクと楽しみ、がっかりする点もなかったように思います。(だから、見たことも忘れちゃってたんだけどね) 6点(2003-05-10 14:30:30) |
5. ロレンツォのオイル/命の詩
医療問題のシンポジウムで上映されたとき、見ました。よくもわるくも、実話ものという範疇におさまりきってしまって、映画としての魅力はあまり感じられませんでした。いい話ですねえ、親の愛は深いですねえ、助かった子どもたちよかったですねえ。それだけのような気がします。テレビか何かで偶然見たりしたら、かなりインパクトがあるのかもしれませんが・・。但し、医療現場などの描写には何となくリアリティーを感じさせるものがありました。監督のジョージ・ミラーは医師出身だそうですから、やはりそこにはこだわりがあったかもしれませんね。同じく「医療もの・実話もの」でも「パッチ・アダムス」なんかはクサクていやだ、という人にはお勧めできるかもしれません。 6点(2003-05-10 14:20:34) |