1. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
《ネタバレ》 前作の序盤には、もしかしたら将来ジュラシックパークが現実のものとなるかもしれないというリアリティをもたせる工夫がされていた。しかし、本作ではもう恐竜は存在するという設定のため、はじめから飛ばしていくが・・・荒唐無稽すぎてついていけない。恐竜がゴジラになっちゃダメでしょ。まぁGODZILLAもジュラシックパーク化してたからどっちもどっちだけど。 3点(2003-11-29 20:46:14) |
2. ロッキー5/最後のドラマ
膨れあがりすぎたロッキーを原点回帰で締めようという発想はいいと思う。しかし、下にもあるようにシリーズを続けたいばかりにスタローンにロッキーの死を諦めさせた制作会社。責任もって「6」を作るようにと言いたい。もしスタローンの予定通りトミーと息子に男を教えリングで死ぬことができていたら・・・。そう考えるとやはり本作の出来には満足はできない。 5点(2003-11-21 07:28:39) |
3. ロッキー4/炎の友情
スタローン節全開なエンターテイメント大作。1と同じシリーズとは思えない程、開き直って劇画タッチに進め、『トップガン』的なサントラを取り入れ・・・お客さんを楽しませることに徹している。無意味に出てくるお手伝いロボットとポーリーの恋(?!)が邪魔に感じるか、微笑ましく感じるかで、その日の自分の機嫌がわかるバロメーターにもなっている。 8点(2003-11-21 07:20:47) |
4. ロッキー3
《ネタバレ》 ミッキーの死・アポロの友情と見所は満載・・・のはずだが、ホーガンの特別出演のあるオープニングから少々ゆるみ気味のためか高揚しない。また、チャンピオンベルトを守らせるために対戦相手を選ぶトレーナー・それに気づかぬロッキー・・・そして、ハングリーなクラバーが悪役。う~ん・・・クラバーこそ応援すべき対象のように思えるが・・・。 3点(2003-11-21 07:12:52) |
5. ロッキー2
《ネタバレ》 よくも悪くも予想通りに進む2作目。スタローンのオーソドックスな演出がはまり、うまく人情味あふれる作品に仕上がっていて好感が持てる。病院でのエイドリアンの「Win!」に突然動き出す男たちを見ると、「やっぱり男っていうのは女の手のひらで遊ばせられてるんだなぁ」と痛感してしまう。 7点(2003-11-21 07:06:09) |
6. ロッキー
似たような作品は古今東西ゴロゴロしている。おまけにプロスポーツの世界に目を転じれば、これ以上の感動話はたくさんある。それでもなおこの作品の魅力が失われないのはなぜか? それはきっとキャスト・スタッフの希にみる熱意がしっかりと焼き付けられているからであろう。この先、フィルムが劣化しようともスタローンの魂は色褪せない。いや、それどころか希望が持ちにくくなった現代こそ、さらに燦然と輝いていくことだろう。これぞ不朽の名作。 10点(2003-11-21 05:53:41)(良:3票) |