1. ロルカ、暗殺の丘
《ネタバレ》 (ネタバレ全開です。ご注意下さい。) 悪い奴らが善人を迫害したなどという単純な見方が支配しているのが今の世の中なのだろう。主人公が自らは善の側にあると信じて調査を始めたとしても、彼のみを愚かだといって責めるわけにはいくまい。最後に、自分の家族の手も血塗られていることを知ったことは、彼の愚かさに対する罰であり、その後、沈黙するしかなかったのは当然のことだろう。ロルカだって、英雄気取りでスペインに帰ってこなければ、彼の周囲の人の何人かは不幸な目に合わずに済んだのだ。しかし、スペインはある意味で幸福だ。戦争に負けたわけではないから、過去の歴史を背負っていかなければならないとしても、そのことを政治的に利用されることはない。。。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-02 11:07:06) |
2. ローレライ
CGというよりアニメーション、いや紙芝居かな。ストーリーの方も紙芝居なみ。おまけに設定もお粗末で、軍令部が作戦命令を出したり、潜水艦で陸軍式の敬礼をしてみたり、ちょっと酷すぎるんじゃないかな。 [DVD(字幕)] 3点(2005-12-13 22:12:56) |
3. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
通常版には8点をつけたが、このエクステンデッド版は-1点。ミナス・ティリスの戦いの後が通常版ではあっさりし過ぎていたので、その点はこちらの方が良いが、他は無くてもよいシーンばかり。とにかく長時間すぎて、映画を見る集中力が続かない。私は3回に分けて鑑賞した。 [DVD(字幕)] 7点(2005-05-28 10:07:26) |
4. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
映像に圧倒され続けた3時間20分。飽きることはなかったものの、3時間20分。いやはや、疲れ果てました。しかし、見終わってみて、心に残るものが意外と少ないことに気付きました。フロドの背負った指輪の重み、ガンダルフたちの不安と与えられた条件の中で最善を尽くそうとする心意気、そうしたものを描写することを監督は忘れてしまったかのようです。 とはいえ、遠い昔に原作を読んだときの感動と興奮をよみがえらせてくれたこの作品には、悪い点はつけられません。不満な点はあるものの、トールキンの世界を見事に映像化しています。 8点(2004-02-29 21:22:40) |
5. ローマの休日
最初に見たのは小学生の頃でしたが、ラストでの彼らの行動が理解できませんでした。とにかく天真爛漫な影の無い映画で、それだけにかえって味わいの薄い映画になってしまっています。もっとも私は5~6回見ましたが。 9点(2004-01-01 19:13:13) |
6. ロレンツォのオイル/命の詩
私にも同じくらいの年頃の子供がおり、ロレンツォが苦しむさまを見て、胸が切り裂かれるような思いを味わいました。子供を持つ方、必見です。 9点(2003-12-29 15:15:01) |
7. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
《ネタバレ》 原作じたいが、第一部のモリア洞窟に山場があり、第二部ではストーリーの起伏も少なかったので、映画でもやや物足りない仕上がりになってしまったように思う。このストーリーなら3時間はちょっと長すぎるのではないか。 7点(2003-12-26 22:19:25) |
8. ロード・オブ・ザ・リング
むかし原作を読んで感動したが、映画はどうかなと期待せずに見たのだが、どうしてどうして。記憶にある原作の世界が見事に映像化されていた。風景の美しさには呆然とするほど。原作と比べるとボロミアが断然光っている。 9点(2003-12-26 22:14:57) |