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ミスター・グレイさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 565
性別 男性
自己紹介 三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。
※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。
※管理人様、お世話になっております。
※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。

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1.  ロビンソン漂流記(1954) 《ネタバレ》 
ブニュエルが何故にロビンソン・クルーソー?と思いましたが、何と言うことはないです。無人島に一人は極論であり、これはブルジョアと召使の主従関係を描いた物語だったということをすっかり忘れていました。ブニュエル監督の興味はその方に向いているためか?自然の中を生き抜く孤独な生活シーンは日記を読むようにモノローグで消化されており、いささか面白味にかけますが、人間を意識させるシーンはハッとさせられます。女物のドレスを案山子に着せた時の欲情と孤独感、一人でパーティ気分で高揚していく狂気、海岸で足跡を見つけた時の緊張感(何故か足跡は一つっきり!)、そしてフライデーとの対話。ロビンソンとフライデーが理解し合えた次の場面に切り替わると、さっそくフライデーは当然のように銃を手にしています。銃は主人と奴隷の関係を成り立たせていた唯一のものであり、二人が対等の立場になったことを一瞬で証明しています。
[DVD(字幕)] 8点(2008-03-05 18:19:28)
2.  老人と海(1958)
私事ですが『老人と海』はその手頃な厚さから学生時代の読書感想文で度々登場していただいた作品であり、おのずと思い入れがあるのです。それで本作も鑑賞したのですが、やはり映画化する必要性があったのか疑問に思ってしまいますね。技術的な問題ですが、何より海の広大さが感じられなかったです。そのせいかたった一人で戦う老人という感じがしませんでした。そうかと思えばやたらにリアルなサメが登場するので余計に合成部分が目立ってしまいます。時代を考慮すれば仕方のない事と思いますが、数年ほど前には同じ海洋文学ものの『白鯨』が映画化されていて、こちらは壮大な雰囲気が出ていました。制作費等の大人の事情があったのかもしれませんが、もう少し何とかならなかったのかなと思ってしまいます。サンチャゴの役者さんはイメージに近く非常に感じが出ていただけに残念です。でもこの作品はたとえCGを駆使して撮ったとしても良いものになる訳ではなく映像化には不向きな作品なのだと思います。 
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-03-14 18:01:44)
3.  ローマの休日 《ネタバレ》 
名作と名高いので期待し過ぎたせいか思ったほどでもなかったですけれども、最後の記者会見のシーンは良いですね。互いだけが分っている。悟られぬように確認しあい、無言で見つめ合い永遠の別れをする。ジーンとさせてくれますね。それから男二人で出来上がった写真を見るシーンも好きです。ほんの一日前、いや数時間前には現実であったのに今や写真に切り取られてしまい、忘れられぬ思い出となってしまったあの切なさ。楽しそうに語り合う二人の姿が良いです。ああいう時って話が途切れてしまうと無償に寂しくなるんですよね。オードリーがカフェでストローの袋を吹いて飛ばしたりと、ちょっとしたところが微笑ましい、まさに王女の恋に相応しい上品な作品でした。タイトルも素敵ですね。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-25 15:08:30)
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