1. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
《ネタバレ》 ポランスキー監督の妻シャロン・テートがおなかの子供とともに殺されたことは薄っすら知っていたが、実在の人物が登場人物となっているこの映画で、タランティーノがどう描くのかとまったく予想がつかなかった。 どうみてもポップな調子でストーリーが進んでいるのに、どうやって悲惨な殺人事件につながっていくのか。 で、ラストを見て納得。もしこうなっていたら良かったのに、という願いを描いたようなハッピーエンド。 狂気のヒッピー集団マンソン・ファミリーの犯行グループがこんな返り討ちにあっていれば、どんなに痛快だったろうか。 そう想像するのはカタルシスになるけれど、映画自体はそれ以上でもそれ以下でもなくといったところ。 これがもっと思い入れのある人物ならまた違ったとは思うけど。 [DVD(吹替)] 6点(2020-12-09 21:37:14) |
2. ワン チャンス
きっとドキュメンタリーのほうが感動すると思う。 映画にした良さを感じられなかった。 [CS・衛星(吹替)] 3点(2020-05-03 18:13:24) |
3. わたしを離さないで
《ネタバレ》 臓器を提供するために生まれたクローン人間。 臓器を摘出されボロボロになって無残な死を迎えることを自らの運命と諦観しているが、真実の恋をしている二人は猶予期間が与えられるという噂にすがる。 結局その噂とは異なる残酷な真実を突きつけられて打ちのめされるのだが、そんな噂に頼って助かろうとするアクションができるのであれば、なぜもっと反抗しないのか?なぜ脱走しないのか?と不思議に思える。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-26 00:27:22) |
4. ワンダー 君は太陽
《ネタバレ》 生まれながらの奇形ということで差別や偏見の目に晒されながら、家族の温かく根気強いフォローもあって明るく前向きに生きる少年。 ハートフルでウェルメイド、学校の視聴覚教材にもなりそうな映画だけれど、面白いかどうかはまた別の話。 太陽が照り続けるより陰影もしっかり感じられる物語のほうが切なさがあって個人的には好み。 [DVD(吹替)] 4点(2019-06-30 23:44:35) |
5. 私の少女
《ネタバレ》 ペ・ドゥナは小悪魔的な役が好きだったが、年齢を重ねて今回は陰のある大人の役。同性愛者としての傷を持ちながら、虐待された子を助ける女性警察官。少女はどこかで見た顔だと思ったら「アジョシ」に出てた子だった。 少女を虐待する義父と祖母が本当に憎々しいキャラで殺意が沸く。こういう役は韓国映画はマジで上手い。 [DVD(字幕)] 5点(2017-09-01 22:03:45) |
6. 私の奴隷になりなさい
官能小説の映画化だが、壇蜜と板尾のSM的なやりとりがコントに見えて仕方がない。 エロ目的で観ても、中途半端な作品。 [インターネット(字幕)] 3点(2013-05-12 19:56:23) |