1. 私をスキーに連れてって
終始ニコニコしながら観てました。現場が修羅場だったとは、とても信じられません。スキーの楽しい部分を上手にピックアップしているから、これ観ると行きたくなりますよね。ホイチョイの提唱する遊び方って、ちと金がかかりそうだけど(笑)。 6点(2004-02-18 11:01:18) |
2. 悪い奴ほどよく眠る
後半、主人公の心のシフト・チェンジっぷりが今一つ掴みきれなかった。小役人根性に腹を立てているのか、何もしない国民に怒っているのか、復讐だけ出来たらいいのか、おそらく全部なのだろうが、その分、ピントがぼやけてしまったかも。 4点(2004-02-12 16:21:41) |
3. 私たちが好きだったこと
原作は、マイ・フェイバリット。映画のほうも、とても洗練された、いい作品に仕上がった。キャスティングが絶妙。これで一気に岸谷五郎、夏川結衣のファンになった。一番好きなセリフが、そのまま使われていたのも、とてもうれしかった。ちなみに、脚本の野沢尚氏は、文庫本の解説も執筆されている。かくして、お気に入りに保存の一本と相成りました。心の汚れがたまった時には、このビデオに洗濯してもらうといいかも知れない。 8点(2004-02-07 07:14:22) |
4. ワーロック(1959)
「誰が一番強いのか」が従来の西部劇のテーマだとするならば、この作品は「何が一番大切か」まで、押し進めたと言えるでしょう。別の言い方をすれば、「悪者は撃ち殺してもいいのだ」から「それじゃ結局のところ何の解決にもなっていない。同じ穴のムジナだよ」と、極めて人間らしく(と、信じたい)まとめ上げた良品だと思います。それがカタルシスを産んでいないのは、ちと残念ですが。でも、これはあえてそうしたのでしょう。ヘンリー・フォンダを格好悪く描こうと思えば、そう出来た筈ですから。これを作った国が、後にベトナム戦争や、イラク戦争を起こすとは、皮肉と言う以外に・・・。 7点(2003-10-05 15:26:45) |