1. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
《ネタバレ》 まずルーカス・ブラックがどうも冴えないというか、オーラがない。まあB級作品にはちょうど良いのかもしれないが。今作はどうしてもドリフトをやりたかったようで、そのためには日本に来なければならないので、無理矢理設定を作って日本に引っ張ってきた。日本人から観ると赤面してしまうほどトンチンカンな面もあるが、これはそういうリアリティは考えないで、劇画調のクールな(?)世界観を割り切って楽しむべき。前作、前々作に比べればドライビングシーンのリアリティは格段に増した。基本的にCGに逃げずに、実車を使ったカーアクション、車の動きにリンクしたシフトワークのカットなどは進歩が見られる。この映画を観るであろう多くの車好きは、そういうディティールに嘘があると途端に冷めてしまうのだ。夜の渋谷でのカーチェイスはなかなかだ。ネタをばらされなければ、LAに渋谷を再現したなどというのはわからない。 [DVD(吹替)] 6点(2006-12-29 11:35:25)(良:1票) |
2. ワールド・トレード・センター
《ネタバレ》 9.11から5年。巷で囁かれているとおり、この事件はあまりに謎が多すぎる。社会派のストーン監督なら、このあたりを鋭く突いてくるのかと思いきや、そのような疑惑や政治的メッセージは極力排除して、港湾警官ふたりの生還のドラマに絞ったつくりであった。はて、なぜストーンはこの映画を今撮ろうと思ったのだろうか。もしかすると米国人が観れば違った感想を抱くのかもしれないが、日本人の僕から見ると(もちろん日本人も多く犠牲になっているのだが)、「あなた達は勇敢で善良な市民であることは間違いないのだが、それだけでこの事件を語ってしまって良いのだろうか」と思ってしまうのである。 [映画館(字幕)] 6点(2006-11-10 20:33:43) |
3. 惑星大戦争
スター・ウォーズの世界的ヒットに乗って急造された和製SFという趣。スター・ウォーズとどちらを先に観たか忘れてしまいましたが、なんでこうもショボイ出来になってしまうのかとがっかりした思い出があります。 5点(2004-04-10 22:14:24) |
4. WATARIDORI
映画館で観たかった作品。余計な演出を極力排しているので、鳥の世界に感情移入しやすかった。余計な演出が入ると、カメラの裏の人間を感じてしまうので、現実に引き戻されてしまう。本当は音楽も要らなかった。鳥の羽ばたく音と風を切る音。それだけでも最高のBGMだと思う。 8点(2004-04-01 08:06:34) |
5. ワイルド・スピードX2
どうにも中途半端。売りはカーアクションなのだが、物語に無理やり絡めようとして無理が出てしまっている。かといってチューニングカーのディティールは拘ってるのに、無意味なシフトチェンジが多かったり、運転シーンはおざなりで萎える。そこまできっちりやってればマニアも納得したはず。 5点(2004-02-17 22:20:22) |
6. WASABI
広末のハイテンションが痛々しかったです・・・つーかあんな日本人いないし。あ、ハーフだっけ。 4点(2003-12-12 16:30:52) |
7. ワイルド・スピード
西海岸の走り屋連中の間では日本車大人気らしい。スポコン(スポーツコンパクト)というらしい。話は大した事無いけど日の丸チューニングカーが大挙登場します。しかし土地柄か峠を攻めたりとかはありません。ひたすら直線をかっ飛ばします。 5点(2003-12-12 16:30:14) |