1. ワイルド・スピード/SKY MISSION
《ネタバレ》 この手の作品に求めるのは『なんも考えずに観れる単純なストーリーと、やたらと派手なアクションシーン』なんですわね、ぼく的に。 だから最後の感想は「スカっとした」とか「楽しかった」「ハラハラした」とか、そんな前向きなのが欲しいんです。 ラストシーンで感傷的にさせるのは必要だったのかい?と。 そりゃあ主演級の人を不慮の事故で亡くしたのは残念だし、いまでも訃報を聞いたときのショックは忘れられないんだけど、アレやっちゃうと トニー・ジャーもカート・ラッセルもジェイソン・ステイサムも一瞬で忘れちゃうんだよなあ。 追悼は追悼で別の作品にして欲しかったす。 ブライアンの出番は本編が最後ってことにして、続編があと3本あるってなんか兼プロデューサーのヴィン・ディーゼルに軽く引きましたわ。 自分的には本編が『ワイルド・スピード』シリーズの完結編かな。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-03-26 21:56:31) |
2. 笑の大学
舞台の方は未見です。先に映画の方から観ました。それで最初から最後まで気になった点がいくつか。1)稲垣吾郎の演技力。役所広司の演技とは明らかに格が違います。二人が画面に出ると、その差が歴然で痛々しいくらいだった。彼では役所と対峙出来ない。2)過剰演出。仰々しい音楽と、とって付けたような劇中劇の映像化。不必要なアップもちょっと多過ぎる。まるで、「さぁここで笑え」と言われてるかのようで、ちょっと覚めてしまった。 脚本はなかなか良く出来てるのに、演出の粗さが目立ったのが、非常に残念だ。 5点(2005-01-08 19:40:33) |
3. 私は告白する
ヒッチコックの映画。という見方をすれば、確かにちょっと物足りない。無実の罪を着せられる主人公は「神父」という立場もあって、真実を伝えきれない。内に苦悩を秘めたまま。もうそこからして、普段のヒッチムービーとは異なってますよね。ただモンゴメリー・クリフトは、やっぱりスゴい上手いと思う。 6点(2004-12-11 01:19:00) |
4. 我が道を往く
素晴らしい。泣きました。なんと嫌味のなく、良い映画なんでしょう。それぞれの立場でしっかり生きてる人たち、その誰もに賛辞を送りたかったです。ムリに我を押してやりたいことをやるのではなくて、『おかれた環境の中で、自分の行動に常にベストを尽くせ』ということなんでしょう、きっと。またしても映画で人生を教わりました。やはりビング・クロスビーの歌声は、男のぼくでも惚れ惚れします。うん。素晴らしい映画だった。 10点(2004-12-09 19:43:05)(良:1票) |
5. わが心のボルチモア
ちょっと期待はずれ・・・。食べ物のことが原因で兄弟ケンカってゆーエピソードとか、姑が嫁の車に頑として同乗しないのとか、子供が火遊びするってのがどーも好きになれない・・。イライジャ・ウッドとはしばらく気づかなかった! 4点(2004-06-28 16:10:08) |
6. わが谷は緑なりき
ジョン・フォード作は2度目でした。1本目は「怒りの葡萄」。ジョン・フォードの王道の作品を未見の、見る順番間違ってる・・・みたいな僕ですが、この作品はとても好きでした。炭鉱一家とそれを取り巻く人々のありがちな話なのですが、悲しいこと、辛いことが起きてもしっかりと生きてる家族の姿がとても良かった。末っ子の男の子も一生懸命演技していて好感が持てました。モノクロ作品ながら、あの谷の美しさが伝わるようです。ラストのフラッシュバックで感動のあまり、一気に涙が溢れました。 9点(2004-06-12 11:50:42) |