1. 自由戀愛<TVM>
その部分部分も、もちろん素敵な画なんだけれど、この映画は全体的に大きな絵画の様な仕上がりになっていて、始めから最後まで通して観て、初めて本当の素晴らしさを感じることが出来る。隙がない作品。 [試写会(吹替)] 9点(2005-08-31 00:18:47) |
2. きょうのできごと a day on the planet
行定監督の作品で一番好き。終始ぬるま湯に浸かっているような感覚。「大学生」という年齢を旨く描いて、相当リアル。個々の心情が真直ぐ伝わってきた。人間って、小さくて不器用だけど、温かいと思った。 9点(2005-01-12 22:45:16) |
3. 幸福の鐘
好き。 この作品に対してはそれしか言えない。私の筆力で説明すると、安っぽくなってしまうから。 9点(2004-10-05 21:57:59) |
4. 女はみんな生きている
高レビューではあるけど、「フランス映画だしな~どーせ私とは色が合わないよ。ふふ~ん」と思っていた私に、感嘆の溜息をはかせたこの映画。良い! とても良かった! 実に爽快で、気持ちが良い。ただ一つ思うのは、きっと女性に好かれる映画であるだろうということ。視点が女性の場合、一種の快感を得られると思うのだが、男性の目からは、ご都合主義にしか見えないのではないだろうか。私は女という立場から、半分以上女であろう出演者の感情だとか、心情が分からなくもなかった(←濁し発言)。だけど、男性には……分からないでしょ。「ピアノ・レッスン」「ダーティ・ダンシング」もこの類かな。女として心から楽しめた作品でした! 9点(2004-07-14 11:58:38) |
5. シルミド/SILMIDO
泣きました。今までシルミ島の存在すら知りませんでした。あんな非現実的な現実が存在していたなんて、知る由もありませんでした。何を恨めばいいんですかね。運命ですか、自分の罪ですか。権力者は歪んでいて、真直ぐなのは犯罪者たち。そうなのかもしれない、と率直に思いました。色んなことを考えさせられる映画でした。娯楽映画ももちろん好いけど、心の髄に響く、こういう映画が受け継がれてゆくことを願います。 9点(2004-07-01 08:32:08) |
6. ビッグ・フィッシュ
ファーストシーンで引き込まれ、クライマックスまで笑い、ラスト泣かせてもらいました。ファンタジーというジャンルはあまり得意ではないけれど、これは誰にでもお勧めできます。ティム・バートン監督、映像がとっても綺麗。映画を観ながら同時に、美術館と演奏会を味わっている、贅沢な時間を過ごしました。 9点(2004-06-17 16:06:14) |
7. ラスト サムライ
《ネタバレ》 今年一番泣きました。矛盾や都合の良さを、本と役者と映像でカバーしきれていました。映画って人間のドラマや生き様だったりするんだから、ちっちゃいことは目をつぶって、その世界へ身を任せて欲しい。泣いたってことは、心動かされているんだから。この映画はまさしく、日本の武士の生き様だと思う。 9点(2003-12-17 14:36:51) |
8. 東京ゴッドファーザーズ
《ネタバレ》 世界に通用するというのも納得できる作品でした。今敏さん、密かに注目している監督さんです。偶然の積み重ねなどは、やはりアニメならではでしたが、それでも入り込んで見てしまいました。今の時代を描いていて、まさに現代の作品です。比べるのも何なんですが、私的には宮崎さんより好きです。 9点(2003-12-03 13:57:19) |
9. 座頭市(2003)
ストーリーは単純なのに新鮮。最後のタップが良かった!その後の科白は無い方がいいです(笑)。北野武ってこんなにセンスあったっけってくらいハイセンスだと思いました。 9点(2003-10-02 02:02:43) |
10. ビューティフル・マインド
映画を観て滅多に泣かない私ですが、泣きました。飛行機の中で隣のアメリカ人も泣いてました。実は精神病の話は苦手なんですが、入り込みましたね。ラストも小道具が活きていました。ラッセル・クロウの目は好きだけど、体系は嫌い(笑)。 9点(2003-07-16 02:18:29) |
11. コヨーテ・アグリー
《ネタバレ》 まさしく元気をくれる映画。呆れるほど単純なサクセス・ストーリーなのにハラハラし何度でも観たくなる。劇場でこの映画を観た時は、私も今すぐ東京へ行く!と思いました。流石に無理でしたけど(笑)。NYへ行ったときコヨーテに行こうと思ったんですが場所が不明でした。どこに実在するの~?元気をくれる映画NO1! 9点(2003-07-15 01:12:55) |
12. 電車男
劇場内、笑い声に包まれていました。老若男女楽しめる映画って最近ないから、こういうのもたまには好い。山田くんの演技、上手すぎる! [映画館(吹替)] 8点(2005-08-31 00:25:44) |
13. キル・ビル Vol.1(日本版)
久しぶりに寝ずにラストを迎えられた作品。超集中して観ちゃった。 8点(2005-03-08 23:25:34) |
14. 死ぬまでにしたい10のこと
淡々としているところに、リアリティを感じる。「死」と向き合っている人には、「静」があると思うから。「死」を扱うと、妙に泣かせようとしたり、泣かせる台詞を言わせたりするけれども、この作品はそういうことをしないでくれた。秀作。 8点(2005-01-05 23:38:45) |
15. ファインディング・ニモ
映像が繊細でリアルだった。ダイビングの免許をとったものの、一回しか潜っていない私にとって、この映画は海中への小旅行。内容も悪くはないし、友人に勧められる良作でした。 8点(2004-12-17 22:32:36) |
16. スクール・オブ・ロック
ロック……このジャンルについて言えば、私にとって未踏の地。今まで一度もカッコイーなんて思ったことないし、シビレル(?)って感覚も分からない。けど、S先生の親切丁寧な教育振りで、なんとなくロックが分かってきた。……ような気がする。ラストの父母一同となって熱狂するシーンは、多少ご都合主義のような気もするけれど、生ロックを感じたらきっとそうなるんでしょうね。思い返してみて、素直に面白かった作品。 8点(2004-09-25 18:10:26) |
17. シュレック
「綺麗なお話」って言われればそうだし、「綺麗なだけではない話」って言われれば、そうでもある。ブラックコメディ的なシーンがディズニーではありえないことだし、リアリティがあってよかった。大人も楽しめるアニメ。 8点(2004-08-21 02:19:50) |
18. 昭和歌謡大全集
《ネタバレ》 評判悪いですよね~。私は割りと楽しめました。何かを説く映画ではないのかも知れないけれど、漠然とした雰囲気ってゆうか、流れを感じられました。青年時代の青臭さや、おばさん特有のテンションにも妙なリアリティがあって、嘘臭くない。県境の店主や幽霊と話す女子大生もスパイスになるキャラで、「殺人」「復讐」の繰り返しで一歩間違えればダークになってしまう観客の心情を、うまく惹き付けている。何といっても、松田龍平の気だるい歌声は、映画を観終わった後でも耳から離れなかった。仮装して歌ってみたいなあ……なんて願望も生まれました(笑)。 8点(2004-08-10 22:26:40) |
19. DRIVE
《ネタバレ》 SABU監督を初めて見た。好きかも。すごいシュール。でもはちゃめちゃぶりが、潔い。この作品のラストとか想像付かなかったし、展開が読めない。奇抜なストーリーの基盤は、原始的な人間ドラマ。ドラマはきちんとある、そこが良い!堤真一が夜中に荒運転しているシーンでは、感極まるものがあった。(笑) 8点(2004-08-05 00:10:29) |
20. さとうきび畑の唄〈TVM〉
泣いた~。かなり泣いた。けど個人的にはライフイズ・ビューティフルのロベルト・デニー二を思わせるような、さんまさんのキャラは好きではないです。でも相当泣きました。 8点(2004-07-12 19:38:12) |