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プロフィール
コメント数 78
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/27405/
自己紹介 まずは幸運にも劇場で鑑賞できたもの優先につらつらぼちぼち書かせていただきます。とはいえたまには都度鑑賞したDVDものも挟んじゃうかも。

ここ最近足しげく通っている映画館は、Film Forum, MoMA, Japan Society, IFC Center, Lincoln Centerといったところ。

ハイ、新作はあまり観にでてはおりませんです。


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1.  切腹
「神々の深き欲望」で追悼三國連太郎熱があがって…、夜中に再鑑賞することに。初鑑賞は武満徹を冠した映画祭での一本として。  映画というものは脚本のできだけでこうもひとつの題材が面白くなりうるものかと打ちのめされた。先日リメイク版の「一命」も鑑賞する機会に恵まれたが、やはりあちらは色合いと3D効果に脚本の力が削がれているようにも感じられた。(役所広司はよいのだが。)まだどちらも観ていない人には是非この「正順」での鑑賞を強く、強くお薦めしたい!音の面から言っても!!
[映画館(邦画)] 9点(2014-04-01 11:12:35)
2.  アバター(2009)
Somehow, I was patient enough and have waited five years but it was worth waiting for. I finally had a chance to watch it on the big screen and as a 3D version, in a theater not so crowded and free to choose whatever the best seat.   The storyline keeps telling about the idiocy of human race but also keeps asking if you are brave enough to quit being a human being. This would sound like this one is somewhat crossed line version of "Nausicaä of the Valley of the Wind", here I am referring to the comic version of it, not the movie version. I don't want to easily quit being a man but it can be interpreted as cases when you have been tested how deep you can understand other tribe's values or when you have been treated as a disabled for long enough both mentally and physically. There must be big enough reasons he had to cross the border. If I stay here longer, I would be feeling closer to him in a way.  By the time finish watching this title, I have started recognizing James Cameron as a director who can also write.
[映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2014-06-17 16:14:36)
3.  エイリアン
From the line up of Film Forum's "SUMMER FESTIVAL OF FANTASY, HORROR & SCIENCE FICTION" in 2013.   It was brought to us as a DCP version and the level of restoration was so high! I felt honored to be able to watch the work in "may be better than the original" condition. The length was almost two hours but I cannot think of that many other "long" movies, which make me forget the sense of time. The high tense of the last half of story lasts until the very end.   Sigourney Weaver was at 30 years old when this was released and that was the best timing to shoot this role "Ripley", a young, beautiful, intelligent and yet athletic lady. That also reminds me that the next timing I was impressed by her beauty in 1995 released "Copycat", which is 16 years later from this one!   It looks like this was director Ridley Scott's first commercial big success title. By skimming through his list of works, I feel so powerless. There are still too many titles I have to conquer with!
[映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2014-04-16 08:12:38)
4.  麦秋(1951)
約2年の間隔を隔ててFilm Forumにて再鑑賞。いやはや、ありがたい街だ。   前回鑑賞時は同時期に読んでいた妹尾河童氏の「少年H」や、鶴見俊輔氏による著「戦後日本の大衆文化史」のお陰でハッとするような気付きを与えてもらっていたことが当時の書き残したものを読み返してみて鮮明に蘇ってきた。今回の鑑賞においてはまた別の側面がいろいろみえてきたのであるが、それは多くの部分においてその間に鑑賞した昭和期作品群のフィルターを通してのものであった。   小津作品になれない頃は似たようなタイトル、似たようなキャストに惑わされたまま終わっていた感もあったが、ひと通り再鑑賞してみるとその中でも世に名高い「紀子三部作」の中では自分はやはりこの脚本が気に入っていることがより明確になった。なかでも原節子と杉村春子のシーンが抜群で、この杉村という人も多彩な役どころを演じ分けられる人だけに、彼女の演じる「いい人」にみてる側の心があっさり奪っていかれるのを感じる瞬間があるのである。「東京物語」で香川京子も嫌がる人とはまるで別人なのだ(笑)   また本作においてはあくまで脇役の菅井一郎については木下惠介監督作品「肖像」を通して、東山千栄子に関してはむしろ「東京物語」ではなく黒澤明監督作品の「白痴」を通して、印象が二倍にも三倍にも増幅されていたので全く違った楽しみ方が出来た次第。本作鑑賞直前に楽しんだ「早春」で主演女優姿を拝ませていただいた淡島千景様はいうまでもなく。   そういやこの二年の間に本作に対するリリー・フランキー氏の評論も読んだことを思い出した(笑) 世の中にはいろんな小津評があって良いと思われ。
[映画館(邦画)] 8点(2014-04-07 07:17:14)
5.  妖刀物語 花の吉原百人斬り
MoMAで開催となった内田吐夢祭、日本から持ち込んでの一挙19本上映ときた。金曜トップバッターは本作!   片岡千恵蔵にはちょうど1年ほど前の同じくMoMAでのJapanese Early Talkieシリーズに含まれていたお見かけしたのが初であったような。「赤西蠣太」(1936) という一風変わったタイトルのその作品で彼は一人二役を見事に演じており、実はお恥ずかしながら自分はそれを完全にダマされて(つまり同一役者だとは気づかず)鑑賞していたのが記憶に新しい。それ故今回のその作品からはほぼ四半世紀のちの、ちょい歳のいった千恵蔵を眺める視線はリメイク版「雪之丞変化」(1963) でちょい歳のいった長谷川一夫を観た視線とついダブってしまったりも。   「二代目 水谷八重子」が誰の二代目なのかを把握するには、これまた昨年のJapanese Early Talkieシリーズに含まれていた「上陸第一歩」(1932) において「初代」の方を鑑賞してしまってるから話が早かった。登場時はふてぶてしさ満点の下品な女がどんどんと格上の花魁へと変身を遂げてゆく様を見事に演じているのは観ていて爽快でもあった。この「観てるうちにその人への美の意識がふらふらと変わってゆく」という体験は、ふと「愛のコリーダ」(1976) での松田英子を彷彿としたり。(どちらかというとあえて「吉原炎上」(1987) での名取裕子というよりは。)   鑑賞後にJapan Societyで顔見知りの人に会い、どうクライマックスを予想したかということで面白い会話をした。というのは彼は英題「Killing in Yoshiwara」しか頭になく、原題を理解していなかったからもう少し幅のある結末を予想していたということなのだ。公開当時は元ネタの歌舞伎の演目を知っていた人が多かった訳で、「百人斬り」というタイトルが幾分ネタバレ感ありすぎであったという判断にはならなかったのだろうが、これは英題をつけた人がエラかったという分かりやすい例になりそう。
[映画館(邦画)] 7点(2016-10-27 10:52:20)
6.  海街diary
あと十日以内に訪問することになりそうな鎌倉の風景にまさかのこのタイミングで銀幕でお目にかかれるとは。奇遇も奇遇、「口コミ」で映画を観ること、これからもきちんと続けてゆこう。   是枝監督の名前はMoMAで開催中の河瀬直美映画祭の中にもふと埋もれていた。「現しよ」と題された1996年の作品がそれで、二人がそれぞれの思いで撮ったそれぞれの8ミリ映像が往復書簡のような形で編集されているもの。その記憶が新鮮なうちにある酒席で知り合いの人が本作を絶賛していたのを聞き、はたまたその作品がこの週末から劇場公開されていることを知るや、足を運ばざるをえなかった次第。むろん鎌倉を舞台とした映画だということさえも知らないまま。   おうわさはかねがね…の広瀬すずに初お目見え。本作の英題はOur LIttle Sisterとなっており、いささか彼女のプロモ映画度が上がってしまっている。まぁ、いいセンスの名付け方だとは同意できたので良しとしよう。知らないうちにお姉さん度、お疲れ度が上がった綾瀬・長澤ペアは安定の演技。これまた初お目見えの三女を演じる夏帆という女優さんは脇役ながらもあちこちでいい顔するのでまたどこかでお会いしたくなった。四姉妹の会話のテンポが心地よく、脚本の良さがヒシヒシと伝わってくる。後ほどこちらも是枝監督の仕事と知りほほうとうならせられた。   是枝作品鑑賞歴はまだ5本にも満たないが、その中の「そして父になる」(2013) でもお見かけしたリリー・フランキー氏が本作で登場するとつい心の中で「ちっ」と舌打ちしてしまった。なんのことはない、毎夏恒例となりつつあるJapan SocietyのJAPAN CUTS FESTIVALのゲストとして彼がこの街に来訪することがわかっているのに、めいっぱい会いたい自分はその頃鎌倉あたりを訪れていて不可能だという皮肉な事実。まぁ、よいか。その分本作劇中で彼が経営する喫茶店の周りをブラつけるということで。と、悔しさを慰めてみることにする。
[映画館(邦画)] 7点(2016-10-09 01:06:59)
7.  プレデター
履歴を追ってみると前回本作をDVDでみたのは2009年の事だったらしい。今回はIFCの銀幕にて鑑賞できる機会を得、結果としては星ひとつ追加。理由はどの台詞でみんなが「(笑)」となるのかが感じ取れたから(笑)   I'm gonna have me some fun, I'm gonna have me some fun, I'm gonna have me some fun!!!!   一週前にみたThe Abyss (1989) との共通点にもついほっこり。どうも80年代後半は地球人にとっても意味不明の野蛮宇宙人にとっても左腕に装着されたキーパッドが流行りだったらしいということ(笑)   本作登場の宇宙人が何しに来たのか全く不明ながらいえることはただひとつ、これこそ娯楽大作!!
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-10-09 00:40:23)
8.  ホーリー・マウンテン
「エル・トポ」(1970) と併せて一気に鑑賞。  アレハンドロ・ホドロフスキーという人についての予習はゼロで挑んだ二作の連続鑑賞、崇拝者の皆様からとってみると不届き極まりない所業であろうとは思われど、そこには抗うすべもない。しかも本作を鑑賞した場所がかつてWaverly Theatreと呼ばれた本作の北米初公開を1973年に16週にわたって、それでいてその内容故に週末の深夜帯でしか上映できなかったというような状況の中開催していた、まさにその場所だったということを後から知り、ますます信者から背後を刺されそうな気分に襲われた次第。今後共「バチあたり」と呼ばれることは覚悟するし、これら作品を今観ている時点で映画人と自称することは今後とも控えようと新たに決意せざるを得なかった…。  鑑賞後に寺山修司監督作品「田園に死す」(1974) を自分の頭のなかで関連付けていたりしていたのだが、時系列的には寺山作品の方が後であってかつ寺山自身が「エル・トポ」を絶賛していたという記述を見つけるにあたり「やはり。」と勝手に満足していた次第。  4月のWeekende Midnight Seriesのスケジュールが発表され、実は1月からのラインナップを繰り返すことになっていたということを知り、ではまたスクリーンで観られるではないか!と歓喜していたのであるが、この二本は確実にここに入る。  前回との心持ちの違いは明白。今後この時間帯にこの場に入るときはWaverly Theatreとして扉を押して入っていくことになるであろうということ!
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-03-29 02:10:47)
9.  パルプ・フィクション
長年実現することのなかったIFC Centerのメンバー入会がなんだかんだで実現することになったのは、Weekend Midnight Seriesのラインナップに本作が含まれていたことか大きな理由のひとつだった。そしてその待望の週末がやってきて…   結局二夜連続で観ちゃったよ…(苦笑)   本作のポスターを初めてみたのは英国滞在時の95年のことであったことを思い出す。当時はその状況とデザインの色合いから英国発の70年代の映画かな…と勝手に想像していたし、それゆえにその黒髪前髪パッツンの女性がUma Thurmanだということには後年しばらく経つまで気づかなかった次第。   そんなこんなでどっぷりの米語を堪能。(Tim Roth除く)ここ十年、自身の聴解力は落ちる一方なのでタランティーノペースには当然ついてゆけるはずもなく、そんなこんなで一夜目の鑑賞と二夜目の鑑賞の間にはまさかの「台本読み」を敢行、ネットで見つけた台本をスマホに移して鑑賞の直前まで読みあさった。あいにく完遂することはできなかったもののやっぱり落としてた肝心なところは多々見つかり、さらなる興味を持って二度目の鑑賞に臨めた次第。二度目以降の鑑賞にはこのパターン、アリかも。   誰かを叱るときにはSamuelの台詞をパクれるよう、がんばって英語上達しよっと!
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-03-07 15:03:05)
10.  炎上
Japan SocietyでのKON ICHIKAWA RESTORATIONSと題した2日に渡って3本を上映するミニシリーズにて。  映画に関しては予習をしないポリシーを今回も貫徹するも、上映前のイントロで「三島由紀夫の作品『金閣寺』を原作とする作品であること」、「法曹界の了承を得れなかったのか本作内では『驟閣』といったような実在名を避けて表現されていること」、「三島本人も市川崑の作品を愛好していることを表明していたこと」等々の軽い解説を受けての鑑賞スタート。  開演と同時に感じたのはまだまだ数を観た感じのしない大映ロゴ。そんな大映作品として真っ先に思い浮かんだのは小津安二郎が大映で撮ったリメイク版「浮草」(1959) であったが、製作年をあとで見比べてみて中村鴈治郎がその頃の印象のままでそこに立っていたのに納得がいった。その他のキャストについては…市川雷蔵体験は実はこれが初かも。これからが楽しみ。抜群の安心感の仲代達矢、新珠三千代、北林谷栄に加え玉緒さんがいい感じで登場。ほくほくである。  振り返ってみるとまだまだ市川崑作品は初心者レベル、Film Forumのおかげで数年前に鑑賞できた「細雪」(1983) が唯一の既鑑賞作品であったことを改めて認識する。本作の脚本を監督が妻でもある和田夏十と書くに当たり、あまりにも原作の完成度が高いので作者本人に執筆時のノートを開示してもらうよう依頼して初めて成り立ったという下りを読んでやはり原作にも手を伸ばさざるをえないような感じがした。作風としての類似性としてはATGの「無常」(1970) を思い浮かべたりもした。  あと鑑賞後に元となった史実について読み漁っていて、新聞記者時代に本事件の記事を担当していたシバさんのことがぼんやりと思い起こされてくるのも自分にとっては面白かった次第。
[映画館(邦画)] 7点(2015-10-19 13:33:53)
11.  春琴抄 お琴と佐助
日本のトーキー初期作品を一挙公開するMoMAでのシリーズ、Japan Speaks Out! Early Japanese Talkiesを通してのありがたき鑑賞経験。 お陰さんで今回のシリーズを通して島津作品には三本も一度に観せてもらえたわけで、OzuではないYasujiroがもう一人いた事を正しく認識することができた。  予備情報なしで鑑賞…というか「予備常識なしで鑑賞」と言い換えたほうがしっくりくる。鑑賞後に谷崎潤一郎原作ということを知った次第。自分にとっての谷崎潤一郎というと、これまた映画を通しての結びつきで、市川崑監督版「細雪」(1983) を観るに当たって事前にあの分厚い作品に挑戦してみたという過去がある。本作に関する記述をみていて島津保次郎監督が自信を込めて世に送り出した作品を原作との比較という形を通して批判された時、激しく抵抗したというくだりがあった。そうなるとやはり本作の原作にも手を伸ばしてみるべきか。   ちなみに本作にてええかんじで「近江のひと」を演じる高田浩吉に俄然興味がわいたのも自分の中で起こったこと。wikipediaの「『歌う映画スター』第1号といわれる」の触れ込みもその一端。
[映画館(邦画)] 7点(2015-10-19 03:46:41)
12.  ホフマン物語
Another pick from the lengthy list of on going MoMA series, Scorsese Screens.  There shouldn't be not many people who had chances to watch this 1951 classic masterpiece title in two different theaters with in a single 21st century year. The beauty of this city is that it allows me to do that. I feel honored to be the one who can rejoice such a moment.   My favorite scene is still the Olympia story, a.k.a. The Doll Song. Although it is obvious that song part is dubbed by an separate opera singer, I tried to get rid of that idea because the ballet part had equally high quality. I could officially put this "I didn't know well yet" ballet dancer above Natalie Dessay's performance through her another superb performance in The Red Shoes (1948). Of course, I am talking about dance part of this sequence. My "song part" favorite still remains as Rachele Gilmore's live performance back in 2009, though.   This is another great selection to experience the happiness of enjoying beautifully restored version of classical masterpieces.
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2015-08-31 02:44:31)
13.  赤い靴(1948)
Through a movie series at MoMA, titled as "Scorsese Screens".   The main reason I picked this up from the series's long list was a picture I saw at another movie theater, Film Forum. Their intro movie, which is shown every time before the featured title shown, has many flashy scenes from master pieces they have been screening there. These include Metropolis, Wendy and Lucy, Ran, and …. this was one them. My feeling was "this must be one of the bests, too" and that assumption was completely right, it was a master peace.  At least for me, this is not a simple ballet movie. It contains more than that and whole piece would be close to a live performed opera. It was a wonderful week because I could enjoy Michael Powell's titles back to back, "The Tales of Hoffmann" (1951) and this one. In the mentioned title, Moira Shearer's performance was limited but, in this title, she was everywhere. I could enjoy her performance all the way to the finale.  Yes, I do want to watch this again, whenever I find the next chance.
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2015-08-16 06:43:34)
14.  アビス(1989)
Through a series named as "See It Big! Science Fiction" at my recently added venue, Museum of the Moving Image in Astoria.  When you look at their line up, you would notice that it could be called as "Cameron's and others" because of the frequency of James Cameron Titles. Good thing they did was they picked Fritz Lang's "Metropolis" as the series opener. This pick is helping a lot to balance with heavily Cameronized selections. : )  I was surprised that how little I knew about the actor Michael Biehn. His image with his mustache was very different with the one without. Typical examples are 1) I couldn't notice that he was the father of John Connor, 2) I couldn't notice that he was involved with affair with Sigourney Weaver in Aliens. It looks like tracing back his chronicle would be full of surprises.
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2014-06-17 12:34:38)
15.  座頭市(2003)
今の時代、とはいえ本作の発表時期は既に昔のこととなりつつあるが、昔ながらの時代劇に誠心誠意を傾けて撮り続けてきた人達にとってはむしずがはしるような作りこみであろうことは間違いないが、それがタケシの目指したことである以上は「成功」と呼ばざるをえない。   (少なくとも平均的日本の)庶民が飛行機に乗って世界中を旅できる様になった時代に、明治維新も生きて通り過ぎなかった人達がつくった「時代劇とはこうである」という映像に溺れている必要はまったくない。平成を経験した世代において「今、世界に通じるエンターテイメントとはこういうものである」ということを明確に示した最初の人材として北野武はこれからも歴史に刻まれるのであろう。   そういう意味では本作がさらに成熟した「今」というタイミングにこの映像に触れることが出来たことは光栄。それまでの間にたまたま自分の中での地球人尺度も少し広がり、結果として今の街に住むようになって本作のエンディングシーンに携わったという人達にもすれ違うことができるようになった。そうしたことが本作の鑑賞後の感覚をより豊かなものにさせてくれたのだ。最近読んだ「パレード」での一節、「俺の息子が大都会に出ていろんな人材にあってくれるとするならその送り出す甲斐もあろうというもの。」というようなくだりに若干シンクロもする。   日本が産んだ名工品「刀」を手にした時、自由に操れる自分であったならそれはそれで自己の満足度は高いに違いない。それが悪事のためではなく、悪事に抗するためなら…。ただこの部分の判断基準が人によって異なるのが難しいところなのであるが。
[DVD(邦画)] 7点(2014-05-29 12:46:25)
16.  男はつらいよ 純情篇
キャストへの驚きの連続につい点数加増。   冒頭部、寅さんの五島への旅路の途中亭主と喧嘩して飛び出したまま故郷へ向かう赤子連れの女として先日2007年約10年ぶりに銀幕に復帰した姿を拝んだばかりの宮本信子が登場。20代後半の頃の彼女がほぼノーメークで影のある女を怪しげに好演。父親役が森繁久彌だったのはついスルーで、これは「小早川家の秋」(1961) でも犯した同じ過ち。この人には終末部ではつい持って行かれてしまった…。   若尾文子氏は溝口作品「赤線地帯」(1956) と小津作品「浮草」(1959) にて当時20代前半の彼女にほだされたっきりで、その後の再会があっという間に71年まで飛ぶことになってしまうとは予想だにせず。ただこの時期での広い範囲の年齢層の男どもがついぽかんと口を開ける妖艶な美女という設定に足るキャスティングであることには違いない。とはいえやはり彼女にはスクリーンで会う度にどこかズキンと痛い。   で、最後の驚きは町医者役で登場した松村達雄氏。後日初代おいちゃん森川信の早逝にともない後続に回る人であることはすぐ気づけたのであるが、この方こそが先日鑑賞したばかりの「解夏」での住職であったことを知った時には…。8作目までのおいちゃんはじっくり楽しませていただくし、9作目からのおいちゃんもじっくり楽しませていただきます…という方針に若干軌道修正。   ふるさとは、遠きにありて想うもの。   身に沁みます…
[DVD(邦画)] 7点(2014-05-27 10:15:42)
17.  シャニダールの花
気になる女優の名だけで手にとってみた次第。「華」とかいて「はる」と発音。  彼女に遭遇したのは「舟を編む」にて。今どきのイラッとする女を見事に演じていたその人が気になり、そうこうしているうちになんだかエライものを受賞してしまったので自分の中でも「ほら、やっぱり。」とエラそうなリアクションをとっていた。前述の作品の中での彼女より実際の黒木華という人の方が透明感のある人のように感じ、今回は撮影後のインタビュー映像などを通してその普段の彼女をもう少しみることが出来た結果その「透明感」的感覚は更に裏打ちされた形となった。むしろこの人のどこから「岸辺みどり」が出てくるのかの方が不思議なのだ。  前述の国際賞において、過去の日本人女優受賞者四人のうちに田中絹代がいたが彼女が映画界の大女優であったことを一旦棚に上げていうと自分にとっては二人はかなり同じ分類に入る。今後の活躍に期待。さて、肝心の受賞作も観なければ。   あともうひとつ。  16年後の伊藤歩にいきなり会えてそちらはそちらで感動。綺麗なお姉さんになりはって、ホンマ。(笑)
[DVD(邦画)] 7点(2014-05-13 16:06:03)
18.  長屋紳士録
うん、やっぱりこれでやられたんだと思う、飯田蝶子の魅力に。   小津作品を通した他の役者という意味では東山千栄子の時もそうだった。「東京物語」でのの~んびりとしたおかあはん役を観た後に、黒澤監督作品「白痴」(1951) でのギスギスした年配女性役を観ると、この人ただもんではではないと思わされたもんだった。今回はそのときの感覚とどこか似ていて、ここまでのところ飯田蝶子といえば常に人のよい「かあやん」役だと思い込んでいたのが、本作のような脚本において正直者で根は悪くなんだろうけど、とにかくそこいらにいそうな品の悪い「おばはん」役をピシャッと演じられると、「一本とられた」的な気分になるのである。   でもやっぱり主役は…。   「青木放屁」といささか悪ふざけの過ぎる芸名の子。突貫小僧こと青木富夫の異父兄弟とのことで、かれらのおかんは今で言うステージママだったのだろうか、とにかく小津監督に拾い上げられて開花した才能。小津の「子役撮りコメディ万歳」な感じがあちこちにあふれている作品である。   ちなみに彼の父親役をちょい役で演じていたのが、小沢栄太郎であったということには即座に気づけず。相変わらずこの人も演じ分けが素晴らしい。最近の記憶では木下惠介作品「花咲く港」(1943)、「女」(1948)、そして溝口健二作品の「雨月物語」(1953) にて。これら観比べてもらえば納得してもらえるはず。
[映画館(邦画)] 7点(2014-05-13 10:32:23)
19.  007/消されたライセンス
The second and, sadly enough, the last title by Timothy Dalton. Although the record says the lowest earned title, I personally believe many people's comment as "the closest ever Bond, to the original novel", even including Princess Di!   The opening is shocking enough as usual and it also contains sad and emotional moments, which had been avoided for the last two predecessors, Connery and Moore. I would say they were not good at these kind of things and those who are "matured" audiences had to wait until Dalton shows up. I was somewhat surprised to see my side of preference to watch Pam like Bond Girl, played by Carey Lowell. Another surprise was she is "the better half" of Richard Gere!   A personal trivia was the Hemingway House. : ) Since I just watched recently "Hemingway & Gellhorn" (2012), played by Clive Owen and Nicole Kidman, it was fun to watch the past in the past movie, both of them are pretty new to my current daily life.
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2014-04-30 13:54:00)
20.  007/リビング・デイライツ
Due to schedule conflict, I ended up landing on this title by skipping whole Roger Moore collections except the very first one. I'm not sure how this order changed reception of Timothy Dalton's image because I'd be one of the person who would have been fed up with Moore's too comedic too old Bond around that time. Dalton declined an offer for Bond role when he was 24 years because he felt he was too young for Bond, then declined again at the age of 34 because he didn't want be Bond like the ones in "Spy Who Loved Me" or "Moonraker" with the fact that their script wasn't ready by that time. I believe he made right decisions as a serious Shakespeare trained actor and that didn't lower his reputation and raised Bond's reputation at the same time. If 34-years-old Timothy would be competing against Daniel Craig, they would be serious contenders for each other.   I definitely watch this again after completing series!
[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2014-04-27 22:32:23)
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