2. ショーシャンクの空に
この映画は正に「傑作」といえる作品だと思う。見る者を二時間通して釘付けにし、それでいてしっかり現実味も帯びている。監獄生活の生々しさや、人間臭さの描写もしっかりできている。そして何度も繰り返し見ていると、何よりびっくりさせられるのは人間の些細な感情や思考も素直に表現できている事だ。だから見てる者がストーリーを共有できる。これは簡単な事に見えても意外にできない。自分の感情を上手く人に伝える事でさえ難しいのにそれを映画という枠の中で演出してしまうフランク・ダラボンは凄い。 10点(2002-06-27 03:02:45) |