1. ウインドトーカーズ
良かったです(ニコラスケイジのファンだってのもあるだろうってのは自分でもわかってるんですが)。日本軍の(日本人の)描写は今まで見たハリウッド映画の中で一番マシ。JAPという言葉は聴いていて切ないというかフクザツというか気分良くは無いですが、日本人も「鬼畜米英」とかフツウに言ってましたしね、戦時中は。向こうもフツウにそういう発言してたでしょう。そういう意味で許容範囲。視点がアメリカなんで主人公達の行く末に気を取られて「早くやっつけなきゃ!!」って思う一方で相手は日本兵なんで、(しかもよく勉強した第二次世界大戦)ああ、簡単に死んでくこの人たちにも家族いるんだよな本当ならって考えたら、何だか気分が急下降(悪い意味ではなく)。日本人だから日本人を必要以上に悪く書いてるのは激怒ですけど、これは逆に相手が日本人だったからこそ痛かったって感じです(他の国の人が見たらホントにただのお涙頂戴になるかも)。結構ここのレビュでけちょんけちょんに言われてますし個人的にも突っ込みどころは満載だと思いますが、最後泣けました。映画ですから最終的にはやはり個人の好みでしょうか。俺は好きです。 9点(2002-10-03 06:32:47)(良:1票) |