1. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
花のように美しい1本ですね。アレンさんは相変わらず、ニューヨーク風っていうのか、ニューイングランド風って言うのかよくわかりませんが「こういうのを“華やか”っていうんだよ。わからなきゃ、それでいいけどさ」というスタンスですね。まあかっこいいです。 8点(2003-01-22 02:53:08) |
2. アメリカン・ヒストリーX
エドワード・ノートンが途中から監督やってたって噂あるけどホントなのかな?だとしたら彼は監督としても前途有望ですよね。「世界中がアイ・ラブ・ユー」でナカナカいいなと思った…程度しか記憶になかったのだけれど、これ観てから認識変わりました。立派なもんだと思いますよ 8点(2003-01-22 02:47:54) |
3. 8 1/2
難解映画というなかれ(笑)。たしかにスジはないけれどもさ。ただコレ比較対象が存在しないので(他のフェリーニの作品とも較べられない)、内容を表現しようがないですね。言葉では無理、だから映画にしたのでしょう。サラギーナ万歳。 10点(2003-01-22 02:43:04) |
4. シンプル・プラン
キング御大ご推薦の原作。もろ僕の好みの本だったので、サム・ライミ監督と聞いて「え?」と思ったのだけれど。でもいいほうに転がってたような気がします。だいぶ控えめでらっしゃいますね(笑)他人にもまあこれなら推薦できます。ソーントン、いいなあ。ビル・パクストンは初めて意識して観ました(笑) 7点(2003-01-22 02:34:38) |
5. アメリカン・ビューティー
これ凄いですね。満点文句なし。要約すれば「役割り」を果たすヒト、果たさないヒト、果たそうとして引き裂かれてゆくヒト…の話ですが、これは日本もアメリカも関係なく、“いま”の表現者には絶対に避けて通れないテーマの一つだと思います。最後は奇妙な“救い”というか、開放感がありますね。終わらせ方は、これ以外どうしようもなかっただろうな。20代でこれ撮っちゃうんだからヤになるよなぁ。 10点(2003-01-22 02:16:24) |
6. サンセット大通り
(ややネタバレ)文句ナシでしょう。はじめっから終わりまで完璧。もう十何回も観てるけれど(ビデオでね)、観るたびにいろいろな発見がありますね。今日の発見は、シュトロハイムが言う「楽師たちはまだこのことを知りません」この一言があるとないとじゃ本当に大違い。その後のシーンでベッドのノーマを見たときにズシッときます。 10点(2003-01-22 02:07:28)(良:1票) |