2161. ハロウィン(1978)
《ネタバレ》 しょっぼいなぁー。 なんてしょぼいんだろう。 それにもったいつけるなー。 ぜんっぜんアクション起こさないなー。 『・・・・今いけるやん!』って思うけど・・・まだいかんのかい。・・・まだいかんのかい。・・・まーだいかんのかい。てのの繰り返し。 ようやく動き始めたと思ったら、殺し方が、・・・またしょぼい。 殺し方がしょぼいのか、殺され方がしょぼいのか。 そしてこーゆー映画でヒロインにつっこみを入れるのはご法度ですが、このヒロインはあほすぎます。行動と思考回路に一貫性がない。あんだけ『不審な男がいる』って言っていたくせに、少年が同じことを切に訴えても全く信じないって、どーいうことですか。直前まで自分が主張していたことを突然全否定って情緒不安定じゃないですか。 そしてこの映画に最も足りないもの。 B級映画にはB級映画の良さがあると思うんです。 B級映画の良さはそのはじけっぷり。 それがこの作品には決定的に足りないんですよね。 ・・・と、まあいろいろ文句を言ったわけですが、このしょぼさが結構好きだったりします。このしょぼさ加減がなかなか良いんです。 全っ然面白くないけどね。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2014-06-04 04:14:26) |
2162. 裸足のトンカ
《ネタバレ》 スポーツメインなのか、恋愛メインなのか、軸がぶれすぎです。必ずしもどちらかをメインにしなければならないということではありませんが、今作の場合は、主人公にしろ、トンカにしろ、それぞれの行動規範というものがもともと見えづらいので、せめてメインテーマははっきりしてくれないとさっぱり共感できません。それ以前に物語に気持ちが入っていかないんです。 恋愛パートによってやたらとわき道にそれるのもマイナス。スポーツもの特有のテンポの良さ、リズム、爽快感といったものがすべて犠牲になっています。もちろんそこから生まれるはずの感動だってありません。『感動させようという意思が伝わってくる演出』は随所に見られますが、感動できるかいって感じです。 トンカがトレーニングを本格的に始めてからは、いよいよか、と気分が乗ってきたのですが、今度は唐突に訪れる決勝戦。そこに至るまでのプロセスがよくわかりません。それなのに『新星トンカ選手、優勝です!』って熱く実況されても、見ているほうはどうしたら良いのかわからないです。 そんでトンカの結末は唖然とします。ここまで頑張って見たのに、何ですかこの結末は。しかも、何しれっときれいな話で終わらそうとしているんですか。 作成者側の自己満足感漂う作品で、ひさしぶりに鑑賞者が置いてけぼりになっちゃう作品でした。途中でトンカを車に乗せた謎の女性も謎のまま。もうこの映画はわけがわからないことだらけです。フランス語特有の抑揚のない話し方とその雰囲気は大好きなんですが、この作品にいたっては、それも裏目っちゃっている気がします。 [DVD(字幕)] 3点(2014-05-30 12:21:13) |
2163. 踊れトスカーナ!
《ネタバレ》 これって、万人に愛されそうな雰囲気とイメージの作品ですが、あきらかに通好みの映画だと思います。私は残念ながら自他ともに認めるミーハー代表ですので、このストーリーがありそうで、実はそんなもんないってゆー映画が超苦手なんです。眠くなっちゃうし。 それに、出てくる人達が変な人達ばっかりで、どうもついていけません。妹のキャラとヴィジュアルが最初生理的に受け付けなかったんですが、後半はなんかもの凄くまともな人に見えたのが不思議。そんで、かなり苦手だったのが、主人公に熱烈ラブコール送る脱税女。特にレストランのシーンはもう勘弁でした。フィクションのキャラに空気読んでって思うとは思いもしませんでした。ハンターの男も気持ち悪い。テーブルたたくのも気にいらない。 なんか、見ていてつまらない、退屈だって思ってしまうと、普段だったらスルーするようなところも気になってイライラしちゃうのかもしれません。 悪いことばっかり書いちゃいましたが、面白いシーンもありましたよ。「癇癪持ち」のTシャツとか、彼女に怒鳴られた瞬間イスをたたんで出て行くシーンとか。でもなんか面白いシーンが単独でちょいちょい出てくるだけなんです。一つの映画作品としては、決して面白いものではなかったです。 [DVD(字幕)] 3点(2014-04-19 04:22:39) |
2164. アパートメント(1996)
《ネタバレ》 もう絶対無理なタイプの映画でした。ってゆーか、マックス、早く仕事しに日本に行ってください。大口の契約なんでしょ。いきなりダメ人間っぷりを見せつけないでください。仕事にプライドもって頑張る人物であればもっと感情移入できたのに・・・。 そしてアリス。本当にあなたは最低です。映画が面白くなるのであれば何しても良いわけではありません。アリスのことを心から信頼し、大切に思う人達の心を騙し、裏切り、踏みにじり、自己愛に溺れるあなたに全くついていくことができません。あなたのせいでリザは死んでしまったのですよ。 そしてマックスの友人君。自己顕示欲が強い一方で、実は結構情けないタイプのそこのあなた。あなたの存在はこの映画の中で、リザと並んで僕をほっとさせる貴重な人物でした。だから・・・まじドンマイ! とゆーことで、ミステリー調なストーリーはとても好きです。(中盤くらいでアリスの正体がわかっちゃっうのは残念ですが)断片的なシーンや伏線を少しずつつなぎ合わせ、少しずつネタバレしていく演出なんか最高です。だけど僕はこの映画が大キライです。 [DVD(字幕)] 3点(2014-04-10 05:08:46)(良:1票) |
2165. トト・ザ・ヒーロー
《ネタバレ》 誰しも、特に劣等感に苛む男の子であれば、いわゆる「厨二病」みたいに憧れの自分や憧れの世界をイメージしては楽しむ期間が来るのでしょうか。 現実世界におけるトマ自身の人生と、メタファーとも言える「トト・ザ・ヒーロー」の空想部分とは、まるで逆のストーリーが進行し続けます。当たり前ですけど・・・ 現実世界では、幼少期にみんなからばかにされ、愛する父を失い、自分のせいで溺愛していた姉を失い、青年期には愛する姉似のエヴリーヌと自らの意志で別れます。そしてそのほとんどに、アルフレッドが関わってくるわけです。 彼の精神状態は、「トト・ザ・ヒーロー」というもう一人の自分を空想の世界に創り上げることでバランスを保とうとします。普通は早い時期にこの精神状態から脱却するものですが、姉が死んでしまって、姉の成長があそこで止まってしまったことと、彼の恋愛に必ず一歩先をゆくアルフレッドが登場することで、彼はこの世界から全然脱却できません。 この映画の唯一の救いは、終盤、彼が真実を知り、現実の世界を生まれて初めて肯定するところにあるのでしょう。 アルフレッドの身代わりになって撃たれる瞬間と、「トト・ザ・ヒーロー」が撃たれる瞬間、今まで全く違う人生を歩んでいた二人の姿が完全に重なります。そう、この一瞬でずっと憧れていたもう一人の自分に、「トト・ザ・ヒーロー」になることができたのです。 なんかこうして書きながら整理していると、すごく良い映画のような気がしてきた・・・ ですが見ていたときは本当に面白くなかったのです。 いや、もうやばいくらいに。 ですので、勇気を出して、正直な気持ちを打ち明けます。 3点です。 周りを気にする「たきたて」は10点の評価をつけていますが、「タキタテ・ザ・ヒーロー」が3点の評価を出しています。 [DVD(字幕)] 3点(2013-05-26 15:38:42)(良:3票) |
2166. ホット・スポット
《ネタバレ》 ミステリー・サスペンス系の映画と勝手に勘違いしていました。 ハリーは何か秘めた目的がある風な感じだし、グロリアもサットンと何か隠し事している感じだし、ドリーにいたっては出てきたときから怪しさ満載だし、・・・これは結末にいったい何が待っているんだ!・・・・と思っていたら何も待っていませんでした。 結局ストーリーのすべてにひねりも何もないし、かといって魅力的なラブストーリーかと思いきやそうでもないしで、正直万人向けの作品ではなく、万人の中の一人である僕には楽しむことができませんでした。 [DVD(字幕)] 3点(2013-04-21 19:20:02) |
2167. クロスロード(1986)
《ネタバレ》 終盤までは幻の名曲を求めて旅する雰囲気最高のロードムービーだったのに、ラストで突然オカルト&コメディ?調になっちゃって、映画のテイスト変わっとるやん! まるで一学期までまじめだった生徒が、夏休み明けいきなり金髪にしてきたような違和感ありまくりのラスト。台無しです。 [DVD(字幕)] 3点(2013-02-28 15:40:24)(良:1票) |
2168. トップガン
《ネタバレ》 こんなオシャレ映画だとは思いもしませんでした。アイドル出して表面だけ着飾っただけのドラマと変わりません。ものすごく期待して見たのに、最初の10分で飽きた。 第一、導入部分の「アメリカは空中戦のエリートを養成する機関をつくった・・・その名は『トップガン』。」という設定を全然活かさないので、見ているうちに忘れてしまいました。なにしろ、どこが『トップガン』で『エリート』なのか全然つたわってこないのです。 肝心の空中戦も、誰がどこにいて、何やってて、ゴールはどこなのか、正解は何なのか、・・・・ひとっつもわからない。がんばって理解しようと努めていると、急に終わって、「やったぜ!○○を倒したぜ!」なんて登場人物たちばっかり盛り上がっている。意味がわからない。 最後の実戦だけは何しているのかわかり、そこだけは楽しめました。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2013-02-10 18:30:33) |
2169. デッドタイム・ストーリー/おとぎ話は血の匂い
《ネタバレ》 1話目と2話目はともかく、3話目だけ異様に面白いオムニバス形式のコメディホラー。 本当に、3話目だけはすごく面白いのです。 花の代わりに、死体の足の指をむしりながら、「好き、嫌い、好き、嫌い、・・・」なんてことをするものすごい世界観。 3話目を長編にして1本の映画にしたほうがよほど面白かったのではないかと思います。 [DVD(字幕)] 3点(2012-11-18 20:05:55) |
2170. 怒霊界エニグマ
《ネタバレ》 雰囲気は「フェノミナ」に、設定は「着信アリFinal」に似ています。 美術館でメドゥーサの生首の彫刻と、キャシーの生首が入れ替わりますが、あれって幻覚のはずなのに、その直後のシーンでは背後にその生首が残ったまま。 そこは消しとかないと!まるで安っぽいお化け屋敷みたいですよ! [DVD(字幕)] 3点(2012-07-02 00:26:30) |
2171. ナイト・オン・ザ・プラネット
《ネタバレ》 1話目。ウィノナ・ライダー扮するタクシー運転手は若いながらも自分の考え方、価値観、プランがしっかりしていて、共感できるものがあります。なによりかっこいい。最も万人向けなのは1話目かもです。 2話目。まぁ、うるさいです。ニューヨークのあのアングルでの町並みは素敵ですが・・・。ストーリーはあってないようなもの。もっともドラマ性の低い話。(まぁぼくの理解力が低いだけで、もしかすると深遠なるストーリーが隠されているのかもしれませんが) 3話目。ベアトリス・ダルです!「ベティブルー」にひきつづき、すさまじい「目」の演技。あれどうやってんでしょ。ただ肝心のストーリーは平淡の一言。ドライバーもイマイチだし。ただメッセージ性が強いのはこの話かと思います。 4話目。「そこに羊があらわれた。」「彼女の名はローラ」あはははははははははははははは、お腹いたい。この瞬間だけ爆笑。終わり方は非日常的で、他の話に比べるとやや異色です。かなり苦手ですね。 5話目。不幸比べも苦手です。 ★☆★総評★☆★ 映画としては非常に良いものかもしれませんが、かなり退屈でした。 平淡な映画も、映画の世界に入りこめると面白いんですけどね。 [DVD(字幕)] 3点(2012-05-26 04:24:35) |
2172. ザ・グラディエーターII ローマ帝国への逆襲
レンタル開始当時、「グラディエーター」の続編だと思って借りてきてしまった映画。 勝手に面白いと思い込み、あろうことかそのとき付き合っていた彼女に、「これすごく面白いから一緒に見よう。」と言って一緒に見てしまった映画。 ・・・かなりきつい目にあいました。 その後、「スターシップトゥルーパーズ」で同じ過ちを繰り返す・・・ [DVD(字幕)] 3点(2012-05-16 17:43:13)(笑:1票) |
2173. STAY GOLD ステイ・ゴールド
題材上仕方がないのかもしれませんが、退屈極まりない映画です。 ただ延々と「分水嶺」を探すだけですから。 頻繁に、回想シーンが差し挟まれるのはとても良かったです。 それでもわざわざ時間を割いてまで見るほどの内容ではなかったですね。 [DVD(邦画)] 3点(2012-04-22 15:41:25) |
2174. 最後の誘惑
《ネタバレ》 何が最後の誘惑なのだろうとずっと考えていました。ラスト30分で解ける謎。 あーね。この30分のことですか。 イエスは十字架にはりつけられるよう神の啓示を受ける。そして一度そこで死を迎え、その後再生し、人々に救いをもたらす。 劇中ではその死を迎える寸前までを描いています。 しかし、ただ十字架にはりつけられてめでたし・・・ではなく、イエスの人としての感情が、最後の最後でイエスを誘惑します。 ここからがラスト30分。 救世主としてのイエスと人としてのイエスの葛藤があったとき、はりつけられるまでの描写は痛々しく生生しく、正視に堪えないものでした。 ですが、全く状況は変わっていないのに、ラスト30分を見終えてから、イエスの安堵の笑顔を見ると、その瞬間ふっと救われた気持ちになるから不思議です。 でも点数低くてごめんなさい。 だって長いんだもん。 [DVD(字幕)] 3点(2012-04-19 04:43:51) |
2175. プリンセス・ブライド・ストーリー
《ネタバレ》 好きなジャンルなんですけど、いまひとつでした。 序盤で変なうなぎが出てきたり、ウェスリーとイニゴモントイヤが一騎打ちしたり、かなりその後の展開を期待したのですが、それから先は盛り上がることなく終わってしまいました。 ウェスリーのアクションが中盤以降全然出てこないってどうなんですか。 肩透かし感半端じゃないんですけど。 終盤はほとんどイニゴが主人公じゃないですか。 イニゴの不死身っぷりもどうかと思います。 [DVD(字幕)] 3点(2012-04-15 18:59:59) |
2176. ブラジルから来た少年
ミステリーとしては真相がばかばかしすぎてつっこむ気もおきません。序盤から予想がつき始めますが、まさかその予想通りとは・・・おかげでサスペンスとしても緊迫感がなさすぎで退屈です。 緊迫感を損ねたもう一つの理由は、この内容に対して映画がだらだらと長すぎます。どう考えてもこんなに時間は必要ないです。 ちょっとこの映画は・・・よく作られている割に、面白くない・・・ [DVD(字幕)] 3点(2012-04-12 12:16:54) |
2177. スーパーガール
《ネタバレ》 一番盛り上がらないといけない後半やクライマックスの演出が最低レベルで興ざめも良いとこ。駄作中の駄作ですが、地球で友人と学校生活を楽しんでいるところや、ショベルカーが暴走するところはかろうじて楽しめます。 [DVD(字幕)] 3点(2012-03-30 14:00:08) |
2178. ヴィデオドローム
《ネタバレ》 普通のホラーが見たい人にはおススメできないです。やたら映像がグロい割りに、退屈さを感じてしまう奇跡のような映画です。 途中から現実なのか幻覚なのかよくわからなくなります。 特に、教授の娘との2回目のやりとりあたりから、ストーリーと設定が破綻し始めている気がするのですが。 てっきり、すべて幻覚かと思いきや、殺された二人については現実になっているし、手が爆弾になってしまう一連の流れも完全に幻覚で相手を追い詰めているのかと思いきや、 「キャー」とか周りの人間が言っているし。 「え?そこは現実なの?」 黒幕が銃に撃たれたあと、体中から内臓とびだしてくる演出にいたってはもはや意味がわかりません。 ああ、解説が欲しいです。 よくわからなかった映画なので、点数付けるのはおかしいと思いますが、観ている人をむやみに混乱させる映画もどうかと思いますので3点で。 [DVD(字幕)] 3点(2012-03-27 04:51:43) |
2179. 2つの頭脳を持つ男
これ、変にコメディにしないほうが絶対に面白くなるのに。場面によってやたらコメディ色を強く出しすぎてしまって全体のバランスを崩してしまっています。スティーブ・マーティンは苦手な役者さんですが、この映画では良い味出していました。 [DVD(字幕)] 3点(2012-03-25 03:11:21) |
2180. ブレインストーム
《ネタバレ》 ラブストーリーにしたいのか、サスペンスなのか、それとも純粋にSFとして楽しめばいいのか、スタンスのわかりにくい映画です。 わかりにくさの原因はストーリーと、登場人物の行動の動機付けが曖昧すぎる点にあるかもしれません。前半は人物関係がごちゃごちゃしているように感じます。 ラストのオチまでふわふわしています。 一番面白いシーンは、電話回線使って研究所をハッキングし、みんなをあたふたさせているところでしょうか。あそこだけコメディタッチなんですよね・・・ [DVD(字幕)] 3点(2012-03-22 11:14:46) |