Menu
 > レビュワー
 > マーチェンカ さんの口コミ一覧。11ページ目
マーチェンカさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 206
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22117/
年齢 43歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011
投稿日付順1234567891011
変更日付順1234567891011
>> カレンダー表示
>> 通常表示
201.  スワロウテイル
<決定的ネタバレあり>僕はこの映画をファンタジーの一種として楽しみました。「金」がもたらす栄光もファンタジーであれば、その「金」から逃れるのもファンタジーでしかないのかもしれません。しかしそれでも僕は、「円盗」たちのコミュニティ「あおぞら」に強い憧れを抱いてしまいます。ラストでグリコとアゲハたちが金を燃やすシーンには本当に感動しました(所詮そんなことは現実には不可能だとわかっていましたが、それでも、いやだからこそかもしれません)。
9点(2002-02-11 19:52:07)
202.  魔女の宅急便(1989)
「確かにこれは子供向けでしょうね。ある程度の大人なら、見るのはちょっと退屈かも知れません」・・・これは今から3年以上前に投稿したレビューの最初の2行ですが、今は僕はそう思いません。確かに物語は明らかに、「13歳(特に女の子)」に向けて作られていますが、内容は大人にも十分訴えるものも持っていると、今はそう感じます。  これから働こうとしている人としてキキが描かれている限りで、この作品はキキと同年代の(そう遠くない将来に働くことになる)子どもたちへの「応援歌」であると同時に、働き始めて仕事上の苦難に遭遇し、周りの暖かさに支えられてそれを乗り越えていくキキの様子に注目すると、これは現在働いている人たちへの「応援歌」とも言えると思います。  生きている限り、人は必ず自立し、働くことになります。僕はこの作品に、そういう「これから働くことになる人、そして現に働いている人」たちを、静かな説得力でもって力づけてくれるような暖かさを感じます。  「神様か誰かがくれた力なんだよね。おかげで苦労もするけどさ」・・・ウルスラがこうつぶやくまでのあの一連のシーンを見ると、いつも僕は、「働くこと」、しかも「自分の能力を生かして働くこと」が、何か特別な、まさに神秘的なもののように感じます。   <追記>母親のホウキを使って、特に何も考えずに飛んでいたキキが、深刻な挫折の後に、仕事のため、そして友を助けるためという自立した意志を持って、ホウキの代わりにデッキブラシで飛ぶ・・・今回見直してみて、このキキの変化にとても興味が湧きました。デッキブラシは荒々しく、キキの乗りこなしも不器用です。しかしキキは、それでも一生懸命にデッキブラシにしがみついている・・・もしかしたら監督は、このようなキキの姿に、自立し始めた若い人たちの荒々しさ、不器用さ、そして一生懸命さを投影させているのではないか、そう思いました。
[地上波(字幕)] 9点(2002-02-11 17:01:21)
203.  天空の城ラピュタ
もう今までに何回見たかわかりません・・・この先どれだけ僕の感受性が擦り切れても、この映画だけはいつまでも好きでいると思います。
[地上波(邦画)] 10点(2002-02-11 16:38:31)(良:2票)
204.  フルメタル・ジャケット 《ネタバレ》 
前半の訓練所で、教官がやたらと新米たちを「お嬢さん」などと呼んだり、「微笑みデブ」レナードが、失敗するたびに指をしゃぶらされたりする場面がしばしば出てきますが、今回見直してみてようやく(苦笑)その意味がわかったような気がしました。つまり新米は「女」でしかなく、ましてや無能力者はそもそも「子供」でしかないのであり、つまりは「男扱いされない」ということだったのですね・・・訓練所で新兵のこういう「女性性・幼児性」を見せ付け、屈辱を味わわせ、それをバネにして一人前の兵士、つまりは「男」に仕上げて行くという訓練の一面が、今回見直してみて見えた気がしました。他にも、「性」、「神」、「思想(自由、資本主義)」、そして「愛国」といった要素が見えますが、一人の人間を「殺し屋」に仕立てるには、何とも数多くの後ろ盾が必要になるみたいです。
10点(2002-02-11 16:31:24)
205.  CUBE
実際にはありそうもない極限状態を通して描かれたリアルな精神状態、これは評価するしかないでしょう。ラストをどう見るかで評価がわかれると思いますが、僕としてはやや「安易かな」と思ったので、8点にしました。
8点(2002-02-11 16:17:07)
206.  もののけ姫 《ネタバレ》 
僕はどうも、こと『もののけ姫』となると、ダラダラと書いてしまう様です(もちろん今書いているこのレビューもそうでしょう)。そこでこの作品に関しては、個人的に最も重要であると思われるポイントに絞って、レビューを書いてみたいと思います。  この作品における最重要ポイント、それは「アシタカ」という人物に尽きるのではないかと思います。作品における表面的な構図(つまり「自然対人間」という対立構造)とは裏腹に、「自然」に関するメッセージ性はそれほど強くは無いのではないかと思います。そして仮に「強いメッセージ性」がこの作品にあるのだとしたら、それはただ一点、「憎しみへの警鐘」ではないかと思っています。  実際この作品では、「憎しみ」は様々に形を変えて描かれます(ある時は身体を蝕む不吉な痣として、またある時はヒルのようなぬらぬらした姿を取って)。そしてこの作品に関しては、その「憎しみ」は「死」とも密接に結びついているのです。『もののけ姫』においては、作中に渦巻く憎しみの源泉として、この「死(への恐怖)」が描かれています。そして主人公のアシタカは、作中の錯綜した対立構図(自然対人間、人間対人間、そして人間対「神」)と共に、この「憎しみ」と「死への恐怖」をも背負っているのです。  そして僕にとっては、このような「重荷」に対してアシタカが最終的にどの様な解決をもたらすのか、という点よりは、このような「重荷」から逃げ出すことなく、様々な状況に真正面から、しかも「憎しみ」をできるだけ排除した上で対決しようとしているその「姿そのもの」に、大きな魅力を感じています。この『もののけ姫』は本当に豊かな作品だと僕は思うのですが、個人的には、その豊かさの多くは、このアシタカという人物に負っているのではないかと思います。
10点(2002-02-11 03:04:02)(良:1票)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5157.28%
63014.56%
75124.76%
85828.16%
93416.50%
10188.74%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS