221. 帰らざる河
とにかくモンローの顔と声と身体を堪能出来るので、私は満足です。でもこれをモンロー以外の女優がやってたら・・・・ 5点(2003-10-15 09:48:15) |
222. 凶気の桜
最初の「東映」で笑って、おっ、こりゃ面白いかも、と思いきや、気分がどんどんスローダウン・・・・窪塚君、調子乗り過ぎ。 3点(2003-10-15 09:43:26) |
223. 花咲ける騎士道(1952)
あれ、一番だわ。今の時代に見ると、古めかしい感は拭えない。でもジェラールの完璧なる美貌、ジーナ・ロロブリジダの完璧なる美貌。単純明快なストーリーには、映画としてのオーソドックスな魅力が詰まっていると思う。今の時代にペネロペでリメイクしたって駄目でしょう~ これはあの時代だからこその映画です。 7点(2003-10-12 21:12:23) |
224. フリーダ
良くも悪くもサルマの女王様映画。画家としてのフリーダのステイタスがあまり描かれていなかった点に多少不満が残ったが、カメラも演技も衣装も(ストーリーはもともと波瀾万丈な人間の伝記なのだから当然面白い)、合格点に達した佳作映画だと思う。あとは見る人がサルマを好ましく思うかどうかにかかっているのだろう。私はデスペラード以来彼女の大ファンで、彼女がいかにフリーダ・カーロに心酔しているかをインタビュー等で識っていて、主演から権利の獲得、資金調達までをこなした事を識っていたから、公開前からとても期待していたし、画家フリーダ・カーロに関する知識も多少頭に入れていた分、とても楽しめた。サルマのともすればひとりよがりになるがちな姿(女子高生役まで自分でやることはないと思う・・・)も、好感を持って見れたし、豪華な脇役陣を見ると、結構人望が厚い人なんだなぁと思う。「情熱」という言葉が、なんとも似合う映画。女性映画(観客の99%が女性だった)と思われがちだが、男性にも見てもらいたい一作。 9点(2003-10-12 20:08:32) |
225. バースデイ・ガール
ニコール、マチュ-・カソヴィッツ、ヴァンサン・カセルがロシア語を話すのが面白い。ストーリーもサスペンスでいながらコメディで、なかなかかわいらしい。ただ全体に、場面場面の繋ぎ方が悪く、カメラワークも単調でやや飽きる。90分強という短い映画だから良いけど、二時間あったらだるいかな。 6点(2003-10-12 19:59:53) |
226. ラスベガスをやっつけろ
ここまで徹底して内容がないと、爽快ですらある。だるい夜中に観るべき。昼間の鑑賞には全く適さない。このハチャメチャを、デップとデルトロがやっているからこそみんな観るけど、新人監督新人俳優がこれをやったら、間違いなくお蔵入りでしょう。 5点(2003-10-11 14:25:37) |
227. ザ・セル
映像はたしかに凄いです。JLOも綺麗! 美しい! でもそれだけ。これならJLOの歌のビデオクリップにすればいいじゃん。わざわざ映画にして二時間も見せ続ける価値ナシ! 4点(2003-10-08 18:48:29) |
228. ピノキオ(1940)
懐古主義的と言われてしまえばそれまでだけど、この頃のディズニーには、今は失われてしまったディズニーらしさがあって、とても良いと思います。子供に是非見せたい素晴らしいストーリー。星に願いをは名曲ですね。 7点(2003-10-08 18:44:09) |
229. 運命の女(2002)
《ネタバレ》 色々な点で、リアリティーに欠ける映画だった(風、死体運び)。まあこの人の映画にリアリティーを求めてはいけない。あと無駄なシーン(不倫相手は結婚していたとか、ギアが目で追ったいたナイフとか)が多い。後半いきなり夫婦愛の話になり、ギアに人を殺めたという罪悪感がまったく感じられない。すごく身勝手な夫婦。エンディングも中途半端に感動的なのが「え~」という感じ。これを邦画でやったら目も当てられないでしょう。これをなんとか見せている主役の二人は、さすがスター! ダイアン・レインのふっきれた演技はとても良かった(やや泣き過ぎでウザイ)。子役がやたら良い子ではなく、そのへんの平凡な男の子風なのもイイ。細かく言えば4.5点! 5点(2003-10-08 14:16:05) |
230. ラウンダーズ
なかなか。ポーカーに人生の全てをかける気持ちは、パチンコすらやらない私には理解出来ないけど、ああいう世界もあるのね、的面白さは充分にあった。キャストが豪華すぎ。まさか本当にジョン・タゥーロだったとは(端役だから似た人かと思ったよ)。ワームの描き方が少々中途半端。でもノートンはやっぱり上手い! キャスト紹介にポスト、デニーロと書いてありましたね。マット・デイモンはポスト、ハリソン・フォードかな。何の役をやっても同じ声同じ顔。 6点(2003-10-06 12:19:34) |
231. 千年女優
私はアニメといえばジブリかディズニーしかみない人なのですが、これは面白かった! クオリティーが高い。構図と色彩がすごい。アニメは日本が世界に向けて誇れる数少ない物の一つですね。一時間半、あっという間でした。個人的には、最後の台詞が大好きです。女の本質を突いていますねっ! 8点(2003-10-04 14:25:14) |
232. リロ&スティッチ(2002)
「千~」に大敗を喫した、というイメージが強く、「駄作かな」と思ってみたせいか、案外楽しめました。どちらが好きかと言われれば、私は断然「千~」ですが、笑いがあって可愛くて、単純明快なストーリーだけど、どこか教訓があって、最後はハッピーという王道的な所が、幼稚園児までが観るアニメとしては、良かったと思います。 7点(2003-10-03 14:36:53) |
233. ファイト・クラブ
公開当時見た時は、なんだか恐かった。最近見たら、「コレ、いいじゃん」と思ってしまった。すごく色々な事に挑戦的な映画ですね。深い様で浅い、暗い様で明るい。ふしぎな映画です。名言も沢山。ノートンの演技がすごい(真実の行方と微妙にキャラが被るけど)! ブラピはビジュアル的に最高。ヘレナ・ボナム・カーターは。「眺めのいい部屋」のイメージが強かったので。びっくりした。 9点(2003-10-01 18:20:52) |
234. ダイ・ハード3
ネタ切れのストーリーを派手なアクションでごまかし、名優二人(勿論ジェレミー&サミュエル)でひきつけている、という感が拭えない。ダイ・ハードならではのよれよれウィリスの面白さがほとんど見られす、ただのスーパーヒーロー化、それでも最後までとりあえず見てしまったので5点。 5点(2003-09-29 09:09:53) |
235. トーマス・クラウン・アフェアー
ありゃりゃ~ 点数低いですね。たしかに名画には程遠いけど、娯楽映画としては充分合格点だと思います。「おっちゃんとおばちゃん」感は確かにあちますが、二人とも中年のセクシーさムンムンなので、私的にはOKでした。火サスを観るよりは、はるかに贅沢な暇つぶし、という事で。リアリティーはゼロでした。 7点(2003-09-28 08:05:08) |
236. ダメージ
《ネタバレ》 ジュリエット・ビノシュの独特のいやらしさ(何というか、セクシーではなく「いやらしい」の。少し不潔な感じ。ふてぶてしくて、どっしりした)と、ジェレミーの紳士ぶりが映画にベストマッチ。中盤までは興味深く、適度にハラハラさせられた。でもあそこで息子があっけなく死んだのには「?」。そんなのってあり!? 見終わって、監督があの「ルイ・マル」と知って目が点。キューブリックといい、マルセル・カルネといい、若い頃斬新な映画を作っていた人って、老いてもその時代に合った斬新さを求めるもついていけず、駄作を作ってしまうものなのでしょうか。 4点(2003-09-28 08:01:58) |
237. 運命の逆転
ひじょうに興味深い映画でした。グレン・クローズに語らせるというやり方もなかなか! 疑問が残るんだけど、嫌な感じがしない残り方。弁護士たちのやりとりも面白かった。ジェレミー・アイアンズ上手い! ただの「若い女を誘惑するのが大得意」俳優かとおもいきや。声がものすごいダミ声だったのは、役づくりなんですね。あのハゲは・・・? 役づくり、それとも実はハゲ? 気になる・・・ 8点(2003-09-28 07:57:18) |
238. 海辺の家
超ご都合主義、最後はみんな良い人、とにかく詰め込む・・・と、これぞアメリカ感動映画の王道的。見終わった後、感動したけどなぜか疲れた。キャスティングはすごく良い。生意気アナキンに、深刻な不倫劇をやらせたらピカイチのCSトーマスに、若い男を誘惑させたら天下一品のメアリー・スティンバーゲン。ケビン・クラインは勿論上手い。不要なエピソードを外して、気持ち短くしたら良かったのにと、個人的には思いました。 6点(2003-09-26 21:04:45) |
239. 二十日鼠と人間(1992)
《ネタバレ》 素晴らしく、悲しく、かつ恐ろしい映画だ。人間は、邪魔な他者を排除することによって生き延びてきたのだという、お綺麗な社会の中で忘れ去られていた現実を、まざまざと見せつけられた。ラストのジョージの行動を、善とも悪とも描かずに、ただ深い悲しみで描いたことにより、切り取られた人類の歴史の中のある現実のひとつの悲劇が、胸に痛みを残す。「人は泣きながら生まれてくるのだ」という言葉を思い出した。レニーもジョージも、牧場主もその妻も、泣きながら生まれ、少しの楽しい出来事と、たくさんの辛い出来事が起きる人生を、悩みながらも生き、けれどその生はふとしたきっかけで、紙切れのようにちぎれてしまう。生命を持つものなら誰もが感じながら、忘れたふりをして日常を送っている哀愁に、正面から向き合った、勇気ある作品だと思う。スタインベックの世界を表した色調も素晴らしかった。 10点(2003-09-25 11:03:10)(良:1票) |
240. スコア
さっすがの名優デニーロ&マーロン。そしてそれに引けをとらないどころか、食ってしまってさえいるノートンが凄い。この人は本当に名優。さらにこの映画は、細部が凄い。金庫破りのシーンに、ちゃんとリアリティがある。細かい所のもちゃんとこだわって映像を作っている。この2点を考えれば、ストーリーの平凡さは許容範囲。否、シンプルなストーリーだからこそ、俳優の演技が引き立つ。私は好きです。 8点(2003-09-24 16:54:43)(良:1票) |