221. 禁断の惑星
ウォルター・ピジョンの存在感(+2点)以外印象に残らない。展開も演出も中途半端で興に乗れない。結末にも「終わりましたか、そうですか」何の感慨もない。水臭い、作品。 [DVD(字幕)] 5点(2021-04-10 09:40:47) |
222. 渚にて
『海底二万哩』からアドベンチャー要素を取り除きロマンス仕立てにした作品。グレゴリー・ペック、エヴァ・ガードナー、フレッド・アステア、アンソニー・パーキンスといったしっとりとした俳優達がそれなりに雰囲気を醸し出すものの、こじんまり感が否めず、街の終末模様の虚しさや終末を迎える街の緊迫感が何も響いてこないのが残念。製作費がかけられなかったのだろうか? [DVD(字幕)] 5点(2018-05-27 16:00:59) |
223. 西部の人
《ネタバレ》 異色の西部劇というふれこみですが他愛のない話だった。私的にクライマックスだった銀行襲撃が、街自体がゴーストタウンと化しているのには呆れて脱力。ゲイリー・クーパーの渋さだけの作品。 [DVD(字幕)] 5点(2017-02-19 23:30:44) |
224. 現金に手を出すな
《ネタバレ》 年寄チームVS若造チームの他愛ないお話であってもジャン・ギャバンのオーラに見惚れる。無法者に対する因果応報な結末に耐える姿は絶品。 [DVD(字幕)] 5点(2016-07-15 02:50:19) |
225. 戦争と平和(1956)
原作未読、初見。1時間経過時にリタイア、1週間後に続きから完走。ダラダラとは言わないもののあまりの長尺にヘトヘト。冬将軍とクトゥーゾフの恐ろしさが際立つ戦闘模様は「命を愛し続けよ」との言葉に重みを感じるものでした。他方で貴族の恋愛模様はヘトヘトの原因で生き残った二人がこの先も薄っぺらなままのように見えました。 [DVD(字幕)] 5点(2014-03-01 01:03:57) |
226. 居酒屋(1956)
初見、原作未読。元夫&現夫の甲斐性無しのクズっぷり、アバズレ泥棒猫姉妹の姉のカスっぷりが堪らない。一部始終を見聞きしていた愛娘のふてぶてしい面構えが救いの無さにとどめを刺す結末。疲れました。二度と観たくない作品。 [DVD(字幕)] 5点(2013-06-02 12:59:55) |
227. いとこ同志
後味の悪い事この上ない物語。性悪小娘はともかくとしてポールに悪意がないというのが何ともやるせない。この世にありがちな不条理さを映画でまざまざと見せられるのは疲れます。 [DVD(字幕)] 5点(2011-11-26 20:33:01) |
228. 死刑台のエレベーター(1958)
気だるい雰囲気に覆われているものの話の中身自体は取るに足りないものでした。ただ、ラストで二人の悪事がそれと共に浮かび上がってくるシーンに、空気を切り裂くような出来事をも淡々と見せるルイ・マル監督テイストを味わえました。 [映画館(字幕)] 5点(2010-12-18 11:00:34) |
229. 眼の壁
原作未読。事件が拡がるも深みを感じず惹かれるものがありませんでした。 [DVD(邦画)] 5点(2010-08-20 21:47:10) |
230. ハーヴェイ
ハーヴェイとは、お人好し・愚直・ばか正直の象徴でしょうか。迷いなきエルウッドの穏やかさに、他者をそのように位置づけて見下す者の心の貧しさを思わされます。けたたましさが目に付いた姉のキャラクターにもう少し深みがあって欲しかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-15 18:09:47) |
231. お遊さま
《ネタバレ》 サディストの姉とマゾヒストの妹の間に挟まれた慎之助。三人四脚で危うげながらもバランスを保って走っているかの様です。その舞台となる風景、格調高い商家の佇まいのあまりの美しさに、三人からもうっかりと気品を感じてしまいます。何時までも走り続けられないとは承知していましたが、・・・・二人が落ちぶれた暮らしに至った経緯に多少なりとも触れて欲しかったです。 [DVD(邦画)] 5点(2009-11-04 23:24:19) |
232. ワーロック(1959)
リチャード・ウイドマーク、アンソニー・クイン共演に期待特大となりましたが、共に煮え切らない役どころで、彼等と決闘するヘンリー・フォンダも何か無機質でサッパリ盛り上がりません。勧善懲悪で良かったのに変な色気を出して捻りを効かせたつもりのストーリーは独り善がりで何ともはや。こんなウイドマークは観たくなかったガックリ度合い半端ない作品。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-05-04 22:27:46) |
233. アメリカの影
ジョン・カサヴェテス監督デビューにしてインディペンデント映画の先駆けとされる作品。 ラストに即興演出であるのが示されていましたが、そんな風には見えませんでした。 あからさまではなくても人種差別はその時代ついてまわってたのに考えさせられましたが、3兄妹にまるで魅力を感じられず退屈さに覆われての鑑賞でした。 [DVD(字幕)] 4点(2023-08-09 00:47:28) |
234. 去年の夏 突然に
《ネタバレ》 序盤、キャサリン・ヘプバーンがモンゴメリー・クリフト相手に戯言を喋り散らかすシーンの長いことといったら。寝落ち寸前でやっとこさエリザベス・テイラーが登場してセバスチャンは何故死んだかに向かって話が動き出す。近親相姦、同性愛はあり得るものの、子供達の襲撃は意味不明。タブーに切り込んでみたけれど空回り感の強い凡作。 モンゴメリー・クリフト老けたなぁ、覇気無いなぁ。アルコール依存と薬物濫用で降板させられるところを、親友のエリザベス・テイラーが彼無しなら私も降りるとごり押ししたそうで1へぇ。 [DVD(字幕)] 4点(2023-06-03 00:42:31) |
235. マーティ
当時の感覚なのか行き遅れが強調されている男女のお話。結婚したらしたで苦労が待ち構えているところも描かれています。(まぁ、結婚というのは親族もろもろ抱えての事なので当然かと) 淡々とした善人役でも包容力を見せるアーネスト・ボーグナインは流石の存在感ではありますが、彼を含めオスカー4部門受賞には到底思えなかった平板で退屈な作品でした。 [DVD(字幕)] 4点(2023-04-17 11:41:22) |
236. あこがれ (1958)
ペラペラ喋るナレーションが憎悪や復讐を連呼するのが鬱陶しい。男の子が抱くあこがれは理解出来るものの、徒党を組んでるところに悪質さを感じてしまいました。知識無しだったのであっという間のお開きに驚くやら、これ以上血圧が上がらずに済んでヤレヤレやら。 [DVD(字幕)] 4点(2023-02-22 01:41:25) |
237. 翼に賭ける命
ダグラス・サーク監督作と言うことで鑑賞。 何年か前にテレビで見たエアレースが思い浮かぶもので、パイロット・妻子・整備士の愛憎に割り込む新聞記者のお話。 整備士の人柄に無理筋を感じて盛り上がりきれずに終わった作品。 レース映像はなかなかの迫力だったのが好感。 [DVD(字幕)] 4点(2023-02-11 20:06:05) |
238. オルフェ
お目当てマリア・カザレスは美しいお姿ながら台詞回しが今一つで魅力を感じられず。お話は激しくワケワカメの撃沈でありました。(憔)出直してきます。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-01-31 22:39:39) |
239. 戦艦シュペー号の最後
史実に基づいているようで知識の無い身にとってウルグアイの毅然とした言動以外は「へぇ、そうなんですね」以上の感慨がなかった作品。 [DVD(字幕)] 4点(2023-01-17 00:58:48) |
240. 勝利への潜航
潜水艦戦争ものでお決まりである艦長と副長の対立が描かれた他愛の無い展開結末。艦長と彼の恋人をロナルド・レーガン、ナンシー・レーガン夫妻が演じているというある意味お宝作品。無味乾燥なお芝居に苦笑するのですが、知事から大統領に上り詰めたドラマチックな人生を送った二人に感慨深さを覚えるところです。 [DVD(字幕)] 4点(2022-11-16 01:33:58) |