2481. デイライト
『クリフ・ハンガー』の続編か?と言いたくなるスタローンの役の設定で、せまってくる危機もなんだか段取り通りという感じ。でもいいんです!こういう映画を待ってます。懲りずにまた作って下さい。(『ポセイドン・アドベンチャー』って、各登場人物のキャラクターが非常に際立ってたから、面白かったのよねー。その辺をゼヒ加味していただければ・・・。) 7点(2003-08-23 23:29:01) |
2482. オルカ
シャチは鮫より強いんだぜ!という『ジョーズ』への挑戦とも取れる出だしでしたが、こちらは「果たし合い」のお話でした。イヤガラセされて陸路で街を出られないからって、何も北氷洋まで行ってシャチと戦わないでも、どこか別の港に行けばいいんじゃないの? と、後半の極端な展開に、目を白黒させてしまいましたが、リチャード・ハリスの眼光に気押されて、つい説得力を感じてしまったのでした。 7点(2003-08-23 23:08:32) |
2483. エル・ドラド(1966)
腰に爆弾かかえたガンマン、アル中保安官、銃は使えないナイフ投げ、といった、少しポンコツなところのあるヒト達を主人公に据えたところが、ミソと言えばミソ。ところで、ジョン・ウェインとロバート・ミッチャムが肩並べて歩くラストシーン、全く、取ってつけたようにしか見えない不思議なシーン(ジョン・ウェインの服装が違うし、杖の突き方も変)ですが、何か深い意味のあるシーンなんですか?? 7点(2003-08-23 22:44:11) |
2484. 華麗なるヒコーキ野郎
おい石原裕次郎はどこに出てるんだ!ってキミそれは違う映画だよ。紛らわしい邦題だねえ。空への憧れをとことん追求した、飛行機バカ一代という感じの映画。クライマックスの撃墜王との対決シーンは、よくぞこんなシチュエーションを準備してくれた、と喝采をおくりたくなるワクワクもの。 7点(2003-08-17 14:43:13) |
2485. ボルケーノ
「『ダンテズ・ピーク』を観た以上、コイツも観ないとバランスが取れないわい」、観に行った理由はこれだけなんですが。往年のパニック映画の雰囲気が味わえて、テキトーに自らを犠牲にする人が出てくるあたり、懐かしいと言えば懐かしいが、いささかサービス過剰ですな。その一方じゃ「アチチ~」程度で済んじゃう能天気ぶり。しかし街のまん中が溶岩で埋め尽くされるシーンはやっぱり圧巻。溶岩に水かけて戦うのって、昔、エトナ火山かどっかでも実際にやってませんでしたっけ? 7点(2003-08-17 13:50:15) |
2486. 推定無罪
嫌な薄暗いようなモヤモヤした感じで、どういう風に話が落ち着くのかと思ってたら、このラストなもんで、なかなか衝撃的。意外なオチに、「真実味の乏しい場当たり的ドンデン返し」タイプと、「それまで信じて疑わなかった物が一気に突き崩される恐怖」タイプがあるとしたら、本作は後者の方と言えるのでは?ジョン・ウィリアムスの音楽がかなりカッコいいですね。雰囲気作りに一役も二役も貢献。 7点(2003-08-17 11:34:49) |
2487. ダブル・チーム
何だこのロッドマンとかいう見たことも聞いたこともない奴は。こんなの出さないでいいよ。大体こんな奴がプロレスのリングに上がったのが許せないもんでそれ以来記憶が欠落してるんだ。こりゃ映画と関係ないな。ダブルチーム、面白かったよ。ちゃんと香港映画テイストになってますね。惰性で作ったような映画とはひと味違います。ミッキー・ロークはどうして例の必殺ネコパンチを出さないのかな。だから負けるんだ、出すんならココだよ。せっかくプロボクサーの彼が悪役なのに最後の決闘シーンはどうやら吹替えっぽかったですね。 7点(2003-08-16 13:04:57) |
2488. スポーン
アメコミは全然馴染みがなくて。スポーンって何?それより何なの、この妙チキリンな締まりの無いデブのワルモノは。辟易しちゃう!と思ってたら、おお、こいつなかなか強いぞ。やるじゃないの。あ~慌ただしい映画だった。面白いぞ。私は続きが観たい。こんなマント欲しいよね。あと、マーチン・シーンもこれにめげずにガンバレよ(大きなお世話だ)。 7点(2003-08-16 12:40:03) |
2489. ザ・ファーム/法律事務所
この映画については、「原作がめっちゃ面白かったのに、映画はサッパリ」という声をよく聞くのですが、私は実は原作読んだ方が後で、「映画がまあまあ面白かったんで、原作はこれより面白いのかと期待して読んだらガッカリ」というパターンです。まあ要するにどんな場合でも、過剰に期待しちゃあいかんのでしょうなあ。 7点(2003-08-15 22:56:32) |
2490. コピーキャット
冒頭の講演を聞いて、「これってロバート・K・レスラーの『FBI心理分析官』そのまんまでは・・・」とやや萎え気味。クライマックスのトリックもバレバレ、何しろコピーキャットなので。で感想ですけど、「何だ、意外と面白かったネ」。後日、間違えてノベライズ読んじゃった(ノベライズなんか興味ない!)。「やっぱり、わりと面白いなあ。」 7点(2003-08-15 20:13:28) |
2491. パラダイム
「この雰囲気、気持ちわるいヨ~」とは思うのですが、あと一歩、「怖いヨ~」というところまでは、なかなか、ねえ。まあ、過去の映画を適当に焼き直したら適当に怖い映画はできちゃうんでしょうけどね、きっとカーペンターという人はとてもエライ人でつい色々思い付いちゃうんで、つい色んな映画を撮ってしまうんでしょう。とか言いつつどこかレトロなんですけどね。 7点(2003-08-15 19:27:20) |
2492. セイント
別につまらない映画というわけじゃなくて、むしろ結構楽しめるんですが、ユーモアが中途半端でパンチ不足。ややどっちつかずの印象なのが残念です。 7点(2003-08-14 21:19:33) |
2493. デッドマン・ウォーキング
《ネタバレ》 ドラマに引込まれていた分、ラストは正直言って残念。死刑賛成とも反対とも明確な立場を示さず、ただその実態と、死刑の抱える矛盾を示すのみなんですが、死刑を前にしてようやく改心するなんて、「賛成論への反対」と「反対論への反対」のオイシイところ取りみたい。一種の予定調和じゃないの。まあでも、これ意外にどんな結末が有り得たかと言われると、これまた難しいんですけど。 7点(2003-08-14 20:57:29) |
2494. 野性の証明
幾ら殴られても起き上がってくる健さん、かっこいい! 最後の、ヘリに乗った松方弘樹との銃撃戦はさらにかっこいい! 夏八木勲の「死ぬなよ」は名言だ。泣ける。まさに大興奮の一本。ハリウッド人にも見せろ! 興奮が冷めてくると、何だか変な話だったなあ、という気がムラムラ起きてきますけどね。終わりの方じゃシーンがまともに繋がってなかったりするし。 7点(2003-08-14 20:28:43) |
2495. キャプテン・スーパーマーケット
一作目からは一千億光年くらい懸け離れてしまった本作(そんな単位があるのか?)。思えば遠くへ来たもんだ。三部作つないで『はらわたサガ』とか作ってくれたら絶対観るゾ。骸骨軍団が意外に見ごたえあるのが、むしろ残念にすら思えてしまう! あ~我ながら屈折したなあ。 7点(2003-08-14 13:57:18)(笑:1票) |
2496. 死霊のはらわたII
さあ困った、せっかく『死霊のはらわた』なんてオドロオドロしい邦題つけたのに、続編がこんな路線になるとは。まあ面白いからいいけど。ブルース・キャンベルの至高の一人芸が堪能できます。 7点(2003-08-14 13:42:50) |
2497. 死霊のはらわた(1981)
さすがに当時はサム・ライミなどという人を知る筈もなし、なんじゃこりゃ~とか思っちゃう訳ですが、この頃の洪水のようなホラーブームの中でも、気味悪さでは確かに目立つものが。もとは8mm自主製作だったものを、低予算ながら劇場映画化したら世界中でヒットしてしまった、というのは、夢があっていいじゃないですか。編集助手としてコーエン兄が参加してるというのもまた楽し。後半は、血をブチまけまくって、さすがにヤケクソみたい。 7点(2003-08-14 13:25:30) |
2498. 少林寺三十六房
何故か、かつて執拗にTV放送された本作、お陰で日本では『少林寺』を超えて功夫映画の一つのスタンダードになった気が(日テレのお陰?)。たけし城の竜神池を越えないと飯が食えない!そんなんで強くなれるのか?と思ってたら、とうとう仙人みたいな境地へ。修行して強くなってから敵と戦う、これポイントね。『少林寺拳道』とかいう邦題の続編もあるそうだけど残念ながら未見。いつ観られることやら。 7点(2003-08-14 12:41:36) |
2499. グラン・マスクの男
実在の、ルチャドール兼神父、フライ・トルメンタをモデルにしたお話です(メキシコプロレスをルチャリブレ、そのレスラーをルチャドールと言います。って、みんな、知ってるよね!)。ジャン・レノが頑張ってます。ご苦労サマ! ホノボノしてるというか、地味な話ではありますが、ヘンテコな対戦相手との死闘(?)がなかなか楽しくて、お気楽版タイガーマスクといった感じ。 7点(2003-08-14 10:41:11) |
2500. トワイライトゾーン/超次元の体験
ビック・モローが亡くなったというヘリ墜落事故の様子は、「決定的瞬間!」みたいな感じのテレビ番組でよく取り上げられてましたが、あれは本当に悲惨。俳優であれスタントマンであれ、撮影時は安全には気をつけて欲しいですね。さて、やはり私もジョージ・ミラーの4話目が飛び抜けて面白いと思います。スピルバーグはこんな2話目みたいなの撮って、守りに入ってヤだなあ、とか最初は思いましたが、意外とこの辺りが転機なのかもしれません。 7点(2003-08-13 23:47:59) |