2501. フェア・ゲーム(1995)
ウィリアム・ボールドウィンのヤサ男ぶりがアクション映画として非常に違和感が残った。彼はもう全然出なくなったねえ。目玉のシンディ・クロフォードにもそれほど魅力を感じず、見事に見応えのないアクション映画だった。 2点(2003-11-08 12:02:27) |
2502. コップランド
新境地を開拓しようともがくスタローンには気の毒だが、映画というものはやはり、面白くなければどうしようもない。豪華キャストを集め、不細工に太ってまで役作りをしているスタローンであったが、そこにはアクションをバリバリにこなした彼の魅力には遠く及ばないものがあった。もともとドラマを作ることが本望であったことはよく分かるが、一連の作品を見る限り、彼にはその才能はないようだ。 [映画館(字幕)] 2点(2003-11-08 01:36:10) |
2503. ナイルの宝石
前作に引き続き豪華キャストのわりには、程度が落ちた映画となってしまっている。前作のB級アドベンチャーのノリの良さが消えうせ爽快感がなかった。雰囲気そのままの駄作に終わっている。 2点(2003-11-02 19:38:39) |
2504. ネイビー・フォース/テロリスト壊滅作戦
どういう角度から見ても紛れもないC級映画なので、あえて良い所も悪い所もない。でもたぶん、人の嗜好は様々だから、今作の主演のマイケル・パレがどうしようもなく好きだという人もきっといるのだろう。そういうわずかでも楽しんで観てくれる人がいる限り、どんな映画でもその存在価値が無くなることはない。 2点(2003-10-31 21:03:37) |
2505. ジングル・オール・ザ・ウェイ
シュワルツェネッガーのコメディアンぶりは型にハマっていて良いのだけれど、今作はストーリー自体があまりに単純で面白みがない。ただ目当てのおもちゃを探し回るという設定では、あまりに尺が長すぎて間伸びする。 2点(2003-10-30 16:44:55) |
2506. ブローン・アウェイ/復讐の序曲
主演俳優や題材からはもっと膨らみがある映画に仕上がってもよさそうなものだけど、実際は面白みの無い陳腐な映画に終始してしまっている。「復習の序曲」って邦題もとても安っぽく見えてくる。 [ビデオ(字幕)] 2点(2003-10-28 10:40:27) |
2507. スピード2
新たな発想も何もないのに、とりあえず作られたヒット作の続編ほど悲しいものはない。前作の価値を下げてしまうのなら作らないほうがまし。まあ続編というものは常にそういう危険性をはらんでいるものだから仕方ないとも言える。主演のジェイソン・パトリック、この頃米国ではフェロモン系男優として女性を中心に一瞬人気が出たんだけど、日本では受け入れられず、すぐに消えてしまった。 2点(2003-10-25 14:46:31) |
2508. ジャッジ・ドレッド(1995)
アメコミ的なノリは興味深いところだったが、スタローンがいまひとつ乗り切れなかったのが駄作に終始した原因だと思う。現在公開中の「スパイ・キッズ3ーD」では悪役のボスを演じているらしいスタローンであるが、果たしてどれほどハジケた演技ができているのだろうか? [地上波(吹替)] 2点(2003-10-22 15:27:29) |
2509. いつかギラギラする日
映画全体の暴力性にまとまりがなく、ただ落ち着かない映画だった。あまり数は観ていないのだけれど、この映画の影響もあって深作映画にあまり好印象を持てない。 2点(2003-10-22 14:40:26) |
2510. キングコング2
この映画のように無理やり作ってしまった続編が、前作の価値をも下げてしまうということはよくあることで、仕方ないといえば仕方ない。まあ笑って済ませれる程度なら、それも映画の持ち味ということで……。 2点(2003-10-21 01:19:45) |
2511. 水の旅人 侍KIDS
CGなどの技術的なものを抜いても全体的に不出来な映画という印象。小さな老侍と少年の交流というとても映画的な物語ではあるが、ドラマ的な盛り上がりを作りきれていない。特にラストのくだりが安易に感じて大いに盛り下がった。 2点(2003-10-20 21:13:21) |
2512. バロン
大コケした映画いえばこの映画というくらい失敗映画として有名であるが、それでも流石は鬼才テリー・ギリアム、見応えのある世界観は垣間見せてくれる。傑作と駄作は紙一重ということを巨額を投じて教えてくれる。 2点(2003-10-17 14:23:19) |
2513. デビル(1997)
まあ予想できたところではあるけど、新旧2大スターの共演という宣伝文句だけでその魅力を使い果たしてしまっているような映画だった。「ザ・メキシカン」は観ていないけど、ブラッド・ピットは、個性的な映画に挑戦する一方で明らかに駄作になりうる映画にもあっさりと出演してしまうから困ったものだ。 2点(2003-10-16 01:12:18) |
2514. リトル★ダイナマイツ/ベイビー・トークTOO
1も2も吹き替えで観た。赤ちゃんの吹き替えが1は所ジョージで笑えたんだけど、2はアナウンサーの福沢でグレードが下がっていた。こんなレベルの続編にもしっかり主演しているあたりに、トラボルタの当時の売れてなさぶりが伺える。 [地上波(吹替)] 2点(2003-10-10 03:03:08) |
2515. 学校の怪談2
映画と言っていいのかというようなくだらない内容ではあるけど、ところどころ怖かったり、笑えるところがあって話しのネタにはなるような作品だった。今や映画女優として評価の高い西田尚美が主演しているところが今となっては興味深い。 [地上波(邦画)] 2点(2003-10-06 01:35:16) |
2516. レッド・ブロンクス
非常にシリアスすぎてむしろ暗い展開に違和感があった。ジャッキー・チェンらしいノリの良さが微塵もなかったのが駄作となった原因だと思う。やはり決して演技力があるわけではないのだから、変に演技をしようとすると無理があるし観客も求めていないと思う。 [地上波(吹替)] 2点(2003-10-03 18:15:23) |
2517. ゴジラVSメカゴジラ
完全に子供だましに成り下がってしまったゴジラ映画の第一作目。ゴジラにしてもメカゴジラにしても造型がチャチすぎる。加えてベビーゴジラの登場と拍子抜けも甚だしい。 [ビデオ(邦画)] 2点(2003-09-29 12:45:44) |
2518. 沈黙の要塞
スティーブン・セガールの熱い人間性は好きなんだけど、やはりこの映画のラストのメッセージ性はアクション映画としてアンバランスで、拍子抜けさせられる。まあその点を除外しても駄作ではあるのだけれど……。売れる前のビリー・ボブ・ソーントンが出ているらしい。 2点(2003-09-28 01:29:42) |
2519. 沈黙のテロリスト
下げきった低いハードルの更に下をくぐらせるような映画。 アクションスターの栄枯盛衰は宿命だとは思うが、やや肥えた体ででっぷりと座するシーンばかりのスティーブン・セガールを見ていると、年老いて致し方ないこととはいえ、彼自身のアクション俳優としての意識の低さが表れているように思える。 シルベスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーら往年の大アクションスターらが、低迷期を乗り越えて、年相応の魅力を加味して復活し、今なおハリウッドでの存在感を放ち続けている様と比較すると、やっぱりスティーブン・セガールは彼らには敵わない存在だったのだなと再確認せざるを得ない。 まあ、そのセガールを差し置いて、トム・サイズモアが主人公だという時点で、どうかしている映画ではあるのだけれど。 [インターネット(字幕)] 1点(2017-04-05 23:54:01) |
2520. MONSTERZ モンスターズ(2014)
両主演俳優の整いすぎている太い眉毛が気になる。 些細な事だが、二人が演じるそれぞれのキャラクター像において、その風貌はそぐわない。 ただし、そんな些細な事を気にしていてはキリがない。眉毛から何から映し出される描写の総てがイチイチ酷い。台詞回しも酷い。何もかも酷い。 突然変異的な超能力者同士の死闘というもはや“ベタ”で漫画ちっくな設定は決して嫌いじゃあない。 両主演俳優のキャスティング自体も間違っていはいないだろう。石原さとみはかわいい。 ビジュアル的には当然劣るだろうが、昨今のアメコミヒーロー映画的なストーリー性は充分に表現できた筈である。“真面目”な映画づくりさえすれば。 兎にも角にも、脚本と演出が「糞」の一文字に尽きる。 よくもまあこれほどの費用をかけて“学芸会レベル”のストーリーを紡ぎ出せるものだ。 見紛うことなき超駄作。なんとか最後まで鑑賞できたことに対して逆に満足感すら覚える。映画ファンとしては、こういう体験も一年のうちに一度や二度は必要なのである。 藤原竜也という俳優は嫌いではないが、相変わらずの工夫のない絶叫演技に辟易する。 演出を施す監督や作品の種類にもよるが、やはり彼は映画には不向きと思わざるをえない。 途中から同じく藤原竜也主演の「インシテミル」並の絶望感の再来を感じた。確認してみたら、そうかアレもコレも同じ中田秀夫監督か……。 逆に凄えなと思わざるをえない。 役柄のテンション的には、藤原竜也と山田孝之の配役が逆のほうが意外性もあり面白かったのではないか。 もちろん監督と脚本は総入れ替えした上で。 [CS・衛星(邦画)] 1点(2015-10-10 00:46:10) |