241. 座頭市喧嘩旅
第5作。「一瞬に勝負を決す絶妙の居合斬り 襲う浪人追うやくざ ますます冴える仕込杖」今回の煽りはいまいち普通。内容のほうはやっぱり初期っぽいのかな。市が喧嘩の出入りの助っ人やるなんてなかなかないはず。まだお姫様っぽい藤村志保に、今風な美人藤原礼子、吉田義夫のいやらしさなどキャストは見応え十分です。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-11 23:30:28) |
242. 座頭市地獄旅
第12作。「どえらい奴が現われた さすがの市も今度は危い!」 これで座頭市シリーズ見るの10作目。見たいのは大体見て、三隅・成田ってだけで見てたけどよかった。いつものイカサマ賭場と思わせておいて失敗してたり、目が見えないという欠点がシリーズ中でもよく描かれている。成田三樹夫との友情もいいが、最後がちょっと...と思う。今までの友情は何だったのかと。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-11 23:30:25) |
243. マタンゴ
あまり好きなジャンルじゃないので気持ち悪かった。キノコで変身するってのが漂流教室を少し思い出した。人間の極限を描いた傑作だろうけどドロドロしすぎてて好きになれない。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-11 23:30:22) |
244. 中山七里(1962)
雷蔵主演の股旅もの。モノクロで芸術作品風なんだけど、脚本が荒いというか音楽からしても軽いというかビジュアル系な印象。雷蔵・玉緒ともに62年は結婚した年で美しさ最高潮って感じを楽しむ作品です。あとは座頭市もそうだけど木村玄って賭場で「はったはった!」とか言ってるの似合いすぎw そんなイメージしかない役者さんです。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-11 23:30:19) |
245. 四つの恋の物語(1965)
芦川いづみ・十朱幸代・吉永小百合・和泉雅子の四姉妹に、その父親に笠智衆と豪華キャストで送る日活映画。四つの恋ってあるけど実際は四つもなかったような気もする。ストーリーがどうこうよりも美人四人姉妹が見所な作品です。初めて吉永小百合かわいいと思った作品。こんな明るい吉永小百合初体験でした。和泉雅子のかわいさも注目。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-11 23:30:16) |
246. 濡れ髪三度笠
第2作。本郷功次郎演じる若殿の江戸までのお守りをやくざな雷蔵が演じる。世間知らずな殿が出てくる辺り似たような感じだけど前作より面白かった。身売りされる娘役の中村玉緒がかわいい。本郷功次郎との花火のシーンで暗闇の中花火が打ち上がって玉緒の顔が見えるって演出がロマンティック。終わり方も爽やかで好き。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-09 22:04:17) |
247. 濡れ髪剣法
第1作。こっちのほうが先だけどこの前みた「陽気な殿様」になんとなく似てる。若殿が旅に出て様々なことを通しての成長物語。八千草薫の若い頃って初めてみたけどめっちゃかわいいっす。玉緒ちゃんもかわいい。収穫はそれぐらいで話自体はそんな面白くもなく普通。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-09 22:04:13) |
248. 人肌牡丹
山本富士子主演の娯楽時代劇。何変化もしながら加賀藩の陰謀を暴いていくといった感じ。山本富士子ってたまに美人に見えるけど今もってまだ魅力がよくわからない。そんなわけで「山本富士子」って映画なのでちょっときつい。東映でいうひばり映画に相当するかと。目的はおまけの雷蔵で、やっぱりかっこいいなぁ。そこだけ収穫。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-09 22:04:11) |
249. 弥太郎笠(1957)
雷蔵の弥太郎笠。カラーが悪いのか妙に顔が白いのがちょっと気になる。見所は木暮実千代の肌の露出。賭場のシーンとか胸の肌蹴具合が最高。入浴シーンもあります。ただ内容ははっきり言ってどうでもいいくらい退屈・・・。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-09 22:04:09) |
250. 逆襲獄門砦
幕末、月形代官に反乱する民衆のお話。最後の民衆の突入シーン、数にものを云わせての乱闘は凄い迫力。他には千恵蔵が子供の頭の蜜柑を弓で射るシーンが見所か。主演の千恵蔵があんまり出てこないし、どうも微妙な印象。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-09 22:04:07) |
251. 剣鬼
剣三部作の第三弾。雷蔵の作品というか柴田錬三郎原作のには出生の秘密って作品多いけど、今回はまた凄い。犬の子と呼ばれ、花を咲かせる名人で、馬よりも速く駆け、そして居合いの達人、人斬り斑平と呼ばれるまでになる。設定は凄いけどストーリーはどうってことなかった気がする。花畑の中での斬りあいというのが見所か。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-08 23:30:56) |
252. 剣
剣三部作の第二弾。「剣」というストレートなタイトルに雷蔵主演とくれば普通時代劇なのに現代劇なんですよね。大学の剣道部の主将という役で昔の俳優さんはただでさえふけてるのに無理してるなという感じは否めない。男の色気いっぱいの作品で、藤由紀子は美しいけど女の入り込む隙のない映画です。いつもクールな雷蔵のこんな暑苦しい場面が見られる映画なんてなかなかないと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-08 23:30:54) |
253. 斬る(1962)
剣三部作の第一弾。大映時代劇、三隅研次、市川雷蔵の魅力いっぱいの作品。ストーリーはどうってことないけど(ってかよくわかんない)、71分という時間でこの濃さは凄い。三隅の映像美に、惚れ直すほどかっこいい雷蔵、伊達三郎が出てきた時点で怪しい展開wとか万里昌代のハラリ、雷蔵と同い年の天知が親子!とかもういっぱいいっぱい。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-08 23:30:52) |
254. 女と三悪人
山本富士子、市川雷蔵、勝新太郎、中村玉緒が出演。女が山本富士子で、三悪人が雷蔵、勝新、大木実。大木実が渋くてかっこいい。三島雅夫を斬ったあとの「医者は無用 呼ぶなら坊主にせい」ってのがすごいかっこいい。ルパンの五右衛門みたいと思った。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-08 23:30:49) |
255. 大阪物語(1957)
雷蔵が最初にクレジットされてるけど主役は完璧中村鴈治郎です。中村鴈治郎がケチで頑固な爺を演じる。ケチぶりでは一歩も譲らない女主人三益愛子も印象に残る。ラストは因果応報なブラックな感じ。雷蔵と香川京子が「近松物語」のようにならなかっただけハッピーエンドとも言える。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-08 23:30:47) |
256. おけさ唄えば
悪人を目指す善人の話。悪いことしようとしても善人の為に何をやっても人助けになってしまう雷蔵。宿場での雷蔵と水谷良重とのやり取りが面白い。それだけに最初から男装知ってたってのが・・・あれは演技の演技か。気づいてないって設定のほうが面白かった。他は花の兄弟もそうだけど橋幸夫は歌ってるだけの記憶しかない。ただ歌ってればいいみたいな役です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-06 23:48:23) |
257. 花の兄弟(1961)
仇討物語なのに喜劇。雷蔵と水谷良重の結婚式のシーンがウェディング・マーチで面白い。最後の殺陣もスーダラ節歌いながら斬るような軽い時代劇です。前半の雷蔵がちょっと髭が生えていて今まで見た雷蔵の中で一番ワイルド。水谷良重もチャーミングでいい。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-06 23:48:21) |
258. てんやわんや次郎長道中
昔の喜劇俳優がいっぱい出てくる・・・。ちょっと知らない人が多すぎて残念。たぶんそこがこの映画の楽しみの大部分だと思うのでちょっときつい。思うのは藤田まこと昔はかっこよかったんだなぁと。当然雷蔵目的で見た映画だけどあまり収穫なかった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-11-06 23:48:17) |
259. 江戸へ百七十里
雷蔵主演の若殿もの。若殿と浪人の双子の設定で弟の浪人の道中記メインで展開する。後年暗い作品が多い中で明るくまだ健康そうでかっこいい雷蔵が見られる。双子ものなので当然すりかわったりして姫に惚れられちゃうとかのおなじみの娯楽時代劇。結局収まるところに収まるハッピーエンドです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-06 23:48:07) |
260. 陽気な殿様
陽気な殿様(雷蔵)の江戸から姫路までの道中記。最後雷蔵と天知の斬りあいが見られるが、今までのコメディ調からかなり外れてるシーン。天知茂はああいう役が似合うしかっこいいけどこういう作品ではあまり見たくない。全体的に楽しい映画だけどちょっと強引なのが多いのがマイナス。あとは埋蔵金の地図が肌に彫られてるという高田美和、ちょっと期待してたのに…(笑)。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-06 23:48:01) |