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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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241.  夕べの星
「愛と追憶の日々」の続編。娘が死んで幼い孫3人の母代わりとなり奮闘してきたオーロラだが孫達は次々彼女の心を悩ませる。前作より一層マクレーンの存在感は大きく、まさに彼女のための作品となっている。年をとっても前向きで独自のポリシーを持つオーロラとマクレーンは完全に一体化し実に魅力的で素晴らしい。彼女を取り巻く孫達とのエピソード以外にも彼女の恋愛、娘の親友だった女性との確執、家政婦の老友や退役将校の恋人、隣人との友情などどれも味わい深い。特に老人たちとのエピソードには泣ける。前回の恋人だったニコルソンも登場するというサービスもあるがこれはマクレーンへの友情出演といったところか。二人で老友の散骨をするシーンがいい。年老いた彼女が家族や友人達に見守られながら幸せな最後を迎える場面でのマクレーンの臨終はストップモーションがかかったようで見事! 私もかーすけさん同様、前作よりもマクレーンを目一杯堪能できるこちらのほうが好きかも。   
8点(2004-04-19 16:55:28)(良:2票)
242.  母の眠り
重い癌を患っていた母親が死んだだけなのになぜ娘が取調べを受けているのか、なぜ娘はああも母に反感を持っているのか、などの疑問は展開と共に明らかになっていく。ドロシーに扮したメリルがかなりのボリュームに見えるのに、病にやつれてからはかなり頬がこけているように見える。(さすがに裸の骨が浮いてるのは吹き替えかもしれない)完璧な主婦というだけの母に反感を抱きキャリアウーマンとして仕事にこだわる娘。でも自分がいざ主婦をやってみるとそれがいかに大変でしんどいことかと思い知る。夫や子供達が何不自由なく自由にそれぞれの好きなことができるのも、彼らの生活基盤を支える地味で退屈な家事を担当する母がいればこそ。父はやはり仕事を口実に現実から逃げていただけなのか。あまりのしんどさに娘は切れてしまうが残り少ない命の母が娘に諭すシーンのメリルがいい。  
7点(2004-04-14 19:19:29)
243.  チャップリンの伯爵
すばしこくてコミカルなチャップリン、薄切りスイカを食べる時のナプキン使いが面白い。衣装のせいかどうか、エドナがいやに太って見える。
5点(2004-04-14 18:39:21)
244.  点子ちゃんとアントン
お金持ちなのに寂しい点子ちゃん、貧しいけれどお母さんとの絆が強いアントン。点子ちゃんは親友のアントンのために心を痛めるだけじゃなくお金を稼ぐために行動も起こす。しっかり者でやさしい点子ちゃんもけなげなアントンもとっても可愛いけど、家政婦のおばあさんやアントンのママなど周りがいい人たちなので見ていて暖かい気持ちになります。最後のハッピーエンドで点子ちゃんの嬉しそうな笑顔に見ているほうもニッコリ。エンディングでヒラヒラ舞ったお札が浮浪者?の帽子に収まるところも意気でおしゃれな感じ。
7点(2004-04-14 18:18:51)
245.  ビッグ
トム・ハンクスが若い、かわいい! 文字通り子供になりきってやってるように見える。これが後のフォレストガンプの純粋な心にも通じる気がする。突然大人になってしまって、一人心細くて安ホテルのベッドで泣くところなんぞはほんとにうまい。親友の援助もあって大人としての生活を始めると、これがトントン拍子にうまくいくなんてありえないけど夢がある。仕事がおもちゃ会社で遊んでればいいなんて、子供が見たらどんなにうらやましいことだろう。まぁでも一気に大人になるのも大人がもう一度子供になるのもどだい無理なわけで、楽しい仕事よりもママが恋しいと無事家に戻っていくラストはちょっぴり切なさを漂わせながらもホッとする。     
7点(2004-04-14 00:03:51)(良:2票)
246.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
次々起こる危機の連続でも必ず切り抜けてしまうという展開、そこかしこに古今の冒険活劇映画で見たようなシーン、目一杯なCGとサービス一杯・盛りだくさんな割にはなんだかワクワク感がない。レイチェルは死んだと思ったら呪文で簡単に生き返ってるし、何千年の恋は冷たくて何だかあっけないし、、あんまり都合よすぎるのもしらけちゃう感じ。 
5点(2004-04-13 23:47:48)
247.  ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
主演の二人はずぶぬれ、泥まみれの大奮闘。随所に笑えるところが有り特にキャスリーン・ターナーはなかなかのコメディエンヌ振り。ダニー・デービットやコロンビアの密輸長者のキャラもおかしい。案外あっさり宝物が見つかってしまうし誘拐犯はマヌケだしとワクワク感はイマイチだけど、コメディ活劇としては結構楽しめる。
6点(2004-04-13 23:36:49)
248.  髪結いの亭主
なぜ彼女は自殺したのか? 養老院にいる元床屋の主人の語る老人たちの話、床屋に来た客が話す「死」の話、去っていく客の背中が丸くなった、「年をとったのさ」「人生って嫌ね」。この上なく愛してくれているがだんだん年老いてくる自分を同じように愛してくれるだろうかと不安になったのか。それとも多くの人が言ってるように老いる前に幸せのまま死にたかったのか、、、また残された亭主が「妻が戻ってくる」というのは狂ってしまったのか?願望なのか、、答えは示されていないので自由に想像できる、というかするしかないがどうもそのあたりはよく分からない。男は文字通り髪結いの亭主でヒモ状態なのか、とか他にもよく分からないところもある。(まぁどうでもいいかもしれないけど)太った床屋の体臭が好きで夢は髪結いの亭主という風変わりな子供時代、その夢がかなった男の風変わりなこの話を理解できるわけではないけれど、官能的でおかし味もあって感覚を刺激すると言うのか妙に印象に残る。 
7点(2004-04-11 23:26:10)
249.  仕立て屋の恋
いきなり若い女性の殺人事件から始まる。無表情で覗き見している中年男は何だか不気味で怪しい、、そんな男に自分から近づいていく若くて美しい女性、、、とミステリアスでサスペンスフルな展開に惹きつけられる。最初は変質者のように見えた仕立て屋が、実はひたすら恋した女性を守ろうとしたという最後には泣かされる。純粋な愛情をささげる仕立て屋に対して女は彼を利用することしか考えない冷酷さ。それでも「恨んではいない」と言う愛の深さ。ただただ切ない。静かな画面にたまに流れる音楽も哀愁を帯びている。彼の気を引くためにわざと転がした真っ赤なトマト、それを拾う女の姿など何だかエロチックで官能的。
7点(2004-04-11 22:55:51)
250.  インドへの道
Drアジズはなぜああも卑屈なほどイギリス人に尽くしたのか。聖母のような雰囲気のあるモア夫人に好意を持ったというだけではなく、インド人としての見栄もあったのか。植民地であるインドに来ているにもかかわらず、インド人が嫌いと言う傲慢なイギリス人たちは当時そのままかもしれないと思う。その中でフィールディング教授が示す友情は一貫しており良心的。閉所恐怖症という婦人はともかく、こだまに怯え錯乱状態になってアジズを訴えたというアデラの精神状態はよく分からない。混沌=神秘というインドの持つ独特の風土への恐れ、異文化への理解の難しさを表しているのか、、、いくつもの「なぜ?」がまとまりなく浮かんでスッキリしない。マイペースで独特の持論を持つゴトボリ教授は存在感があったがA・ギネスだなんて全く分からなかった。 まるでインド人にしか見えない。インドの風物、彼とアジズが移り住むチベットの山々や渦巻く雲などのロケーションは雄大で素晴らしく、いかにもリーン監督らしい。これを見ただけでも大きなスクリーンで見たかったと思う。  
7点(2004-04-11 22:47:39)
251.  5つの銅貨
ジャズが好きとか詳しいとかいうのでは全くないけれどこれは良かったです。まずダニー・ケイがとってもいい。軽妙で楽しくてとても器用で達者な芸の数々を見せてくれます。初めて見たのでびっくりでした。話の展開もジャズでの成功、中断、再起と紆余曲折の中で家族の愛情物語になってて感動的です。特にラストのコンサート場面は感動的で涙ものです。R・アームストロングとの共演とかいくつもある音楽の中でも「5つの銅貨」が歌詞もメロディも一番好きです。
8点(2004-04-11 22:35:44)
252.  チャップリンのニューヨークの王様
コミュニスト教師夫婦の子供で天才少年役のルパートはチャップリンの実の子供のマイケルとか、コミュニストに間違われて非米活動調査委員会に呼ばれた王様が消防ホースであたりを水浸しにするのがサイレントの「寄席見物」みたいとそこかしこにチャップリンらしさや見どころはあるものの、アメリカへの皮肉もきつい訳でもなくさほど笑えるわけでもない。言いたいことは子供に言わせてるし、、創作意欲は満々だったかもしれないが、ライムライトで燃焼しきったような68歳のチャップリンは正直言って大分パワーダウンしている。王様が整形した顔は、、やっぱりヘンです。
6点(2004-04-02 20:52:11)
253.  遠い空の向こうに
炭鉱町を舞台にさまざまな困難に出会いながらも好きなことに打ち込み、自らの道を切り開いた少年達の感動的な話。父や周囲の無理解、資金難、山火事の濡れ衣、父の怪我、夢の断念など数々の困難は実話と言われなければ作りすぎかと思ってしまうほどだが、最後は気持ちよくサクセスと絵に描いたような感動王道ストーリー。好きなジャンルではあるのだが、こうしたてんこ盛りのエピソードで後半駆け足になり感動を薄くしてしまったようなのが残念。主役4人のロケットボーイのうち半分は描き足らないし、といいながらもこういう作品は結構好きです。 
7点(2004-04-02 20:26:58)
254.  僕たちのアナ・バナナ
三角関係のラブコメでベンとノートンが神父だが、ユダヤ教の戒律はむろんキリスト教にも疎いし今ひとつ面白さが分からなかった。肝心の恋模様もアナは魅力的だったけど二人のうち好きになったのがどうしてベンだったのかが分からない。監督のノートンは自らモテるのを遠慮したんでしょうかね。
5点(2004-04-02 20:18:44)
255.  オアシス 《ネタバレ》 
ムン・ソリ演じる脳性麻痺のコンジュはまるで本当に障害のある女性のようにリアリティがある驚愕の演技。彼女が作中で数回夢想する健常者のシーンがなければ演技だとは思えないほどだが、健常なのに表情や体中を不自然に歪め続けることは大変なことだったろう。彼女の素晴らしさはすでに賞賛ずみだが、青年ジョンドゥを演じるソル・ギョングがこれまた素晴らしい。知恵遅れとかいうより社会的に未熟で世間的な常識が理解できないまま大人になって、自己表現も下手なので周囲に理解されず問題ばかり起こして皆に厄介者扱いされている。一種の発達障害なのかもしれないが、程度の差はあれこういう人は周囲にも結構いるのではないか。落ち着きのない貧乏ゆすりや丸めた背中、あっけらかんとした表情など全身からこうした特異な彼の性質が浮き彫りにされる。後先考えない彼は彼女に対しての卑劣な下心から近づき彼女を強姦しようとする。こんな男でも彼女は「可愛い」と言って花をくれたことが嬉しい。第一他に心から関心を持ってくれる人もいない孤独な身の上なのだ。周囲に厄介者扱いされる者同士の純愛。ジョンドゥの行動が危なっかしいので見ていてもはらはらするが、今まで誰からも省みられることのなかったコンジュにとっては初めての心躍る時間だったろう。たとえ障害があろうと気持ちは健常者と変わらない。セックスを求めるのも自然なことなのだ。しかしこの行為は誤解を呼び警察沙汰になる。彼は事態をうまく説明することもできないし、彼女も緊張で言葉が出ないので真実は伝わらない。壁のタペストリーoasisは空想の楽園の舞台だが、彼女が怖がる影を消すために彼のとった必死の行動には涙がこぼれる。それにしても食事を断られる場面など韓国では障害者に対する理解がこんなにないのだろうか。勢いのある韓国映画だが他の甘い・悲恋といったラブストーリーとは一線を画す作品で、監督のイ・チャンドンはじめこのメンバーは別格の感がある。あまりに演技が素晴らしいので甘めの9点。
9点(2004-03-31 18:00:39)(良:1票)
256.  踊らん哉
ロシア人バレエダンサーのアステアがフライパンの上の煎り豆のようにはじけたタップで登場する。踊りはホテルで、ローラースケートで、ロジャー仮面をつけたものとどれも軽快で楽しく、ロングショットでじっくり見せてくれる。改めていうまでもないが素晴らしい。音楽はガーシュインだがこれが完成して間もなく亡くなっているので最晩年の作品らしい。話はアステアが一方的にロジャースに恋して、、とおなじみのたわいないものだが、おかしなロシアなまりのとぼけたアステアやおなじみの三枚目の脇役たちもおかしくて結構楽しめる。最後の踊りはロジャー仮面だらけの中で「本物のロジャーはどこ?」といった振り付け。ロジャー人形といい仮面も見事に本物そっくり。見た内のアステア・ロジャースコンビではかなり好きな作品です。  
7点(2004-03-30 22:54:43)
257.  恋愛適齢期
これは中高年世代には「そうそう」と思い当たるところが多くて大受けすると思います。ラブシーンで血圧を測ったのはいいけれど、老眼で数字が読めないなんてのはこの年齢でなければ分からないでしょうが爆笑もんです。この熟年カップルのラブシーンだって下手すると小恥ずかくなりそうだが、この二人がやるとsayzinさんの言われるように若者のように初々しく楽しく見えるのはさすがにうまい。他でも微妙な心の揺れをこの二人は表情や仕草、絶妙の間合いで見せてくれます。ニコルソンが楽しそうに(見える)コメディアンぶりを発揮し、キートンも感情爆発の体当たり演技。このキートンは同世代の女性の鏡かも。ハリウッドには珍しく無修正らしいシワの梅干顔なのになぜこんなモテモテ恋愛映画の主役が可能なのかというと、、まずスタイルがいい。これが太ったおばちゃんではまず幻滅する。次に表情が豊かで笑顔がチャーミング。彼女の明るさにはなんともいえない和み感がある。これなら36歳のハンサムでも惚れるかも、、という説得力がある。脇役のマクドーマンが言うセリフなどはしばしに現実味があって、よく練られた脚本だと感心します。最後は意外にあっさりして都合よすぎる気もするが、こんなに愉快で楽しい作品は大好きです。 
9点(2004-03-30 20:35:11)(良:1票)
258.  眺めのいい部屋
ヘレナや作品のかもし出す上品なイギリスの上流階級の雰囲気やベニス、イギリスの美しい田園風景を堪能できる。芝生の庭でテニスや読書やお茶を楽しむ優雅な暮らしは別世界の憧れ。この時代のプライドの高い貴族のとる行動や考え方には理解しがたいものがあるが、自由な親子に出会って変わっていく女性をヘレナは魅力的に見せてくれる。最後はハッピーエンドなので後味がいい。  
7点(2004-03-26 17:36:42)
259.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
この手のジャンルには疎いし思いいれもないのだが機会あって鑑賞。アクションは派手にデフォルメされてるようでまるで劇画タッチ、漫画っぽいのでいくら殺しても平気で眺めていられる(ディップがお金で釣って子供を使うのは気になったけど)。ラテン系の濃い面々の中で、ディップ一人かる~い作りで存在感が際立っている。メキシコってああいう黄土色のイメージなんでしょうかね。話はちょっとごちゃごちゃして分かりにくいけど、こういう系統が好きな人なら結構楽しめるかも、、、
5点(2004-03-26 17:17:29)
260.  グッバイ、レーニン! 《ネタバレ》 
ベルリンの壁崩壊という大ニュースは世界中に衝撃的に伝わり、当時日本でもいろんな報道がされた。しかし当事者である人々の生活がどんな風であったかというのは意外と知らない。これは母親が社会主義の愛国者でショックを与えられない、世界は一気に変わってしまったのに偽りの元の世界を見せなくてはならない、 といううまい設定でその頃の様子や人々の混乱が伺えるのが興味深い。こういう極端な価値観の転換による悲喜こもごもと言うのは敗戦前後の日本も同様だったのだろう。親孝行の息子と親友の奮闘はコメディタッチで軽いが、最後は西側が東側を吸収したというのとは逆バージョンの話になる。母親のためについた嘘だが、このあたりになると息子の嘘シナリオも社会主義国から見た自由主義国を描いてブラックジョークに近い。ただ心臓病で重症だという母親が意外と元気そうだったり、後半の話の雑な運び(恋人が母親に真実を告げたのにその後が描かれない、会いに来た父親との話が中途半端なままあっけない母親の死など)で気になるところもある。レーニン像がヘリコプターで吊られて母親の目の前を過ぎる映像はとても印象的だった。 
7点(2004-03-25 22:14:57)
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