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あっかっかさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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241.  アナコンダ
それなりに見所はあって、設定は突っ込みどころ満載の、よくある類のモンスター・パニック。何にも考えないでほけ~っと観るにはいい映画なんだけど、もうちょっとハラハラさせて欲しいね。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 4点(2009-05-19 13:25:22)
242.  ツイスター
話題作で結構興味があったのだが、結局最近になって観た。そのため竜巻CGにそれほど圧倒されなかったこともあるのだろうが、どうもいまいちだった。なにしろ竜巻を追っかけるヒロインに全く感情移入できないのが痛い。幼時のトラウマが逆に竜巻を追っかけさせる、という設定そのものは悪くないんだが…大体、本当に予報に役に立つのか見せてないのに、あのセンサーが巻き立つシーンのどこに感動しろと?パクストンも好きな役者なんだけど、なんか精彩ないし…。ただ、ケイリー・エルウィズ、フィリップ・S・ホフマン、ロイス・スミスと脇役陣は味が出てて意外とよかった(ラジー受賞ノミネートの女優さんだって、役がヘンなだけでしょう)けどね。視覚的にもどうだろ、竜巻はそれなりに迫力あるんだけどだんだん飽きてくるし、牛が飛ぶシーンが見所くらいかなあ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-05-15 18:45:31)
243.  イーオン・フラックス(2005)
シャーリーズ・セロン、CGと見まがう美しさです。これって完全にゲーム・キャラだよなあ、きっと「ゲームの映画化」というヤツに相違ない!と予想したのですが、元ネタはコミックだそうですね。まあ、世界観はよく出来てたと思います。内容は・・・コミック相手にあまり突っ込んでも仕方ないんでしょうが、やっぱりSFとしての設定・展開にかなり無理があり、それはちょっとねーだろ、という部分が多すぎます。ま、バイオ系のSFって難しいので、そこは目をつぶったとしても、忍者を意識したアクション・シーンの動きが時々見てて恥かしくなるのが、かなりマイナス。セロンの美しさは際立っているけど、「かっこよく」は見えないんですよね~。余談:あの足が手の改造人間を演じた女優さん、ホテル・ルワンダの主人公の奥さんに似てるなあ、と思ったら、本人だった。彼女が悪いわけではないが、ちょっと萎えてしまった。本作のレビューとは関係ないが、あちらはやはりルワンダ人を使うべきだったのでは、とつくづく・・・。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 4点(2009-05-08 13:39:43)
244.  アルマゲドン(1998)
おお見よ、この得点グラフ。0点から10点までびっちり、5点をピークの正規分布の山は0点や10点も割と多いのでなだらか。レビューアーの数も多く、少林サッカーを超える美しいデータだわ(あっちは平均点結構高いし)。もう観ない訳にはいきません。ふーむ、ふーむ、こういう作品だとこういう評価になるんだなあ、なるほど。ということがよく解る作品。金かけて臆面もなくこういう映画を作ってしまう、言い尽くされたハリウッドらしさは逆に小気味良いと言えなくもない。まあでもこういう、内容がぺらぺらな上に破綻しまくりでどーんと金かけた映画は、頭空っぽにして楽しめるどこか“突き抜けた面白さ”、破綻しても突っ込ませない“勢い”、もしくはすんごい“見所”がないといい評価は出来ませんね。私としては、そこまでのものは感じられなかったんだな。おまけにこの主人公の娘、かなりウザいっす。この破綻した設定に協力したNASAの懐の深さ、エアロスミスの主題歌で色をつけても、点はこの位。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-05-07 18:41:27)
245.  パパラッチ(2004) 《ネタバレ》 
メルギブ監督と勘違いしたのだが、プロデュースに参加、ということのようだ。まあ変な残酷描写がなかったのはよかったのだが。日本で「パパラッチ」の語が市民権を得たのは、ダイアナ元妃の事故死の時だったと記憶しているが、本作でも正にパパラッチに絡まれたスター俳優が自動車事故を起こす。息子は意識不明の重体、過失致死の汚名を着せられた上、更に続くプライバシーの侵害と汚れたイメージの創作。この俳優のパパラッチに対する復讐劇がメイン・ストーリーとなっている。写真合成までしてしまうパパラッチの描写、主人公とパパラッチグループとの緊張が高まっていく様や、警察を利用して陥れる展開など、そこそこ面白いのだが、うーん、このラストはないだろう。事故の目撃者が現れ、過失致死の汚名が晴れてスター人気は上昇、息子も回復し、奥さんが次の子を妊娠してたりと、全部主人公にいい方向に収まって、なんじゃこりゃ~、って感じ。だって特に3人目の復讐では殺意をもって直接手を下してるんだから…。刑事が薄々彼の関与に気付いているような描写もあるのだから、やっぱここは主人公は逮捕されて、「殺人を犯したんだから仕方ないよなあ。この人って結局パパラッチに人生を壊されたんだな…」ってバッド・エンドの方がしっくりくる。“主人公の完全犯罪成立ハッピーエンド”では、せっかく描いたパパラッチのあくどさも薄まってしまうのだ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-04-28 13:52:48)
246.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
「アカデミー5部門受賞」に釣られて観たけど、期待しすぎたな・・・。テーマがよく解りません。家族の崩壊?最期に本当の美に気付いた男のドラマ?役者さんたちは皆それぞれにいい演技してるみたいなんだけど、どのキャラにも入り込めなかったせいか、どうもピンとこない。離婚率が半分を超えるアメリカで、まああってもおかしくない話、という程度で、私には良さが解らなかったなあ。終盤のガレージのシーンなんか訳わからんぞ。あの隣の軍人をゲイにする必要があるのか?そして、何で息子をおもちゃにした(勘違いだけど)主人公にゲイを仕掛けるのか??あんな拒否られるシーンなくても、よくも俺の息子に~このやろ~ドキュン、でいいじゃん。あと、どうでもいいけど、ピーター・ギャラガーってこんな役ばっかりふられてない?なんか気の毒。風に舞うビニール袋のシーンは確かに印象に残りましたが。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-04-24 13:13:04)(笑:1票) (良:1票)
247.  スクービー・ドゥー 《ネタバレ》 
日本で公開されたんですか?これは思いっきりアニメで馴染んだ層向けで、日本で公開する代物じゃないと思ったんですけど。カートゥーン・ネットワークで放映あったっても、チキチキマシンなんかに比べたらえらいマイナーですよねえ。アニメはいかにも子供向けの、たわいないお化けもの?ですが、アメリカ本国では日本で言えばドラえもん級の長寿人気アニメだったようで。私の住んでる(非常にアメリカナイズされた)国ではケーブルのCNみならずローカル局でも放映があり、キャラクター・グッズなんかもよく目にするし、知名度は高いのですが、人気はそこそこ。それでも子供と一緒に観たりして、アニメに馴染んでいれば、キャラやミステリー社についても知ってるわけで、ヴェルマ結構可愛い子使ってるじゃん、と感心したり、スコービーやっぱ本物の犬じゃ無理か~なんて、CGの動きをアニメと比べたりのそれなりの楽しみ方も出来るわけですが…。出来上がったキャラを知ってることが前提なんで、馴染んでないと子供でもつまんないんじゃないかと思います。 で、一応アニメに少しは馴染んだ身としてレビューすると、映像的には結構頑張ってると思うし、4人組のイメージもまずまずです(シャギーはもう少し普通っぽい方がいいかな)。でも、笑い損ねる(笑)ギャグが多く、スクラッピーを悪者にしちゃった(←ここネタバレ)ストーリーもなんだかなあ~という感じ。子供も観てましたが、笑ったシーンは数えるほどでした。ラズベリー賞というほどではないと思うんですが、ノミネートされたってのは、本国の元のアニメファンにも受けなかったってことですかね。ちなみにローワン・アトキンソンにはあとから言われるまで気付きませんでした。ついでに言うとサラ・ミシェル・ゲラーも呪怨ハリウッド版で見てたけど、同じ女優と気付きませんでした(汗。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-04-17 13:07:11)
248.  トップガン
まあ、こういう映画は旬のヤング・スターの旬のカッコよさをいかに見せるかが目的だから(アイドル映画と一緒)、あまり内容のクサさとか薄さをどうこう言っても、そんなの解り切ってやってるんだろうし、戦闘をカッコよく美化するのだって「まあ反戦野郎がうるさい位だろ」ってなノリだったんだろうな、と思う。金かけた甲斐あって興行的にも大ヒット、トムは女の子をきゃーきゃー言わせて大スターの仲間入りを果たし、戦闘機マニアも大喜び。ま…いくらアメリカでも、今だったらこうは上手くいかないんじゃないかな。当時十代の私は、と言えば音楽が良さそうなので興味もあったが、Danger zone聴くためだけに小遣いはたくのもなあ、と映画館に行くのは止めておいた。正解だった。サントラ聞いてりゃ充分。ただ私にとって、この映画の最大の功績は、ホット・ショットというパロディの傑作を生んだこと。あちらが笑える人なら、予習に観ておいて損はない。
[地上波(吹替)] 4点(2009-04-08 13:24:29)
249.  ゴシカ 《ネタバレ》 
基本は、自分の死の真相を知らせたい幽霊が主人公の前に現れる、というオカルトミステリーの定番中の定番ストーリーなんだけど、この類で面白い映画も沢山あるのになあ。設定やミステリー(謎解き)が練れておらず突っ込みどころ満載、ハラハラ感も逃亡中にプールで沈むところくらいか。特に女の子の幽霊の描き方が雑すぎる。幽霊だから怖がらしたり脅かしたりするのはお約束だけど、やたら乱暴で殴るわ切りつけるわ本当に解決して欲しいのかって感じ。てかそもそも、取り憑くことが出来るなら、共犯の方もそれでやっつけたらいいじゃん。途中でなんだか、結末もどうでもよくなっちゃった。ハル・ベリーがまずまず熱演してるので(きれいだし)なんとか最後まで観切ったけど、凶悪犯とはいえ夫を惨殺しているのに、2年後無罪放免になってるってのも腑に落ちず。共犯の方を倒した時と違って、正当防衛でもないのにさ。女子刑務所精神病棟や、ペネロペは雰囲気があっていい感じだった。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-04-06 13:16:11)
250.  戦場のメリークリスマス
騒がれていたのは、豪華キャスト、音楽、そしてテーマの1つに同性愛を盛込んだため?印象度は確かに高いのだが、結局何が言いたいのかよく解らなかった。反戦ものでもなさそうだし。公開の頃に大島監督のインタビューが雑誌に載ってて、何と言うか、自己解説というより自画自賛って感じだったのを思い出したが…戦争という普遍のテーマを扱いながら、わからん奴は頭が悪いと言わんばかりの小難しげな映画を作るって、何か好感が持てなかったなあ…。難解っぽい振りをして、かつ欧米から見た日本軍の印象を「利用」して、自分の好きな世界観を作っただけ、という意見を聞いたが、その辺が当たらずとも遠からずなのかも。教授も、あのメイクを含めてなんかいかにも作られたキャラになってたし、相手にもミュージシャンを配したあたり、えらく狙ってる感じだし。教授の音楽とたけしの存在感+ラストのセリフは印象的でした。
[地上波(邦画)] 4点(2009-04-03 13:07:00)
251.  ドミノ(2002) 《ネタバレ》 
ストーリーは案外面白かったりする。でもいかんせん、見せ方が悪い。一話目正統派怪談系ホラーから二話目コメディ調(かなりおバカ)で落とし、三話目ミステリー調にして最後種明かしという構成は狙っているのだろうが、そうしちゃうと三話目の女性はもう途中でバレバレなんだよね。あと「本当は幽霊じゃなかった」方の女性の造形、あれは無理がありすぎる。日中も結構出没してるのに、あんな見てくれで受付の人が見落とすとか、有り得ん。もっと普通に群集に紛れれる外見にすれば説得力あったのに。ま、一話目はちょいこわでした。夜1人で残業していて、暗がりのコピー機がひとりでにウィ~ンとうなりだして飛び上がったことがあるので(単にFax受信だった)。二話目のおバカホラーが意外とホロッとさせられる結末で、この軽薄二代目社長が頑張ってる様子が最後ちらりと映るのがなんか嬉しかった。牛の涙、私も欲しいな~。…と、誉めどころもあるが、ミステリーホラーとしてのレベルは低いので、この点。
[DVD(字幕)] 4点(2009-03-27 13:07:12)
252.  クリフハンガー
かつて某森田一義氏の○キャブラ天国というダジャレの投稿番組があり、採用したダジャレを映像化した寸劇?が中々面白く、よく観ていました。その中で確かこういうのがありました。崖から崖に張られたロープから宙吊り状態のバンドにしがみつく女性。ロープから手を差し伸べる救助隊員の男性。「頑張れ!もう少しだ」手を必死で伸ばす女性。手には白い容器。「ああ、もうだめよ」「諦めるな!頑張れ!」が、白い容器が男性の手に届く直前に女性の手を離れる。「あっ・・・」谷間に落ちていく容器。容器のふたが開く。“クリフハンガー”というテロップが出てその上から文字がなぞるように変わっていき、悲鳴調のアナウンスがかぶる。「栗ごはんが~」落ちていくくりごはん。…あまりのバカバカしさに腹がよじれるくらい笑いました。スタジオの評価も良かったんじゃないかな。 あっ!ごめんなさい、映画の話じゃなかったですね。つまり映画は、そちらの短編(?)の方がよっぽど強烈に記憶に残ってる、という程度の内容だったということで…。雪山ロケを頑張ってること位が誉めどころでしょうか。
[地上波(吹替)] 4点(2009-03-26 13:15:38)
253.  僕らはみんな生きている
コミック版をリアルタイムで読んでいて(スピリッツ読者でした。同誌では盛んに映画の宣伝もしてましたが)、後から本作をTV放映で鑑賞したのですが、かなりがっかりしました。コミックは作画の山本直樹氏の脚色が多分に入っていたようですが、そちらの方が、要らんエロはあるものの、アジアの赴任地で現地女性をおもちゃにする日本人駐在員の描写やら、ODAの皮肉ももっと強く出てたと思います。結末もこの映画版は危機から脱出して「でも僕たち日本人だもんね~」ってな感じのライト過ぎる終わり方。コミックでは助けたはずの中井戸が、“反乱軍が政府になってそちらに取り入れば会社の一発逆転が狙える”と再度狂気じみた社畜ぶりでゲリラの陣地に戻っていき、果たして反乱軍は勝利し、数年後の高橋と中井戸の皮肉な後日談が描かれます。その後日談の中では、勝利したものの現状は何も変わってない、セーナの煩悶もさらりと描かれており、重くなりすぎない程度にちょっと考えさせられる結末でした。山本氏が原作者というわけではないので、同じというわけにはいかないでしょうが、もう少し結末にも、シニカルさを出して欲しかったですね。これでは、調子の良すぎる日本人に、少し嫌悪感さえ感じます。
[地上波(邦画)] 4点(2009-03-25 13:09:04)
254.  ゴースト・ハウス(2007)
呪怨くんだあ^^;仄暗い水の底からもある!まあ和製ホラーがオマージュされるのは、ちょい嬉しいような気もするけどね。鳥・・・ポルターガイスト・・・なんか元ネタ探しの映画みたい。ストーリーのミステリー要素は使い古されたもので、B級ホラーと言ってももうひとひねり欲しいところ。ま、ひまわり畑がきれいだし、全く怖がらないベン役の男の子がやたらかわいいので4点献上。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-03-20 13:23:58)
255.  河(1997)
だいぶ前に偶然、WOWOWかなんかで観たんだが・・・暗かった・・・。台湾のイメージ悪くなったぞ~。終始首を捻じ曲げ、発する言葉も少ない主人公が薄気味悪い。多分、台北の街の薄汚れた部分とか、家族の崩壊とか、そういうのを見せたかったっていうのはなんとなく解るんだけど、結局何が言いたいのか解らず、モヤモヤした。暗いホモサウナで相手を息子と知らず睦む父親とか、愛人(と思われる男性)と気だるくAVを鑑賞している母親とか、かなりショッキングな(はずの)親の性を描いている部分も、妙に乾いたような撮り方。でも作品全体は、なにかが滞留してるようなどよんとした感じ。極端に説明がないのはわざとなんだろうが、こっちとしては訳の解らないまま、結末らしい結末もなく映画は終わる。解らないのに、気だけはどっと滅入った。解釈できない私の頭が悪いのだろうか?印象度だけ言えば高い。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2009-03-11 13:13:38)
256.  ザ・フォッグ(2005) 《ネタバレ》 
ありゃ、リメイクだったのか。また知らずに観ちゃったよ~。プロットはいいのに出来はイマイチって結構リメイクに多いんだよね。静かな港町、その町を築いた英雄たちの隠された蛮行、その復讐に霧と共に海からやってくる亡霊、っていうプロットは古典的な恐怖ものの感じで面白い。まあ、実際に復讐されるのは英雄たちの子孫であり、その子孫は先祖の蛮行を知らないんだから、極めて理不尽な訳だけど、そこの謎解きでミステリー要素も出せる訳だし。それに霧って小道具も本当にいいと思うのよ・・・ふぅ、要はもっと面白く出来るはずじゃん、ってことです。霧って設定が生かされてないのが一番ダメ。あんな超常現象起こせる強い亡霊、霧にまぎれる必要ないし。個々のエピソードも怖くもハラハラもしない。友人とそのナンパした女性が沖で襲われるとこしかり、女性DJと息子のエピソードしかり。そして基幹ストーリーも復讐される側の子孫だったはずのヒロインが、唐突に(一応伏線はあったものの、張り方が下手っぴ!)実は亡霊側のトップ、ブレイク船長の妻の生まれ変わりだった、ってあっちに行っちゃってハイ、終了。…いい題材がつまらなく料理された映画、って感じ。前述のようにプロットはいいので、機会があればオリジナルは観てみたい。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-03-10 13:08:25)
257.  魔法にかけられて
あらま、平均点高っ。まあ素直に観れば面白いのかな?でも、シュレックの後に見てしまうとどうしても、「おちょくってくれるけどさ、私たちだって解ってベタな作品作ってるんだから。でもそれが受けてるんだから文句ないでしょう?」と肩肘張ってセルフ・パロディで対抗しました、ってな作品に見えちゃうんだなあ。なんか無理してるっていうか・・・。まあ笑えたところもあったし、明るさ全開のヒロインには好感が持てるんだけどね。ただ他の役者(主役の男性や子役含め)は魅力に欠ける。王子様も頑張ってるんだけど空回りの感じで・・・。とにかく私には、ディズニーが「ディズニー的ベタさへの嘲笑に対して、必死に弁明している」映画に感じられてしまったので、この点で。
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-24 13:55:01)
258.  南極物語(1983)
ディズニーチャンネルをぼけっと見ていたらEight Belowなる映画をやっていて、あれえ、これもしかしてと思ってあとで調べるとやはり本作のリメイクであった(海外暮らしなので疎い)。そちらの感想はそちらに書くが、せっかくなので記憶を掘り起こして本作もレビューする。 あまり好きになれなかった映画だ。やはり実話ものとなると脚色された部分に目がいく。実話は1年後、犬15頭を置き去りにした基地に着くとタロ・ジロが生存しており、繋がれたまま死んだ犬7頭を発見、残り6頭は行方不明、それだけだからあとは想像するしかない。確かにタロ・ジロを含めた首輪抜けした犬たちが群れで暮らしてたこと、6頭は南極の厳しい自然の中で命を落としていったことは想像に難くない。想像部分をフィクションで作ること自体は構わないのだが・・・行方不明の犬たちの「死に様」をいちいちバリエーションをつけて演出した上、○○享年○歳てなテロップまでつけるのは、あざといというか。これをさも事実のように思わせて、涙を誘うというのは気にいらなかった。かえってほとんどの犬を生還させた、能天気なディズニー・リメイクの方がましという意見もうなずけてしまうんだな。人間ドラマの方でも、健さんの設定がいかにもって感じ。実話の犬係は当時大学院生でモデルではないようだし。フィクションでもいいけど、飼い主を気遣い、職を辞して謝罪の旅なんて、あまりにもわざとらしい。ヴァンゲリスの音楽、それに乗せたオーロラなどの南極描写は秀逸でした。
[地上波(邦画)] 4点(2009-02-18 13:49:00)
259.  ミノタウロス
やっぱり日本未公開だったか・・・大した映画ではないが(じゃ、登録要望するなよ!と突っ込まれそうだが)、アマゾンに2件ほど、ヤフー映画に4件ほどレビューがあったので、何かの縁で観てる人もいるんだなと思い、レビューしたい。私も何かの縁で観たのでw。 ギリシャ神話のミノタウロス退治を題材にした作品。ミノタウロスはミノス王妃と牡牛の間に生まれた半人半獣の怪物で、神話ではアテネの英雄テセウスが退治する。…なんだが、神話的な部分は期待せず、怪物のいる地下迷宮に放り込まれた若者たちを描く、正統派モンスター・パニック・ムービー、と思って観た方が良い。1人また1人やられていく展開はお約束。このジャンルの映画としてそこそこ及第点かとも思うが(そもそもモンスター映画という時点で大半がB級だし)、途中はひたすらやられる&逃げるで戦いらしいことをするのはラストだけ、アクション好きには物足りないかも。地下迷宮もややちゃっちい。ま、ミノタウロスを退治するのを、神話の英雄テセウスから、等身大の村の青年にしたのはちょっと面白いかな。俺が殺す!と鼻息荒い割にそんなに強くないし。それにしても怪物ミノタウロスのこの造形・・・半人半獣じゃないじゃんよ~。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-13 13:06:40)
260.  眠れる森の美女(1959)
ディズニー・クラシックの三大プリンセス、白雪姫、シンデレラ、そして眠れる森の美女オーロラ姫。小さい頃絵本で馴染んだ経緯から、古いディズニー作品には甘い(だってええ、懐かしさが先にきちゃうんだもん)私だが、なぜかウチには眠れる・・・のディズニー絵本はなく、オーロラ姫のキャラもずっと知らなかった。ということで、不公平だが(笑)キャラもアニメも今になって見た感想で。スマン。 原作童話から矛盾(王子は90歳以上年下かい!王国は滅びなかったのか!と突っ込まれそうな“100年の眠り”をただの“眠り”に)や無駄(12人の魔法使いを3人の妖精に)を排除し、王子との経緯を思いっきりロマンチックに脚色したストーリーは正にディズニーの真骨頂。だが、フィリップは自分の身分を隠して、オーロラは自分の身分を知らずに森の中で恋に落ち、実は生まれながらの許婚の王子王女でしたあ~っていくら子供向けってもご都合主義が過ぎるんじゃないかなぁ。うーむ。大活躍の妖精のおばちゃんたちは実に可愛いんだけどね。 いや、本当のところ、人魚姫ほどは原作童話に思い入れはないのに(どころか、グリム童話はなんか不気味でコワイ。王女の眠る茨の繁茂した城に入ろうとして、勇者が次々命を落とすんだもんな)、なぜかケチつけたくなっちゃうのは、実はオーロラが16歳にしちゃ老けすぎで、なんかかわいくないからなんだよね。いや、皆さんが綺麗、美しいと散々言っているところ申し訳ないんだが、ごめん、私にゃそうは思えん・・・。
[DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-02-11 13:27:50)
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