241. TAJOMARU
《ネタバレ》 撮影中に何かトラブったのだろうかー。 「羅生門を新たな視点で」ということで、 PV・MVで辣腕を振るいサムライフィクションでそれなりに映像美を追求し、 それなりに成功を収めた中野裕之監督だけに、 オリジナル羅生門での名カメラマン宮川一夫への挑戦を期待しました。 が!撮影は全て凡庸。むしろ退屈。あくび。残念。 ですがですが、『新な視点』ストーリー設定はおもしろい! んだけど、お白洲で盗賊チームが多襄丸を救出に来るところから茶番に...。 登場人物の超人化により、それまで丁寧に積み上げたものが現実味のない空想感が。 地獄谷の谷底での「ちょっとスプラッターっぽくてオモロくね?」もため息。 何故!!!!!!!!!WHY。 あと。本田博太郎の演技。好きッス。 顔白塗りはKUROSAWA先輩へのオマージュかしら。 もう一言!他の方も言われてますが劇中の洋楽の使用例は最悪すぎて、かなり印象的です。何故こうなったんだろ。この監督。わからん。本当に残念。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-12-11 23:27:18) |
242. 刑務所の中
《ネタバレ》 ミニマルにループする生活。アルフォートが食べたくなるので注意!!!!!!!!! [DVD(邦画)] 9点(2010-12-11 21:55:30) |
243. ひみつの花園
《ネタバレ》 自分に嘘をつかないことが一番正しく美しい!のかなぁ。 見る度にマネしたくなるシーンが増えてます。 一番マネするのは『UFOを唄う咲子 → タバコを落とし火傷し「あ!」と言う江戸川』 [地上波(邦画)] 9点(2010-12-11 21:27:28) |
244. 乱
ボク人生ベストの作品です。 初見は黒澤明が亡くなり、衛星第二で追悼放送された時です。 すべてのシーンが美しい一枚の絵画のごとく感じます。 大きな自然を美しく表現するには、ただ悠然な山花を撮るのではなく、 私たち『ヒト』が、ある程度共通に目で見て、耳で音を聞き、広げた見識、 過去の思い出やこれからの希望等を踏まえ、提示する...。 当たり前の話かもしれませんが、(エラそうに語ってすいません) 黒澤明は本作で究極の時限にまで引き上げ、作り上げました。 人と人が殺し合うのも、鳥が虫を殺し食べるのも、 木が育ち林が生まれるのも同じ自然で違いがない。 『空』や『無執着』に繋がる世界観、美しいッス!最高ス!乾杯! [地上波(邦画)] 10点(2010-12-11 20:58:24) |
245. シングルマン
ボクの大好きな花様年華にインスパイアされたと聞いて胸踊らせて見に行きました。 トム・フォード先生のファッションでのディレクションは好きです。 梅林茂先生の音楽はサイコーです。 が、まーハイセンスなイメージムービーかなー。BGV。 「花様年華のような小さい話なら、うまくディレクションできるかなー」と思ったのかなー。残念。次回作楽しみにしてます。 [映画館(字幕)] 5点(2010-12-11 20:01:41) |
246. 沈まぬ太陽
《ネタバレ》 『行天が何故、権力側に変化したか?』の提示がもっと欲しかった。 行天が裏切り者、悪人として設定されているが、 恩地、国見と同じように国民航空への思いが人一倍あり、 彼なりに理由があって行動している景色、 三浦友和と香川照之の演技をもっともっと見たかった。 渡辺謙が延々と剥製を撃ち続けるの見せられてもねぇ......。 剥製ライオン哀れだし、お隣さん怖がるし、守衛に撃たれても文句言えないデスよ。 あと一言。CGやロゴデザイン等の作り込みが激甘で勿体無い!!!!!!!!!!!!!!! [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-12-11 19:49:46) |
247. 不毛地帯
《ネタバレ》 仲代達矢がヤバイ。目が死んでる。電源が入る。混乱。遮断!!!!!!!!!! これぞ正に、起承転結!!!!!! 続きが見たい。短気は損気。 [地上波(字幕)] 8点(2010-12-11 19:31:27) |
248. バガー・ヴァンスの伝説
すごく長い2時間。展開に意外性が一切ない! なのにストーリーひとつひとつへの掘り下げもない! バガー・ヴァンスさんが便利な神様、言うなれば『ドラえもん』。 救いはバガー・ヴァンスさんのありがたいお言葉で、自己啓発されます。 あと、マット・デイモンが逃げ出す時に地域住民が取り囲むシーンがなんかキュンとしました。責任感のある人なんスね。なので戦場へも先頭切って出兵したんでしょうかねー。 撮影、音楽、美術設定等裏方さんが優れてる典型作品。原作はすごくおもろそう。 スランプ気味、もしくは入院中のスポーツ選手へオススメ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-12-11 19:20:49) |