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元みかんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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261.  茄子 アンダルシアの夏 《ネタバレ》 
皆さん、書かれていますが、とっても短い映画なのであっさり終わったなぁって思われると思います。確かに、劇場鑑賞したらコレ1本だけだったら損した気分になっちゃうかもしれませんねぇ。だって、ビデオレンタルだって、ちょっと躊躇しましたもの。新作の値段で借りるの(笑)。じゃあ、どうして借りたのか? それは100円レンタルのものと間違えたから。カウンターに通すとき、何度「戻します」と言おうとしたことか……。でも、気の小さなみかんは、「借りません」の一言が言えず、そのまま帰ったのでした。だから心して観ましたよぉ。結果は、すごく想像力の働くいい映画だったと思います。自転車レースの過酷さは知っているつもりなので、頑張って応援しましたよ。ただ、淡々とストーリーが進んでいくので、自転車レースを全く知らない人が観たら、しんどさや充実感、レースに伴う人々の気持ちなんかを想像できなくて、やけにあっさりした映画だなぁって思ってしまう可能性大。いろいろハプニングがあるはずなのに、それらをあっさり流してしまうので、つるつるしたものに感じてしまうかもしれませんね。もう一度言います(しつこいって 笑)。想像力を働かせてご覧くださいませ(ペコリ)。ただ、写真判定のゴールシーンは迫力がありましたね。あんな長い距離を走っていて、写真判定になるっていうのはよっぽどです。ところでレースに優勝した後、スポンサーの名前を連呼する主人公には、ちょいと食傷してしまいました。そりゃあ、スポンサーが下りるかもしれないという危機状態だったのはわかりますが、それでも、ビールを飲んでいたから優勝できた……なんて、んなアホな……とか思ってしまいます。こんなに単純なもんじゃないだろう、と思いながらも、スポーツマンのまっすぐな、自分の気持ちに正直なところが観られてよかったかなぁとも思ってしまうのも事実。なんでかわからないけれど、この映画に対してちょっと甘いですね。見方が(汗)。ところで、ヒロインの声をした小池栄子ちゃん。「競輪はやらせ隊」でも頑張っていますよねぇ。こういう自転車関連のものに出ている彼女を見ると、「頑張っているなあ」って嬉しくなってしまいます♪ みんな、競輪ともども応援してあげてね。ちなみに、「競輪はやらせ隊」には小池栄子ちゃんに+して、キャイーンの二人もいます。映画に関係のないことで締めちゃってゴメンなさい……。
7点(2004-03-11 01:17:28)
262.  シェルブールの雨傘 《ネタバレ》 
とにかくカトリーヌ・ドヌーヴがかわゆい♪ 色とりどりの傘に、部屋の壁紙、部屋着……原色のオンパレード、色の洪水の中でも光り輝くドヌーヴのかわいさに溜息。あのコートの着こなし、細い手足、大きな目……むっちゃくちゃ可愛いぞぉーーー。ずるい、ずるいなぁ。ストーリー自体は戦争に出ていった恋人を待ちきれなくて、パッと出の男と結婚ししてしまうって話なので、便りがないからといって心変わりしてしまった女の浅はかさを描いているものなのかもしれません。でも、でも、あんな可愛いジュヌビエーヴ(ドヌーヴ)を手紙も書かずに放っておくほうが悪い!と、彼女の肩をもってしまうのです(汗)。そりゃあ男が言い寄ってきて、そっちになびくわなぁ〜と、なにげに思ってしまいます。可愛いってズルイなぁ〜(笑)。
8点(2004-03-08 23:12:34)(良:1票)
263.  ハバナ
相変わらず、レッドフォードがかっこいい。慣れた手つきでトランプをさばく彼ったら、もうかっこいいんだから(溜息)。オープニングのマイアミからキューバに向かう船なんて、怪しげな女と金という図式でとても面白そうな雰囲気があったのに……だんだん政治色が強くなっちゃって……。俺は政治や体制なんか興味ないさ!って、すかしていたレッドフォードまで、なんだか政治に熱くなっちゃって(まっ、女が原因ですが 笑)、ちょっと(かなり)残念です。
5点(2004-03-08 22:53:52)
264.  ターン/TURN 《ネタバレ》 
私も↓【日向夏】さんと同じく、北村薫の“時”三部作が大好きです。その中で一番好きなのは『スキップ/skip』ですけれど、この『ターン/turn』も好きですね。独特の透明感というのでしょうか、そういうのが流れているんですが、牧瀬里穂ちゃん頑張っていたじゃないですか(笑)。↓と同じく、泉さんがちょっとイメージじゃないけれど、それはそれ、映画ではとてもいい青年でしたよ。温かさがにじみでてくるような感じ。私は好きです♪ 誰もいない世界に行ってしまっても、お金をきちんと払ったり、横断歩道の信号をちゃんと守る彼女は、とてもいじましくて、たった一人なのに(誰も見ている人なんていないのに)きちんとした生活を送っている。それが、元の世界の生活をなるべく崩さないようにしている彼女独特のスタイルってところが、倒れてしまいそうなくらい怖い一人っきりの生活を、奥歯をかみしめながら必至にあらがっている様子っていうのでしょうか、本当にいじましくって、はかなげで、応援してあげたくなるのです。できれば“旅人の木”の魔法で、二人になんらかの実態のようなものを感じさせてあげたかったけれど、それでも同じ音楽を聞いて、雪を見て……。時を共有することの素晴らしさを感じます。毎晩8時からの電話デート、あそこで電話線が切れるってわかっていても、切れた瞬間「あああ!!!何するんじゃい!!!」と思ってしまいます。ちょっと不満なのが、ラストのセリフ……。「ただいま」はちょっと……明るすぎやしませんか? 夢の世界から現実になったってことなんでしょうが、ふわふわした気持ちのまま終わらせて欲しかったです。
7点(2004-03-08 22:40:02)
265.  バンデットQ
イギリスのブラックコメディは肌に合わないと感じた作品です。ファンタジーもタイムスリップものも好きなのに……。結局、歴史上の人物をコケにして笑いモノにしているのがダメなんでしょうね。ウィリアム・テルだってナポレオンだって、ダメダメちゃんに描かれているでしょ。それも笑われることを目的としたダメダメちゃん。えらく後味が悪くて……。クイズ番組ばかりを見ているお父さん、お母さんへの風刺もきついし……そんなにクイズ番組が悪いのかあーーと言いたくなってしまいます。やっぱりファンタジーは楽しく夢や希望が詰まっていて欲しいと思ってしまうのです。私の先入観かもしれませんがね(汗)。
2点(2004-03-01 16:42:34)
266.  我が家の楽園 《ネタバレ》 
私はあの「楽園」と同じような生活をしているので、羨ましいというよりは、大変だなぁ〜という目で見てしまいます。確かにお金よりも大切なのは友情だけれど、私のどこかに社会的な責任を果たしていないというひっかかりがあって……。それが税務省の役人が未払い税金を払え!とやってきたときの屁理屈で明らかになってしまいました。いくら孫娘のためとはいえ、地域住人のために売らないといっていた家と土地をあっさり売ってしまうっていうのも納得できません。自分たちの生活だけを守る、自分たちさえ楽しければいいじゃないかという自己中な人間に見えてしまったのです。価値観の押し売りっていうのでしょうか、なんか気にくわないですね。あの娘だって、独りよがりなためJ・スチュワートの気持ちをないがしろにして自分だけ傷ついたような振りをする……(私はスチュワート贔屓なのでどうもあの娘の態度は許せませんね 大汗)。度々落ちていた額(我が家の楽園って書いてあったのかな?)を掛けなおすシーンなんかが、どうもほころびのある楽園生活を騙し騙し送っていることへの風刺のような気がしてしょうがありいませんでした。多分、邪推なんでしょうがね(汗)。しかも裁判中、J・スチュワートは今まで反抗していた母親のカタをなんの前触れもなく持つ。ただ単に、彼女を怒らせるためだけにあるようなエピソード。なんで彼がああいった行動に出たのか全くわかりません。ただ、雲の上を歩くようなJ・スチュワートが好みだったので、良かったかなぁ〜って思います。ボクは一人息子だから甘やかされて育っているんだと堂々という彼は、かわいらしいです。蛇足ながら、文鎮かわりの猫がとっても可愛かったなぁ♪
6点(2004-03-01 16:03:04)(良:1票)
267.  いちごブロンド 《ネタバレ》 
動いて喋るリタ・ヘイワースをはじめて観ました。なんてキレイなんでしょ。ゴージャスな衣装がとても似合っていて、高級レストランの食事や男性からの口笛ピューをもらうために男たちの前を歩いていたなんて告白する彼女はとてもかわいらしい。結局、金と地位に目がくらんで結婚した彼女は自分の姿を恥じるようになっていますが、それでも相変わらず綺麗なんです。結婚前の姿よりも結婚後、自分が欲しいものが富や名声をもつだけの男ではなかったと気付いた時点から、すごく輝きはじめます。シャンデリアや電気、絵画やスパゲティ(当時は最先端の舶来モノメニューだった 笑)を自慢しても、停電になったり、スパゲティが上手く食べられなかったりする。そういうところにクスリと笑いながらも、停電の暗闇に紛れて、リタ・ヘイワースはギャグニーにキスをする……。さりげなく市長との会食を自慢するあたりは相変わらずなんですが、彼女は彼女なりに悩み苦しんできたんだろうと思うわけです。もちろんオリビア・デ・ハビランドの可憐な美しさ、女性人権を唱えてみたり、タバコをくわえたりしながらも本当は好きな男に尽くしたいタバコなんて吸わない女性だってところに彼女の強さと弱さを感じます。好きな男が友達を好きで、結婚したとわかるやすぐに自分になびく男に「失礼よ」と言う彼女の誇りを感じるとともに、男の面目を立たせるために虚言に話を合わせてあげるオリビア・デ・ハビランドは素晴らしい女性だなぁ〜と感じました。一方、男共のほうはなんかまぁ情けない感じでねぇ……。喧嘩早くて、気遣いを知らないアホなギャグニーには終始イライラされっぱなしでしたが、ラストの道のど真ん中であっさりとオリビア・デ・ハビランドにキスをして「自分の妻にキスをするんだからどこでもいいじゃないか」と言うあたり、むっちゃステキでした。
8点(2004-03-01 15:45:03)(良:2票)
268.  ファンダンゴ
数日後にはベトナム戦争に出兵しなくてはいけない青年たちが、800キロ(だったかな?)も離れた土地に車でシャンパンを探しに行く旅。道を間違えたり、ガス欠を起こしたり、野宿したり……計画なんかあったもんじゃない。およそ直接的な意味なんかないし、生産性は皆無。そんな刹那的な行動が、後々すごくいい思い出になるんだよなぁ〜と、三十路を超えた私にはとても羨ましく感じられました。私自身、学生のときにそこそこ無茶なことをしてきたつもりですが、もっともっと無茶で体を酷使するアホでバカなことをやりたかったなって思います。すごく説教臭くなるかもしれませんが、学生の皆さん、アホでバカなことを積極的にしてみてくださいね。意味ないことかもしれないけれど、大きな大きな財産になるはずです。人に話すことができるエピソードがあるっていうのは、それだけで財産になっていると思いますね。大人になった彼らと話をしたいと強く感じました(笑)。
[ビデオ(字幕)] 6点(2004-03-01 15:06:58)(良:1票)
269.  ウエスト・サイド物語(1961) 《ネタバレ》 
悲劇のミュージカルってあんまり好きじゃないなぁ。だって歌を唄って体を動かしたら、自然とハッピーになってくるものじゃないの? 喧嘩をしていてもなんだかわからないうちに仲直りしているミュージカルが好きな私は、最後まで抗争したあげく死人が出るようなミュージカルは認められません。ただ、マリアとトニーの恋の歌は好き♪ 「To Night」も楽しい。やっぱり私は男と女が出会って、歌を唄ってハッピーっていう単純なのが好みです。
4点(2004-03-01 14:26:45)
270.  007/ダイヤモンドは永遠に
私も↓【anemone】さんと同じく、007シリーズのファンではなく、ショーン・コネリーのジェームズ・ボンドに思い入れも感慨もないので、外から伺い観るような感想になってしまいます。ボンド君、危機に陥りすぎだなぁ〜ってことと、お姉ちゃんがやたらビキニ姿だなぁ〜ってことくらいかな。悪役はマヌケだし、もっと憎たらしくないといけないよね、悪人は。ボンド君がラスベガスで逆ナンされた女性を部屋に連れ込んで、服を脱がして……までならいいんだけれど、そのおねーちゃんが裸同然の格好で外に放り出されたときに手助けもなにもしないっつーのは、私的にちと許せませんね。男はフェミニストでなければ!!
4点(2004-03-01 01:06:41)
271.  ディープ・インパクト(1998) 《ネタバレ》 
ノアの方舟なわけですよね。誰かが選ばれて、誰かが犠牲にされる。この考え方にはついていけませんでしたが、パニックものとしては面白く観られました(笑)。深く考えずに観れば、感動できます。ウンウン。勢いに押されて、涙も出てきます。好きな女の子を助けようとする男の子の行動力と、娘だけでも助かってほしいという彼女のご両親の気持ちに心うたれました。ただ、大統領の演説がなんともお粗末……。「神に祈る」ってそれだけでオッケーなのかなぁ。
7点(2004-02-29 19:05:58)
272.  ウィンチェスター銃'73(1950) 《ネタバレ》 
“アメリカの良心”であるJ・スチュワートが、西部のライフル名人で、父親の仇と血を分けた兄への復讐に燃えるというのに違和感。できれば、にーちゃんを撃ち殺さないで欲しかった……。こう思ってしまうのは、きっと私がJ・スチュワートを神聖視している部分があるのだろう、と反省をしましたです。ごめんなさーーい。幻とも言われる名銃、ウィンチェスター銃をめぐるガンマンたちの話なんですが、“実力に合わない銃を手にすると命を落とす”というか、“銃が持ち主を選んでいる”というか……基本的にはJ・スチュワートが奪われたウィンチェスター銃を取り返すまでの話なんですよ。ガン大会があったり、インディアンが襲ってきたり、銃商人との駆け引きがあったり、復讐劇ありーの、ちょっとしたラブロマンスありーのというエピソードてんこ盛りなんで、そこそこ楽しめはしました。ところで、ドリス・デイとスクリューボール・コメディを展開していたロック・ハドソンがインディアンの酋長で出てきたのにはビックリ。この頃の西部劇って、なにげに準スターが出てきているのが嬉しいですね♪
6点(2004-02-29 18:44:10)
273.  猟奇的な彼女 《ネタバレ》 
前半部分、ヒロインなのに名前のない“彼女”(『レベッカ』の J・フォンテーンと同じですね)の横暴かつ暴力的な行動でキョヌを痛めつけたり、困らせたりするところを見せつけられたとき、この映画を観てしまった自分を後悔しました……。恥ずかしながら“彼女”の気持ちがまーーーったく解らなかったんですよねぇ。はっきり言って“彼女”の無茶苦茶な行動に付いてくる男性というのは情けないっていう感じで観てしまったんです。また、えらくドタバタドタバタしていましたしね(苦笑)。でも、ホテルのラウンジだったかな、喫茶店あたりでキョヌが“彼女”の婚約者に会ったときに婚約者に話す「彼女とつきあう10箇条」を聞いたときくらいから、なんか涙が出てきましたね。“彼女”は私とは全く違って、理解することなんかはできないけれど、キョヌと“彼女”の関係というのは成り立っていて、お互いに必要な存在なんだというのが感じられたのです。ただやっぱり物語に入り込んでいくことができなくて、あの婚約者キョヌの言ったことを“彼女”に話したら、“彼女”がキョヌを追いかけるってわからなかったのだろうか? バカな男だとかなんとか思いながら観ていましたが……。それ以降のエピソードも、「ああなんてバカなの」と思うことが多々ありましたが、それでも“彼女”とキョヌの二人には通らざるをいけなかった回り道のような気がしてくるから不思議です。やっぱりラストシーンにダマされてしまったのでしょうね(照)。 そうそう、書き忘れるところだったけれど、韓国人の礼儀作法なんか勉強になりました。さすが儒教の国というか年齢を気にする場面とか、目上の人からお酒をいただくと横を向いて飲むとか、ちょっとビックリですね。
7点(2004-02-29 18:02:00)(良:1票)
274.  青空に踊る 《ネタバレ》 
アステア自身が振り付けをした映画だそうですね。自身がやったからかどうかはわからないけれど、タップのシーンが超楽しいです。まっ、アステアのタップはホントにいつも溜息なんですがね(笑)。今回のアステアは軍人さんの役。第二次大戦中の話で、10日間の休みの後日本へ送られる空軍人なんですが、さすがはアステア!それに伴う悲壮感なんてみじんも感じさせない。休暇中に女性と出逢って恋をするのです。なんせ休みが10日間しかないもんだから、アプローチも電光石火! 彼女をウチに送ったその夜、彼女の隣りの部屋を借りてしまうという素早さなんです。超ネクタイをしたアステアがフライパン片手に卵焼きを作るシーンが、なかなかコミカルです。ただ、軍人さんという設定からか、アステアが恋した女性を他の人とくっつけようとするエピソードもあります。まっ、アステアに恋のキューピッドなんてできるはずもないので、ちゃっかり彼女と恋人になっちゃうわけですね(笑)。こういうノリは大好きです♪ ただ……ラストが……やっぱり戦争に行っちゃうんですよぉ。でもね、アステアだったらピンピンして戻って、「やぁ、会いたかったよ」なんて歌を唄っているような気がするので、これもアリかなぁって軽い気持ちで観られます(笑)。
7点(2004-02-20 03:06:58)
275.  黒いジャガー
夜にバックグラウンドムービーとしてつけていると、けっこういい感じかも。効果音がベタベタなのがいいですね(笑)。ストーリーも、黒人探偵シャフト(←名前だけでクスリと笑える)の行動も、一応ハードボイルドのお約束的ベタ加減をちゃんと踏んでくれているので、そこそこ楽しめます。ガンアクション、逃走、お色気ショットなどなど、ちゃんとポイントは押さえているのですが……展開が強引といいますか(笑)。くどいようですが、ベタさを楽しんでくださいませ。慣れ親しんだ、刑事ドラマや探偵ドラマのような臭いがプンプンしています。けっこー気に入りました(笑)。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2004-02-19 01:39:30)
276.  8 Mile
まったくなーーんも予備知識なく、友人に映画館に連れて行かれて観ました(あはは)。ラップの世界も知らなければぁ、エミネムなんて、誰?それ状態。エミネムと聞いて「エアエミネム」(競走馬の名前 照)しか思い浮かばない私は、どっかずれているのでしょうね。でまぁ、そんな私でも(もしかしたらそんな私だからこそ?)この映画でラップの世界というのに圧倒されました。虐げられてきた黒人たちのはけ口のひとつが、ラップだったんでしょうね。その世界に乗り込んだ主人公は、白人でありこそすれトレーラーハウスに住んでいる。白人と黒人の居住区のちょうど真ん中でぷかぷか浮いている状態なんでしょう。黒人たちは確かに差別され、冷遇されているけれど、逆に黒人のコミュニティがある。対する主人公は、白人であるために黒人コミュニティから疎外され、白人だから黒人への救済措置を受けることができない。なんか微妙な位置にいますよね。エミネムの行き場のない状態にやるせなさを感じたりしました。また、ラップバトルというのにも吃驚。勝つためには、相手につかれそうな弱点を自分からさらけ出すことが大事なんだなぁ〜って思いました。私の知らなかった世界をみせてくれたってことには、連れていってくれた友達に感謝したいと思いますが、ラップバトルなど相手の欠点をあげつらう趣向に共感できなかったのと、街を出たがっている女の子との恋愛なんかもよくわからなかったので、6点ってことにさせてくださいませ。 <蛇足>エミネムがちょろっとユアンに見えた♪
6点(2004-02-17 13:09:41)(良:1票)
277.  キャノンズ
ダン・エイクロイドのモノマネが炸裂!!! 彼のモノマネが好きなら面白がれるでしょうね。あたしは、アメリカンアニメのキャラとかに精通していないので、あんまりわかりませんでしたが、これらが理解できれば、むっちゃ面白いと思います。で、なんでまたダン・エイクロイドがモノマネをするかってことですよね。彼は極度の精神分裂症で、何か刺激を受けると突っ走る性格なんです。だから、彼の部屋は刺激の少ない真っ白な空間。あんなところに長時間いると、あたしなんか逆に発狂しそうです。でまぁそんな彼と付き合っていくジーン・ハックマンがいて、彼らは苦労をしながら犯人を追いつめていくわけです。あっ、いい忘れていましたね。ダン・エイクロイドとジーン・ハックマンは刑事で相棒同士なんです。ヒトラーのホモ疑惑を証明するテープを巡って殺人事件が起こるわけなんですが、その事件を扱うのがジーン・ハックマン扮するマック刑事と相棒のダン・エイクロイド演じるエリス刑事。前半部分は、かなりの下ネタがあるので、ちょっと引き気味でしたが、捕り物劇になると、ちゃんと列車にも乗るし、落ちるし、駅舎をフル活用したりと、ベタな見どころ満載なので、幼稚な私にはけっこう楽しめる展開でしたね。ただただ、自分のモチベーションとして、アメコミをもっと知っていたらなぁ〜って悔やまれます。 あっ、ジーン・ハックマンの家財道具を詰め込んだバンをダン・エイクロイドが運転するドタバタチェイスも見物でした。カーチェイスといっても、決して『フレンチコネクション』をイメージしないように!(笑)。
6点(2004-02-17 12:47:47)
278.  アモス&アンドリュー 《ネタバレ》 
金持ち白人たちの別荘地に紛れ込んだ黒人の著名人アンドリュー(サミュエル・L・ジャクソン)と事件もみ消しのために連れてこられた服役囚アモス(ニコラス・ケイジ)のトホホな話です。はじめは何が何だかわからなかった二人が、次第にコトの真相を暴き、白人たちに復讐?するって話になぜか変わっちゃったりして、何ともあやしいコメディとなっています。警察によって、人質強盗犯に仕立てられたアモスは、大暴れの後に逃げ出してアメリカからカナダを目指す……が、方向音痴のため、カナダに行くのに南下している映像がさりげなく映されているラスト。何の説明もない、ただ看板とは逆に車を走らせるアモスが……(笑)。後半なんて、家に篭城するわ、家を燃やすわ、警察犬に追いかけられるわの、ハチャメチャ展開ですが、笑えると思えば笑えます。あんまり深く考えず、白人エリートたちの思い込みへの仕返しものとして見るといいかもしれませんねぇ。思想的なことは考えないほうがいいです。まぁ、ニコラス・ケイジのマヌケっぽい顔とサミュエル・L・ジャクソンのエリート崩れのバカっぽさを満喫してくださいまし。 ちなみに私はニコラス・ケイジのマヌケ顔がかなり好きです♪
6点(2004-02-17 12:37:08)
279.  スリーパーズ 《ネタバレ》 
登場人物がいっぱい出てきた割には、人物把握がスムーズにできました。キャスティングが良かったんでしょうか。外見的に特徴の違う俳優さんたちだったので、こんがらがらなくて◎。レンタル屋さんでタイトルを見たとき、“アクションサスペンス”をイメージしていたので、実際に鑑賞してビックリしましたよ。少年院の話だったとは……。“スリーパーズ”って少年院出身者って意味だったんですね。無学なので知らなかった……。恥ずかしい限りです(汗)。印象に残ったシーンは、皆さんの書かれているラストの食事風景と、大人になったトニーとジョンがバーにいる場面。レーガン大統領の選挙の話題をしている紳士二人に対して、話題を変えてもらいたくてとった行動がオシャレです。二人に酒を奢って、バーテンダーから「あちらのお客さまからです。政治と宗教の話を辞めて欲しいと……」って感じで告げてもらう。ナンパ以外にも、こういった使い方があったのか!と驚いてしまいました。役者さんは豪華だし、シーンなんかもオシャレですごい映画だとは思うのですが、話自体がヘビーすぎたのが難。“ヘルズキッチン”という街の法則にのっとったエンディング。法律の手の届かないところでも、街の仁義で悪いヤツが罰せられる。法治国家としては、あってはならない存在なんでしょうが、映画の世界ならオッケーなのが本当に不思議です。きっと、少年院での看守たちがあまりにも横暴すぎて見るに耐えなかったからなんでしょう。それでもやっぱり、デ・ニーロ神父には偽証をしてもらいたくなかったぁ。アル中のホフマン弁護士にももうちょっと頑張ってもらいたかった。だってあたし、デ・ニーロ神父が好きなんだもん。いくら街の子供たちを助けるためとはいえ……辛いよね。聖書に誓って偽証をするなんて……。ああ〜観るのがしんどかったよぉ(涙)。
6点(2004-02-14 12:23:05)
280.  タッチ CROSS ROAD 風のゆくえ<TVM>
青春のかけら探しにこの作品を観てしまいました。大学生になった達ちゃんと南ちゃん……。私が二人の年を追いこしてしまったからなのかもしれませんが……二人の大学生活がとっても薄っぺらいものに感じてしまいました。子供心に憧れたステキな二人だったら、もっと素晴らしい学生生活を送っているはずという期待があったんでしょうね。ここには青春のかけらはありませんでした。なんか、悲しい。
2点(2004-02-13 23:47:55)
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