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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2517
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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261.  コンタクト 《ネタバレ》 
地球外生命体との接触という題材を通して、個人と宇宙とを1つの次元で語った素晴らしい映画でした。クライマックスで「ずでー」ってコケちゃった人も多いでしょうけど。壮大な規模の宇宙描写が少女の瞳の中に集束するオープニングが、この映画の全てを語っていると思うのですが、外に向っているように見えながら、実は人の内なる宇宙を見つめる映画だと思います。愛、夢、後悔、神、信仰、そしてコンタクト=他者との繋がり。エリーは実のところ、他者とのコンタクトが下手くそな人間で、それはエリーの心の中に刻み込んでいる孤独のせい。最愛の父を亡くした事、それは自分の選択によっては防げたかもしれないという後悔。エリーが辿る事になる旅は、心の中への旅でした。そこで最大のトラウマだった、父の姿をした「意志」に諭されるワケです。「お前さんはひとりで育ったワケでもなきゃ、ひとりぼっちでもないよ」って。広大な宇宙に意志が溢れているように、内なる宇宙、心の中にも他の人の意志っていうのが溢れてるんだよ、と。つまりこの映画、宇宙的規模でひとりの女性の心を描きました、という映画だと思うんです。宇宙人話だと思えば女一人の半生記、「見事!やられた~」って感じでした。
[映画館(字幕)] 9点(2003-12-04 00:39:03)
262.  コン・エアー
ニコラス・ケイジが寡黙過ぎて、ドラマを感じるもなにも、ちっとも何にも伝わってこないんですけど、と思いました。あと、このテの映画のパターンで、警察側があまりにマヌケ。だけど、細かいコトはどーでもいーや、って感じのアクション映画ですから、ただなーんにも考えずにあはは~、って見ていれば、ワリと楽しめます。そうそう、だんまりケイジが唯一、まだ見ぬ娘のために買ったぬいぐるみにこだわるあたりは好きです。まあ、新しい娯楽アクションの世界に出会って感動!ってな事は全然ない映画ですけど。
6点(2003-12-03 23:57:26)
263.  コーリャ 愛のプラハ
子供をダシに使ったベタベタ感動系映画かと思ったら、子供とおじちゃんの関係を通して近年の東欧・中欧に訪れた大きなうねりが描かれてゆく、意外にも硬派な映画でした。バブルと不景気くらいのうねりくらいしか体験してない近年の日本とは違って、劇的変化を遂げていった世界で生まれるドラマは、ちょっと切なくて、そして温かくて。人は対立する民族や国を恨んだり憎んだりしますが、でも、子供に罪はないのですからね。争いなんかする前に、まず子供の目を見ろ、という事ですね。
[映画館(字幕)] 7点(2003-12-03 23:02:05)
264.  コピーキャット 《ネタバレ》 
途中、本筋とは全然別のところで唐突に殺されてしまう相棒刑事、なんだか物語を整理するために処分処分っ!て感じがしてしまったんですけど。そんな粗雑な作りの映画だけに、全体の印象もガサツ。捜査側が、犯人に迫ってゆく過程が欠落しまくり(というかちっとも迫ってゆかず、正直なトコ無能)で、犯人の方からこんにちわ、って状態では、もはやマトモなサスペンスは望めません。主役や、主役を守る側が、ちっとも上手く動いてくれないもどかしさ、それを材料にしてサスペンスでござい、っていうのは、レベル低いなぁ、って感じました。あと、これだけ画面に密度のないシネマスコープも珍しくて、余白が空間の広がりや孤立感を高める効果を意図しているというワケでもなく(安易にアップになったりしますし)、ビスタサイズで撮れば?みたいな感じでした。
[映画館(字幕)] 4点(2003-12-03 22:11:38)
265.  コップランド 《ネタバレ》 
「耐えて耐えて、耐えまくってクライマックスで爆発!」というスタイルの映画なのでございますが、その「耐え」のじらしと「爆発」のタイミングを完全に見誤っているとしか思えず、わたくしは、いつまでも、ぐじぐじと悩み続けるスタローンに「いい加減にせい!もういいわ!!」と映画に対してさっさと『つまらん映画認定証』をお贈りしておりました、という感じでございます。スタローンに演技力というモノがございましたならば、その忍耐のドラマに共感もさせて頂いた事でしょう。でも、物わかりの悪い、ただの愚鈍な方としかお見受けできない彼に、なんの共感がありましょう? 「お前なんぞとっとと撃たれちまえ!」というような、少々不謹慎な感情すら喚起させてしまう演技と演出と脚本のハーモニーは、デ・ニーロやカイテル、リオッタなどの個性派の出演に泥を塗って、更に十分余りあるものでございました。
[映画館(字幕)] 4点(2003-12-03 21:55:48)
266.  ゴジラVSモスラ
小林聡美がちっとも笑わせてくれない! なんとゆーコトでしょう。それだけでも悲劇(まあ「廃市」とゆーのもありましたが)。さて、えーと、バトラのデザインが思い出せない・・・頭の中のメガギラスがジャマをする・・・ま、いっか。映画を見ていて、安易なサラリーマン批判、企業批判はどーかと思いました。サラリーマン経験のない医大生上がりの監督(つーか、この映画では脚本)に、サラリーマンの悲哀が判ってたまるかぁぁぁ!みたいな。映画って、大量の資源を消費して作られてるんだから、エコロジーを叫ぶ映画って矛盾しちゃいますしね。「あんたらはいいんかい?」みたいな。そういうトコが、世の中の端っこで生きてる映画屋さん達の限界なのかな。映画製作作業は高尚な啓蒙作業なのだから、そもそも庶民とは違う次元での活動なのだよ、とでも思ってるのかなぁ。やーねー。
[映画館(字幕)] 4点(2003-12-03 15:49:13)
267.  GODZILLA ゴジラ(1998)
ゴッズィラがニューヨークの窓の外をうりうり歩いてるトコまでは名作でした。メインタイトル部分は秀逸だし、その予兆、痕跡の描写はワクワクするし、「街中に突如として現れた信じられないモノ」の描写は楽しいし。なので、そのままうりうり歩いてニューヨーク観光して、海に帰る、という展開だったら10点あげた事でしょう。「ゴッズィラってばクールだぜ!」って。中盤以降は、ただの動物災害映画ですからねぇ。ゴッズィラ、そう魅力的なイグアナじゃないですし。ゴジラ? そりゃ東宝製の、中に人が入る着ぐるみの事でしょ?
[映画館(字幕)] 3点(2003-12-03 15:14:27)
268.  心の旅
ハリソン・フォードって、ふっと力を抜いた時に、ただの呆けたおっさんに見える事があります。特にインタビューに答えている時なんか。なのでこの映画のハリソンって、素に近いんじゃないか、なんて思ってしまったり。本当の幸せってなんだろう?って映画なのですが、結末に至って、それで本当に幸せなの?って聞き返したくなるような物語。デートムービーの安全牌だと思って選んだ映画は、大抵において失敗するという教訓を私に残してくれた映画でもあります。
[映画館(字幕)] 5点(2003-12-03 14:56:34)
269.  ゴールデンボーイ(1998) 《ネタバレ》 
キングの中でもジミめな印象の原作を、更にジミに映画化してみました、みたいな感じの映画ですねぇ。じわじわと来る恐さ、というのがキモな筈なんですけれど、それが伝わってきません。会話だけでもそれを伝える事は可能だと思うんですけどね。で、その上で原作と違うラストは、また随分と小さくまとめちゃったなぁ、って感じ。あそこで爆発しないで、爆発の導入くらいも見せないで、ちょこっと予感だけさせただけで終わり、じゃ原作読んでる身からするとどうしても「ありゃ~」って。あと、コケおどしな過剰サウンドをガガーンって鳴らしてるのも「あーあ」って感じでした。今時、なんでそんなに古い技法を用いるんだか。
[映画館(字幕)] 5点(2003-12-03 14:43:05)
270.  交渉人(1998)
当時の評判ほどには楽しめませんでした。主役二人の駆け引き、対決は面白いんですけれど、途中の銃撃シーンなんか、ダレ防止用でしょ?なんて意地悪な事考えたりして。それに、背景に存在する陰謀が言葉だけで語られるので具体的な悪の姿がちっとも見えてこず、クライマックスは唐突な感じ。もっとも、作劇上、そこをしっかり描く、って訳にはいかないのですが、やり様はあったんじゃないかなぁ?と思います。結構長尺なワリには、一切退屈しないで見られる映画ではありますが。
6点(2003-12-03 14:15:06)
271.  恋におちたシェイクスピア 《ネタバレ》 
シェイクスピアをネタにしたコメディ、という印象でした。いかにして彼の作品が生み出されていったかを、結構テキトーな解釈で面白おかしく描き、一方でみんなが困難を乗り越えながら、一つの舞台を作ってゆく群像劇でもあり、よく出来たファンタジーだなぁ、って。黄門様のような、貫禄たっぷりの女王ジュディ・デンチの登場でケリが付くまで、たっぷり映画の面白さを堪能できました。新しい地をぐんぐん進んでゆくグウィネスの姿を見ながら「ああ、創作とはかくも雄弁にして豊潤なり」と満足(大ゲサ)。でも、ちょっと三谷幸喜臭を感じたのは私だけかなぁ。
[映画館(邦画)] 8点(2003-12-03 13:43:35)(良:1票)
272.  ゲット・ショーティ
予告編見た時点では、カッコよくキメてる映画風、だったんですけど、実際の映画は、なんだかゴチャゴチャした話でした。つまりはマフィア界と映画界の底辺の人達が、なんやかんやでひと山アテようぜ、って話なんですけど、センスの爆発もなければ、業界の悲喜を楽しませてくれるでもなく、しょーもない人達が右往左往するのを眺めるばかり。匂ってきそうな程クセのある役者ばかり集めたワリには、大人しくまとまっちゃったなぁ、って感じでした。まー、私にとっては、ソネンフェルド映画って、地雷だし。
5点(2003-12-03 13:08:33)
273.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 
オチを予想しつつも、れれ?おや?んん?と予想からハズれてゆく不安感。その観客側の心理をよく突いてる映画ですね。でも、テンポ悪くて、ネタ映画なんだから、もっとサクサクっと進行して欲しかったなぁ、という印象がありました。こうも勿体つけられるとねぇ。つーか、フィンチャー映画って、いつもテンポ悪い気がして。それに、強引過ぎだし。綿密に計算し尽くしたってムリでしょ、あの展開は。マイケルの行動全てを100パーセント全部予測できなくっちゃ。神様じゃないんだから。
6点(2003-12-03 12:54:14)
274.  黒い家(1999)
多分、フツーの人が実は恐い、っていう映画だと思うんですけど、全然フツーの人じゃない(暴走演技全開の大竹しのぶと西村雅彦じゃあねぇ)ので、そりゃそうでしょうよ、と納得してしまったり。無名のおばさんが演じた方が恐くなったんじゃないかなぁ。森田監督の作りモノめいた感じが、かなりハズレ気味だと思いました。それでも、「模倣犯」よりは数段マシですが。
[試写会(字幕)] 4点(2003-12-03 12:22:50)(笑:1票)
275.  グレムリン2/新・種・誕・生 《ネタバレ》 
前作のパロディ状態おバカ映画と化した続編は、前作よりずっと楽しめました。悪ノリ全開ではありますが。アニメで始まり、映画は途中でグレムリンによって中断され(劇場版とビデオ版とじゃ展開が違うという、どーでもいい凝りよう)、フィービーのクリスマスの悲劇ネタも「あー、はいはい」状態ですっ飛ばされ、痴漢グレムリンやインテリグレムリン、お色気グレムリンが登場し、エンドクレジットで「ヒマ人、早く帰れ」なんて言われる世界に、私のおバカセンサーが反応しないワケにはいきません。しょーもない映画なのですが、そのしょーもなさに愛着を覚える私でした。
[映画館(字幕)] 7点(2003-12-03 10:19:47)(笑:1票)
276.  クリムゾン・タイド
トニー・スコット映画の毎度のアゴ切れどアップと暗くツブれちゃう逆光はカンベンして欲しいところですが、これは彼の監督作品の中ではまあまあ楽しめる映画でした。艦長と副艦長の対立の構図は、単なる意見の相違だけじゃなくって、その背景にお互いの立場や人種や経験、そして人間性の対立があって、それは潜水艦という小さな閉ざされた世界で起こる戦争。いかにして戦争は回避されるのか。結末は最初から約束されたかのように判っていても、そこに至る展開には絶えず緊張感が持続されます。ハックマンのそれまでの芸歴が、そのまま役柄に反映されているかのような、ひとクセもふたクセもあるギラギラ感が光る(そりゃもうねっとりと)映画でした。
[映画館(字幕)] 7点(2003-12-02 22:33:25)
277.  グリマーマン
えーと、この頃はセガール殺法の魅力に目覚めておりませんでした。なので、なんだかフツーな刑事ドラマ、程度にしか感じませんでした。メイン二人はコンビものの定石通りという感じで、目新しさは全然。背景となる事件もちょっとぐちゃぐちゃと入り組み過ぎ。シンプルに正義対悪の対決、ってスタイルに持って行った方が気持ちいいのに、事件の裏に実は・・・ってパターンで隠されちゃってる分だけ悪が目立たず、相対的に正義も目立たず、と。第一、セガール強すぎじゃないの~?って思ったワケです、この時は。後に、ヘンにセガールワールドの魅力に目覚めてしまい、しかし、それはまた別の話(「沈黙の断崖」のレビューをご参照下さいまし)。
[映画館(字幕)] 5点(2003-12-02 22:11:07)
278.  クリフハンガー
レニー・ハーリンの雑な映画作りがモロに出た映画だと思います。山の位置関係が、もう全然判らず。とりあえずてっぺんの方は吊り橋で繋がってて、で、絶壁と緩やかめな斜面、小屋、小さな湖、それに洞窟がどこにどういう風に・・・???何がどういう構造になってるのやら。要は見せ場さえ作れば、そんな細かいコトはどうでもいい、っていうんでしょうけど、その位置関係がちゃんとしてなきゃサスペンスは生まれないと思うんですけど。追う者と追われる者、それぞれがどこにいて、どれだけの距離があって、どういう道を辿ってどちらに形勢が傾いてゆくか、そういう部分に神経を使ってこそのサスペンスだと思うんですけどねぇ。この映画は見せ場がその場限りのお団子状態で繋がってるばかり。点ではなく線で繋いで一本芯を通す、っていうのは重要な事なんじゃないかなぁ。
[映画館(字幕)] 4点(2003-12-02 21:58:26)(良:1票)
279.  クラッシュ(1996)
肉体と異物の融合、その異物が与える苦痛と、その更に先にある快楽。まー見事にクローネンバーグらしい題材でございます。この映画の場合、オカルトやホラーに頼らず、自動車事故、という現実的題材を持ってきた事で、従来よりも理解しやすく・・・なってはいないようですねぇ・・・。そりゃ、事故でケガするのがイイ!なんて理解できるワケもないですか。私だって、共感はできないですけどね。ある種、『マトリックス』で描かれたフェティズムに似ていなくもないんですけど(あの映画に無意識にソレを感じてた人はいるんじゃないかなぁ)。えーと、包帯綾波に萌える人向け?(ああ、また判りづらい例えを・・・)
[映画館(字幕)] 7点(2003-12-02 16:09:40)
280.  グッドナイト・ムーン 《ネタバレ》 
別の存在が入り込む事で、家族が築いてきたものが変化してゆく、それを拒む側と、なんとか受け入れて貰おうとする側の姿が描かれる前半、生命の期限を与えられた母親が、新しい母親に子供を託さねばならない切なさを描く後半。家族という1つの社会が、時と共に変容を迫られる、それをいかに受け入れるか、いかに時の残酷さを克服するか、という映画なのですが、もしサランドンに死の宣告がなければ、この映画、どうなっていたんでしょう? 問題を提起しつつも、この映画の後半は死病映画へとシフトしてゆき、家族の再構築の物語は曖昧にされてしまったのが残念でした。クリス・コロンバスじゃ、これが限界、とばかりに、映画は結論手前で終了してしまいますしね。
5点(2003-12-02 15:14:44)
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