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camusonさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 375
性別 男性
ホームページ https://camuson.exblog.jp/
自己紹介 自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。
もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。

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261.  過去のない男 《ネタバレ》 
おやじ狩り的な暴漢に襲われて、記憶を失ったおじさんが、貧困コミュニティの中で生活し、おばさんに恋をするといったお話。時代設定は、金属製のオシャレな便器や、医療器具などを見るに現代なんでしょうけど、少し黄ばんで粒子の荒い、でも空だけはやたら綺麗な映像が、どこか郷愁を誘います。冒頭で理不尽な暴力がある以外は、底辺社会での男の生活を追う静かな作品。どこか小津作品を感じさせます。ご都合主義のジェットコースター的な展開からは最も遠い位置にあると言えます。それだけに、序盤の非現実的なコメディー描写が必要だったかどうか疑問です。この作品に描かれる貧困が、フィンランドの現実社会をどの程度反映しているのか、こちらに知識がないために判断できず、途上国の作品で描かれる貧困ほど、有無を言わせぬ強烈な切実感がなく、そういったところで、どうしても印象が薄くなってしまうんですよね。人間を疎外する硬直的な社会システムがテーマの一つと考えられますが、記憶がないというのは特殊ケース過ぎて・・・本来手厚い福祉社会システムの中で、どういう人間が網からこぼれて貧困に陥るのかの方に興味が行ってしまいます。ドキュメンタリーじゃないので、それを求めるのは違うかもしれませんが。
[DVD(字幕)] 5点(2023-09-05 19:54:21)
262.  フレンチ・コネクション 《ネタバレ》 
麻薬捜査の話。ニューヨークの街の汚れた裏側の雰囲気がストレートに伝わってきます。リアルな暴力描写が特徴的なのですが、エンターテインメントとしては華があまり感じられません。キャラクターを立たせる描写も薄く、あまり感情移入することもなく、殺伐とした雰囲気は伝わってくるのですが、今一つ面白みに欠けるような気がします。
[DVD(字幕)] 5点(2023-08-22 19:15:13)
263.  荒野の七人 《ネタバレ》 
黒澤明の「七人の侍」のリメイク権を買い、西部劇に仕立て直したものです。全体的に薄くて軽い感じに仕上がってますね。七人の侍を見た後で見ると、ところどころで取って付けたようなシーンがあって笑えます。3時間半の大作を2時間に縮めているので、深みを出せないのは仕方ないところですが、薄っぺらさの一番の要因は、メキシコ農民に切迫感が感じられないところかな。などと思いつつ、後にwikipediaなどで調べたところ、メキシコ政府からメキシコ人を汚く貧しく描かないように要請とがあったとのこと。いろいろ難しいものです。
[DVD(字幕)] 5点(2023-08-22 19:04:50)
264.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 
狂人レクター博士のキャラクターが強烈過ぎて、雑魚キャラによる現在進行形の猟奇連続殺人に緊張感がないというか・・・話の本筋ではないところでレクターと女主人公(ジョディ・フォスター)のキャラクターを深堀りしているのですが、それが宙ぶらりんで終わってしまう感じなんですよね。続編ありきの作品なのかなと感じたのですが、続編は10年後と間が空いていて、ますます宙ぶらりん感があります。レクターのトリックはなんとなく読めてしまいましたが、まあ面白かったです。あとは、若きジョディ・フォスターが可愛い。
[DVD(字幕)] 5点(2023-07-10 19:16:44)
265.  バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 
イラクのバグダッドは関係ないようです。アメリカの砂漠をドライブしている最中に夫婦喧嘩をし、車を飛び出した太っちょな妻がたどり着いたのは、砂漠に建つバグダッドモーテル&カフェ。店主家族、従業員、風変わりな常連との交流を描くというもの。ゆったりした時が流れる中で、なぜに店主の黒人のおっさん(女)が、こうもヒステリックなのか?ハリウッド出身の絵描きの爺さん、いいね。
[DVD(字幕)] 5点(2023-07-06 18:42:41)
266.  女王蜂(1978) 《ネタバレ》 
高峰三枝子、岸恵子、司葉子と過去3作の主役級を並べるなど、役者は豪華なのですが、人の配置、話の流れがスムーズでなく、がちゃがちゃしている気がします。真相も“取って付けた感“が強く、犯人の悲壮感も今ひとつです。それに、何より殺しが美しくないです。3女優がそれぞれ前作と違うキャラをそれなりに演じていたのは、流石だなと思いました。おかっぱの岸惠子を真正面から見たときの怖さに身震いしました。司葉子は腰の低いのは同様ですが、前作よりは艶やかな感じ。高峰三枝子は顔の輪郭がポワポワとぼやけた感じで面白いです。冒頭の極太明朝のキャスト紹介での「中井貴惠(新人)」の(新人)のフォントサイズが小さめなところにクスッときました。
[DVD(字幕)] 5点(2023-06-27 20:22:45)
267.  病院坂の首縊りの家 《ネタバレ》 
幼少のころから何回か見てます。原作未読。タイトルの響き、悪くないです。桜田淳子、悪くないです。草刈正雄の3枚目役、これも英断で悪くないです。犯人の最後は圧巻です。舞台も、病院坂、写真館、廃屋など、孤島や寒村とはまた違った趣があり、乙です。でも、それ以外がイマイチです。最後にすべてが1つにまとまってドンとぶつかってくるようなミステリとしての迫力に欠けるのかなと。市川崑、石坂浩二の金田一シリーズの5作目にして最終作ですが、1作目、2作目が傑出していて、3作目、4作目とインパクトが薄れてきていることを考えると、これで終わりにしたのは英断だったと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2023-06-21 19:30:36)
268.  そして誰もいなくなった(1945) 《ネタバレ》 
原作小説は読みましたが、戯曲版は読んでません。孤島に招待された10人が、1人ずつ殺されていくのですが、殺人シーンや死体を直接映していないので、おどろおどろしさ、恐怖感は薄く、軽快に和気あいあいと事が進む感じです。戯曲版の終わり方は小説版と比べるとハッピーエンドで一般受けするのでしょうが、深み、余韻がないですね。舞台と違って、小説版に基づくことも十分可能だったと思うのですが・・・
[DVD(字幕)] 5点(2023-06-21 19:28:56)
269.  この子の七つのお祝いに 《ネタバレ》 
日本人形、わらべ唄、血しぶき、怨み、岸田今日子など、日本ホラーとしてのアイテムはほぼ出そろっているのですが、殺人の動機が最初から示されていて、単純であまり深みが感じられず、今ひとつ響いてこなかったように思います。役者陣はかなり豪華です。中でも杉浦直樹が豪快でカッコイイです。
[DVD(字幕)] 5点(2023-06-16 18:39:28)
270.  エイリアン3/完全版 《ネタバレ》 
歯形以外ぐちゃぐちゃな死骸の描写であったり、白っちゃけた小さな虫がたかり蠢いている描写であったり、主人公の片方の眼球が内出血で赤くなっている描写であったり、これでもかと精緻な映像でリアリティを追求すると、ある種芸術の域に達するとともに、どこか嘘くささが出てしまうものなのだなぁと感じてしまった作品。CG技術が未熟な時代ということもあるのですが、こだわりを持って追い込んだ映像の中で、肝心のエイリアンの映像が浮いてしまっていて残念な感じです。エイリアンの動きも軽快すぎて、質感の割に重量感がないので、文字通り浮いた感じなのですよね。凶悪犯罪者の島流し用惑星に宇宙船が不時着するという設定は、従来作と違いを出すために工夫したところだと思いますが、この特殊な設定が結果的には裏目に出ているような気がします。医者とリーダー以外はその他大勢として埋没してしまって、彼らがエイリアンに食われたとしても、犯罪者なら仕方ないかと、やはり心のどこかで思ってしまいますし。近未来SFという特殊性を持ち込んだ段階で、いかに視聴者が共感できるような一般性を得られるかが勘所だとおもいますが、さらに特殊性を持ち込んでしまうと、なかなか難しいのかなと。エイリアンとは関係なしに別作品ができてしまいそうな設定だけに、2つの作品を無駄にしたようなもったいない感があります。作者のこだわりが、作品の推進力となっていない空回り感があります。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-06-11 16:57:57)
271.  自転車泥棒 《ネタバレ》 
戦後の貧しいイタリアで、失業中の男が、職安から自転車保有が条件の職を紹介され、質に入れていた自転車をなんとか取り戻すも、すぐに盗まれてしまい、職を失わないために命がけで盗まれた自転車を探すという話です。テーマは卑近で、貧しい庶民目線ですが、映像は小綺麗で、汚い貧困は一切映っておらず、今の感覚からするとリアルとはほど遠く、逼迫感も薄いのですが、その代わり洗練された映像に感心しました。質に入れたシーツを受け取った質屋の係員が、4~5階相当の高さのある収納棚によじ登るシーンは結構な見物です。贅沢な空間だなおい。と思ってしまいました。自転車もシステマティックに保管されてるし。この質屋すごい。なかなかできよる。
[DVD(字幕)] 5点(2023-06-05 21:00:27)
272.  無防備都市 《ネタバレ》 
第二次大戦において1943年にイタリアが連合国に降伏すると、ナチスドイツはローマを制圧します。そのローマを舞台に、地元レジスタンスの活動とナチスによる弾圧を描いています。40年代にイタリアで起こったネオレアリズモの代表作です。ネオレアリズモとは、演劇的な様式を取り払って、現実を真摯に見つめて描くことなのかなと考えるのですが、当時としては、画期的で衝撃的だったのかも知れませんが、今となっては凄さがよくわかりませんね。病気の爺さんがいい味出してました。レジスタンスの恋人や新妻は、いまいちグッときませんね。ナチスの高官のいやらしさと、その女の妖怪っぽさは良かったと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2023-05-29 18:48:40)
273.  スペースバンパイア 《ネタバレ》 
宇宙を舞台にした壮大なSFで、すぐに引き込まれ、ワクワクしながら見ました。荘厳なオーケストラによる音楽が素晴らしく、時代を感じさせますが、これぞ映画音楽という感じです。吸血コウモリ型の宇宙船が地球を襲うという、考えようによっては斬新なアイデアです。巨大な宇宙船という機械と、コウモリの羽のような生物の器官を融合させる発想には先進性を感じます。ですが、お話しの方は、次第にグダグダに成っていき、いつのまにかありがちなゾンビ映画になり、SFとしての必然性がなくなりオカルトティックに。終わり方もあまりカタルシスが得られるものではありませんでした。宇宙人役のマチルダ・メイ(当時19歳)が、地球人女性の全裸姿で宇宙船内を徘徊したりするのですが、均整が取れた美しい肢体で、生活臭がなく、ある意味、宇宙人的で、あまりエロくはないかもです。
[DVD(字幕)] 5点(2023-05-19 18:00:46)
274.  リーサル・ウェポン 《ネタバレ》 
冒頭登場する女性が魅力的。売春婦とはもったいない。彼女のミステリアスで衝撃的な墜落シーンでグッと引き込まれました。事件を解決するのが、メル・ギブソン扮する若い刑事と、黒人の年輩刑事(定年前?それはセブンか)。メル・ギブソンが若くて、ナイスガイですね。面の皮がまだ全然薄い感じです。妻を亡くし、自殺願望があり、その命知らずが兵器並みという設定。一方、黒人年輩刑事は妻子供3人、上の娘は色気づくというアットホームぶりで、キャラ設定とその肉付けを丁寧にやっている感じです。(この上の娘が、結構可愛い。養子でしょうか。)その一方で、ミステリ解決の展開は雑で、敵が向こうから攻撃してきて、簡単に特定。ちょっともったいない感じです。後はもっぱらアクションですが、敵キャラが薄いですかね。
[DVD(字幕)] 5点(2023-05-17 21:33:46)
275.  ペーパー・ムーン 《ネタバレ》 
母親を亡くした9歳の少女と聖書訪問販売の詐欺師とのロードムービー。娘の母親とつきあいがあり葬式に参列した詐欺師は、方角が同じということから、嫌々ながら、娘を遠くに住む親類の家まで送ることに。その道中で、父と娘を演じつつ、うまく詐欺をこなしていくといった話。詐欺の手口がなかなか参考になります。いや参考にはしませんが(笑。本作品の発表が40年前ですが、作中では、さらに40年前の禁酒法の時代という設定です。時代物の雰囲気を出すために白黒映画にしていますが、映像は鮮明で美しく、カンザスの大地の広大さが際だって感じられます。特にラストシーンがイイですね。
[DVD(字幕)] 5点(2023-05-17 20:15:59)
276.  サンザシの樹の下で 《ネタバレ》 
文化大革命期の中国。主人公の若い女性(高校生くらい?)が、農家にホームステイ(※1)するところから始まります。ホームステイ先に居候してた、爽やかイケメンと恋に落ちるというような話です。そもそもの2人の出逢いのきっかけから、その後の恋愛の不自由など、背景として文化大革命が関わっているのは確かなのですが、話のメインはあくまでラブストーリーで、その行き着く先が、あまりにありがちなパターンなことから、文化大革命関係ないじゃん?ありがちな話の背景を差し替えただけじゃん?というような感想を持ってしまいました。主人公の彼氏は、やってることはストーカーで、爽やかイケメンなので辛うじて許されてるようですが、結構引きますね。農村の自然の映像はとても美しく、ノスタルジーを喚起するものでした。また、ホームステイ先の子役の演技がとても自然で良かったです。※1. 上山下郷運動は、都市部の青年層に対して、地方の農村で肉体労働を行うことを通じて思想改造をしながら、社会主義国家建設に協力させることを目的とした思想政策。
[DVD(字幕)] 5点(2023-05-12 18:04:59)
277.  アルゴ 《ネタバレ》 
1979年のイラン革命時の在イランアメリカ大使館人質事件を題材にした作品です。アメリカ大使館からカナダ大使公邸に逃げ込んだ6人の大使館スタッフを、CIAが「アルゴ」という仮想の映画をでっち上げ、映画撮影クルーに偽装して救出するという、映画みたいな本当の話を実際に映画化しましたという作品です。何度も言いますが、映画みたいな、驚くべき実話なのですが、いざ映画にしてみたら、思いのほか驚きが得られなかったなぁというのが率直な感想です。あくまでも主役はCIAの彼と大使館員で、メインはシンプルな救出劇なので。この歴史的背景ならではの、深みがあまり感じられません。相手がイスラムだと深みに嵌まれないのも分かりますが。大使館員達が占拠される前にシュレッダーにかけた書類を、イラン側が子供達を使った人海戦術でサルベージするなど、ちょっと面白い描写があったりはするのですが。まあまあ、そこそこスリルを楽しめる作品にはなっているかと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2023-05-09 17:35:19)(良:1票)
278.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 
外国人のフィルターを通した東京の景色は、日本人として、興味深く見ることができましたが、それ以外は結構退屈な話でした。日本人だと楽しめる要素があると思いますが、海外で何が評価されたのかはよくわからないところです。雰囲気映画ですかね。
[DVD(字幕)] 5点(2023-04-26 18:00:21)
279.  雷撃隊出動 《ネタバレ》 
雷撃とは日本海軍の航空機による対戦艦魚雷攻撃のこと。戦意高揚映画ですが、南国で軍服も半ズボンで、やあ久しぶりと同志が酒飲んだり、碁を打ったり、トランプで遊んだり、慰安映画を見たりと、楽しい雰囲気が強調されています。物資不足で闘いたくても飛行機がなくて闘えない様子や、それとは対照的に捕獲した敵兵の「物量が豊富な米軍が負けるわけがないじゃない」という発言を特に否定しないなど、結構、ぶっちゃけた内容になっています。圧倒的物量差の解決策として、1人が10人と相討ちすればいいじゃない。簡単じゃない。というような感じで、楽観と言うより、もはや諦観ですかね。人が死にますが、湿っぽくない、からっとした戦争映画です。映像は戦闘機や戦艦が格好良く見えるようかなりこだわっていると思いました。プロペラがたくさんある飛空艇がファンタスティック!(九七式飛行艇)
[DVD(字幕)] 5点(2023-04-26 17:46:35)
280.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 
3時間弱の戦争大作映画。戦争大好きおっさんが主人公。主人公役は熱演だと思うのですが、いかんせんストーリーが単調で起伏がなくて、どうしても退屈になってきます。戦争のドンパチも当時の映像としては凄いのでしょうが、計算された構図で、どこか切迫感に欠ける気がします。このおっさんも威勢がいい割に、戦場で活躍してるイメージが薄いんですよね。映像が断片的で、戦いの流れが掴めず、勝った負けたもよくわからないまま話が進んでいくからでしょうか。
[DVD(字幕)] 5点(2023-04-12 17:50:24)
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