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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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281.  街の灯(1931)
チャップリン社会風刺系の方が好みでロマンス系はどちらかと言うと苦手なんですが、これはキレイにまとまっていてよかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-25 11:26:13)
282.  ゾンビ/ディレクターズカット完全版 《ネタバレ》 
「哲学的ゾンビ」の立場から見れば、他者とは全てゾンビなわけです。だからこそ、この4人が他者不信感に陥り、仲間割れし、憎しみあうという展開になるのだろうと思ったのですが、中途半端な暴走族の登場も手伝って最後まで結束は固く、キレイな形でエンディングを迎えたというのが拍子抜けしつつも浮世離れした印象を受けました。逆に言えば、ゾンビより恐ろしいのは理性を失った人間であり、最後まで理性を失わなかった4人というのがある意味人間の救いと希望を表しているのかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-20 22:33:02)
283.  ガンジー
インドのRCEP不参加時の「ガンジーも参加を許さない」という台詞が注目された。つまりガンジーは保護主義者という事になるわけだが、インド首脳は上手い具合にガンジーを利用したものである。歴史の潮流を考慮すれば、ガンジーがいなくとも結果的にインドは独立していただろう。という意味ではガンジーの果たした役割は「政治的」には大きくはない。では、ガンジーが歴史上の偉大な人物として評価される理由は何か。それは「非暴力・不服従」という「思想性」にあると言えるだろう。ただし、ガンジーの場合はただの思想家ではなく行動する思想家である。つまり、映像的にはガンジーの思想が行動で示された事を表現する事が重要になってくるわけだが、それは概ね成功していると言える。とは言え、只管「非暴力・不服従」の映像表現が続くだけではやや平坦で冗長に感じる部分もあり、やはりもうちょっと台詞等々で「思想性」を説明・アピールする必要もあったのではないかとも思う。印象的なのは対外政治的には「非暴力・不服従」で国内を団結させる事ができたにも関わらず、国内宗教的にはそれは不可能であったという皮肉な結果である。「寛容」は敵を生む内在性があるという事を痛感させられる。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-01 18:39:25)
284.  アラビアのロレンス 完全版 《ネタバレ》 
オリジナル版を14年前に見てから2度目。今回は時代背景を押さえた上で見たので多少理解は深まったように思う。こういう実話モノは人物への歴史的評価(英雄かペテン師か)やその後の歴史的展開(サイクスピコ協定)の影響を受けやすいので純粋に見る事は不可能であるのだが、あえてそういった事を捨象すれば砂漠の映像は確かに素晴らしいし、それにマッチする雄大なテーマ曲等により大作感は十分にある。だたし、主人公の行動の歴史的意義や是非を留保したとしても、ある意味その場の勢いで感情的に豹変する一貫性のない行動原理は共感しがたい部分はあり感動に至らない点ではある。とはいえ、ラストで部族間対立をまとめきれずさっさと逃げ出すところを見ると少なくとも「政治家」ではないし、たまたま活躍の場を与えられ戦いに明け暮れる事により自分の存在意義を確認する武闘派の承認欲求の強い人間だったのかと思う(砂漠ながら水を得た魚というか)。もちろん本人には多少の正義感はあったのだろうが、国際政治の前ではそんなものは一蹴されるわけで、歴史に翻弄されたと言えなくもない。という意味では壮大な砂漠を人生の舞台としたちっぽけなひとりの人間がそのオリジナルな生を全しようとしたドラマと考えれば映画作品としての完成度は高いように思う。その象徴として、冒頭で事故であっけなくその生が終了し、葬式において毀誉褒貶相半ばする人物として表現されている点に人生の儚さと難しさが凝縮されているようにも思える。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-24 23:18:30)(良:1票)
285.  ニコライとアレクサンドラ
政治史というよりも家族史というテイストで、題名にも象徴されるように夫婦関係を中心として息子・娘たちも交えた家族の物語として人物像中心に描かれている。よって、単なる教科書的な歴史モノではない作品に仕上がっており映画作品として評価できる内容。逆に言えば、ロシア崩壊の政治ドラマを期待するとその辺の背景・経緯は結構省かれているので物足りないと感じる人もいるのかもしれない。ラストの処刑前の地下室のロマノフ一家の緊張感ある沈黙はとても印象的。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-21 12:08:56)(良:1票)
286.  ブラック・シー 《ネタバレ》 
てっきり金塊発掘冒険アクションかと思ったら全然違ってた。カネか命か。冷静に考えれば命に決まっているが、大金を目の前にして尚且つ閉鎖空間だとまともな思考能力が働かないのかもしれない。最初はカネを巡って殺し合いが始まるが、最終的には命を巡って殺し合いに。この手の因果応報系の似たような話はこれまでにもあったが、潜水艦という限定された空間というのが特徴的。ラストは綺麗にまとまってしまったようにも思うが、緊張感のある展開が継続する見応えのある作品だった。
[地上波(字幕)] 7点(2020-11-06 12:03:02)
287.  ザ・サークル
「民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば、だが」と言ったのはチャーチルだが、大衆社会で危惧された状況から、IT社会の到来によってこの「最悪」がどう転ぶかが試される状況となっている。基本的には「自由」の国アメリカにおいては中国のような監視・管理社会になる事は考えにくいが、監視・管理社会の方が昨今のコロナ禍においては好結果をもたらすという皮肉な状況もあり、IT社会における民主主義のオープン性やアカウンタビリティーのあり方が問い直されている。作品のテイストとしては監視・管理よりも自由というアメリカらしい感じにはなっているが、「安全」や「秩序」においては監視・管理社会に優位性があがる事を提示しているし、情報(知識)共有を基本的人権としている点等は中々斬新でもある。全体的には政治色が強く娯楽系のサスペンスではないし、明確な善悪の価値観提示もなく、物足りなさやモヤモヤ感が残る部分があるのかもしれないが、IT社会のあるべき姿や最適解(自由と管理のバランス)を決めていくのも民主主義である。その問いかけを行い、視聴者に考えさせる価値ある作品である。
[地上波(字幕)] 7点(2020-10-28 13:08:47)
288.  スイス・アーミー・マン
今流行りの「総合的・俯瞰的」に見れば、無人島で絶望して死を選ぼうとしていた若者が「死者(?)」と出会う事により、生(性?)の喜びや生きる事の素晴らしさに目覚めるという実存主義系の結構ベタな話ではある。そこには「オナラ」をメインテーマとして「醜い自分」や「弱い自分」をさらけ出して生きる事の大切さに気づくという若者の成長・変化も盛り込まれており、ある意味王道系のストーリーでもある。描写としては諸々と下半身系の話が多いので、そういうのを毛嫌う人を排除する作品ではあるのだが、ある意味それが狙いというか、人間の生理的醜さを毛嫌う事への批判も込められているのだろう。それがラストの各々の反応に現れているように思える。気になったのはメニーの死因が事故死なのか自殺なのかハッキリしなかった事と、メニーの「役に立つ」モノ扱いが過剰であった事かな。ハンクが低脳・無能と父から罵られてきた事のアンチテーゼなのだろうが、これでは生きるためには「役に立つ」友人が必要であり、自分も「役に立つ」人間である必要があるというメッセージにも成りかねない。好意的に見れば「生きている」だけで、人の役に立てるという事が言いたいのかもしれないが、そもそも「役に立つ」必要があるのか?という疑問は残り続ける事に変わりはない。
[地上波(字幕)] 7点(2020-10-22 14:29:03)
289.  2012(2009)
これは一見コメディのようにも思えるが、人類滅亡も非現実的ではなくなってきている昨今では結構風刺が効いているようにも思える。尚、正味100分程度の放映なので60分程度カットで視聴。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2020-10-16 02:45:31)
290.  エデンの東(1955)
初見は中学時代だが、よく理解できず退屈に感じた記憶が。で、数十年ぶりに再見。聖書がベースの物語で、親子・兄弟・男女の葛藤が盛り込まれいて人間ドラマとしてよくできている。善良で純粋な父と兄、その反対の母と弟、両者の間を揺れ動く兄の恋人。善良で純粋な人間の負の側面が悪意のない主人公のジェームズ・ディーンにより無意識ながらも暴かれていく過程が見所であり、生きることの難しさを感じさせる。が、理想主義者にとっては少々後味の悪い救いのない作品ではある。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-12 12:12:36)
291.  ニューヨーク東8番街の奇跡
「奇跡は目的や理由を求めると消えてなくなる」という台詞からは物事の偶然性や因果律の認識について考えさせられる。やはり奇跡というのは認識の問題であるのかもしれない。また作品上は「宇宙人」という事にはなっているが、「電気で動く機械式の物体」という描写からはロボットや今風に言えばAIとも解釈可能であり、そもそも生命体とは何か?とか、後半以降の描写からはAIに家族形成や仲間との連帯は可能なのか?といった疑問も沸いてくる。30年以上前の作品ではあるが、現代的テーマとして色々と問いかけをしてくる作品である。
[地上波(字幕)] 7点(2020-09-29 13:52:21)
292.  花よりもなほ
911にヒントを得たらしく「復讐」のバカバカしさ・愚かさをコメディタッチで描く庶民賛歌(サムライ批判)の作品で、中々よくできた脚本だと思う。確かに弱者目線に立てば庶民は日々の生活に精一杯で、貧しいながらもささやかな幸福と平和を望んで暮らしているのかもしれない。しかしながら、「義や誇り」を蔑ろにする事は節操のないカネ儲けに走る側面があるのも確かである。それを逞しく生きる庶民と解釈する事は可能ではあるが。とはいえ、現代庶民は現実的には「復讐」が出来ない事の憂さ晴らしを「倍返し」に求めているわけで、こういうお上品というか政治的メッセージ性を含んだ「高尚」な作品は大衆ウケが悪いかもしれない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-21 13:07:01)
293.  フェイク 《ネタバレ》 
実話なのでオチがわかっているため囮捜査の緊迫感はない。よってここでのテーマは「ファミリー」の絆は正義を超越するのか否かといった人間ドラマが中心となる。仕事優先で「家族」を蔑ろにしつつ、他方でマフィアの「ファミリー」との絆が深まっていくというパラドクス、そして最終的に善悪の判断までもが狂ってくるという展開は興味深く、人は正義よりも絆で生きるのかもしれないと思わせる。本来の所属組織であるFBIとマフィアの対比はゲゼルシャフトとゲマインシャフトの対比であるとも言え、あらためて人間にとって「共同体」とは何か、そこでどう生きるべきかを問いかけてくる作品である。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2020-09-20 15:56:57)
294.  ステルス 《ネタバレ》 
昨今のAIブームの中、つい先日「戦闘機を制御する“軍事AI”が米軍のパイロットに圧勝」というNEWSがあった。このNEWSはシミュレーション世界ではあるが、一方で「米空軍、有人戦闘機VS無人AI戦闘機のドッグファイトを2021年に予定」というNEWSもあり、製作から15年を経て映画の世界が現実化する事になる。という意味では、AIへの興味関心が本作の評価に影響する部分はあるのかもしれない。 AIは「暴走」する一方「学習」もする。暴走による1人の死後(当時アカデミー賞等で売れっ子のジェイミーフォックスを中盤で殺しちゃうのは驚いた)、他の2人とはチームである事を学習し、「仲間」と調和・協力して最終的には自己犠牲的な行動までする。この辺はちょっと『ターミネーター』を彷彿とさせ、綺麗にまとめ過ぎてしまった印象はあるし、全体的にやや「軽い作り」になっているという難点はある。とは言え、映像的な迫力とスピード感はあるし、『ライトスタッフ』では孤高のパイロットを演じたサム・シェパードがAI機に惚れ込む悪役上官を演じるギャップも面白かった。そして、2020年においては先見性かつリアリティがあるとも言える作品になっている事が興味深い。時代が作品に追いつく事により、作品の評価が時代の影響を受けて変化するのもアリなのかと。 ちなみにテレ東は「美女に迫る危機!」という特集で本作を放映していたんだが、そういう観点からは物足りなさはあるかもしれない。
[地上波(吹替)] 7点(2020-09-17 14:24:23)
295.  あゝひめゆりの塔 《ネタバレ》 
現代から見れば「戦時中は不幸だった」と言えるだろう。しかしながら戦時中には戦時中の青春がある。そこにはその時代なりの喜びや幸せがある。そういう視点に立てば、戦争映画でありながらも青春映画でもあるという日活らしさがよく出ているとは思う。が、逆に言うと戦争の負の側面の描き方が少々弱いというか基本的に出てくる人々が皆善人で悲惨さというものがあまり伝わってこない。もっと過酷で厳しい状況があったり裏切りや憎しみ等々もあったのではないだろうか。また、50年以上前の作品でもあるし仕方ない部分ではあるが、戦史研究も進んでいないせいか軍部組織との関係や兵器の描き方も不十分や間違いが散見される(ちなみに毒ガスは使用していないようである)。ラストの崖での自決も演出としては大袈裟に思えた。とは言え、やはり伝わってくるものはあり、冒頭のシーンにあるように、生まれる時代は選べないものの、どういう時代に生まれるかによって、「青春」というものは違ったものになるという事を思い知らされる作品ではある。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-12 14:30:31)
296.  借りぐらしのアリエッティ
小人は何の比喩なのか?それが問題でしょう。ストレートに考えれば絶滅危惧種。「借りぐらし」とは言っても「狩り」と称して盗んでいるわけで、「借りぐらし」じゃなくて「狩りぐらし」だろ!とツッコミたくなるが、所有権とか盗みとかってのが小人に適用されるのか否か。小人を人間と考えれば適用されるのでしょうけど、人間扱いされてはいないわけで。ここから話を膨らませて発展させれば小人はマイノリティーって事も想定可能ではあるが・・・。 他方、人間は自然からの収奪を繰り返して環境破壊し、動植物の住処を破壊し結果的に絶滅危惧種を生んでいるわけで。そういう意味では人間側には「(自然に対する)借りぐらし」の意識さえないのかもしれない。製作者がどこまで意図しているのかは不明だが、そういう社会的問題(環境倫理的問題)を巧妙なアニメで表現していても、それが十分に伝わらないようであれば作品としては失敗なのかもしれない。が、よく出来た作品ではあると思う。
[地上波(邦画)] 7点(2020-08-29 22:56:45)(良:2票)
297.  セルラー
ノンストップサスペンスで緊張感はあるんだが、ドタバタ感もあって娯楽性もあるという中々よくできた脚本で楽しめる。最初は音声では伝わらない危機感がだんだんと共有され、最後は映像の力で決定的になるという展開もうまい。他方、警官はマスコミ(TV)というある種のオールドメディアで事態を知るという世代感覚の違いも表現されている。 ただし、こういうテクノロジーツールがキーアイテムになる作品って、その後のテクノロジーの発達によってちょっと古さが出てしまうのが難点か。
[地上波(吹替)] 7点(2020-08-28 11:46:29)
298.  アビス/完全版
海洋版「未知との遭遇」という印象ではあるが、スピルバーグに比べると大味で粗雑ではあるものの、それがジェームズ・キャメロンらしいというか。まあ、こういうのはゴチャゴチャ言わずに、感性で見る作品だろうな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-27 11:11:18)
299.  ひみつの花園
カネのために惜しみなくカネを使い、目的達成のためにまっしぐらで努力も惜しまないという、あっけらかんとしたドライな潔さに何とも言えない爽快感がある。男性助手のスタンス・ポジションがよくわからなかったのだが、そういった主人公の魅力に次第に惹きこまれていったという事だろうか。
[地上波(邦画)] 7点(2020-08-21 13:40:20)
300.  頭上の敵機 《ネタバレ》 
ドンパチのない戦争映画という事で新鮮でありそれなりの魅力もある。見方を変えれば、戦争映画というよりも軍隊映画であり、組織論やマネジメント論的要素もあるので、皆さんのおっしゃるように中間管理職の映画と言えなくもない。ただし、現代の中間管理職と決定的に違うのは部下と生死を共にしているという事だろう。という意味においては、常時緊迫したストレスフルな異常・極限事態であるとも言える。ただし、異動願い騒動に関しては軍隊にそこまで民主主義が浸透していたのか?という疑問もあるが。 Gペックが心を鬼にして上官の役割を演じているのは理解できるものの、中盤はメリハリと起伏がないのでラストの精神崩壊に唐突感があるのは否めない。戦闘シーンまでGペックをカッコよく描きすぎてしまったのが原因か。もうちょっと中盤から苦悩するシーンを挿入してラストに向けて盛り上げて行った方がよかったような気もするが、実際の戦場に出てみて部下が次々と死んでいくのを目の当たりして病んでしまったのかもしれない。前任の部下思いでそれが行動にでる裏表のないリーダーは精神を病む事はないが、部下を危険に晒す事になるし成果も出せないので左遷になる。他方、部下想いではあるが組織のために鬼であり続けるという両立は不可能であるという事だろう。そういう分裂状態ではどっかで精神がやられる。それを人間の弱さととるか優しさととるか。 結局、自分の出世や手柄のためなら部下なんてのは部品や道具でしかないと割り切れるパラノイアでもない限り組織のTOPは務まらないという事だろう。そういう人間は現代にもブラック企業には大勢いそうではあるが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-17 08:48:55)
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