2981. U.M.A レイク・プラシッド
謎の生物以上に、何でこんなC級モンスター・パニック作品にこんな気合の入ったキャスティングになってるのかが謎。 [DVD(字幕)] 3点(2010-01-17 22:12:34) |
2982. わが命つきるとも
《ネタバレ》 俳優たちの演技は重厚、衣装や美術関係も華麗、各シーンにじっくり時間をかけた落ち着いた流れ・・・と本来なら良い内容になるはずなのに、見ていてもあまり感興が湧かないのは、キャラクターのやっていること自体がそれについていってないからなんでしょうね(離婚がどうのこうのという一点だけで延々引っ張ったりとか・・・)。裁判の場面はさすがに迫力がありましたが、結局そこであっさりと終わってしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-01-17 00:58:36) |
2983. 陽が西から昇ったら
《ネタバレ》 手紙のやりとりの中でいろんな感情が動いていく切ないラブロマンスかと思っていたのに、肝心の手紙の中身はほぼ関係ないじゃん!しかもほとんどは、何で入ってくるのか分からない野球とか審判関係のシーンばかりです。もちろん、この2人がどこでどうなったことによって最後に結びつくのかは全然分かりません。これはハズレの部類でした。 [DVD(字幕)] 2点(2010-01-16 23:27:06) |
2984. 略奪愛
《ネタバレ》 この作品は、もともと、フジ系の2時間ドラマ「となりの女」として放送されたものなのです。あまりに出来が良かったので、脚本を一部修正して映画化されたということです。「となりの女」は、原田美枝子・奥田瑛二・南條玲子というキャストで、「危険な情事」的展開をベースとしつつも、主人公が段々とおかしくなっていき、かつその中でも孤独と哀切を感じさせる描写が実に見事で、ビデオに録画したのを何回も見ました(DVD化してほしい)。さて、「となりの女」と本作の最大の違いは、こちらでは、本妻が夫の浮気に途中で気づき、しかもその相手も特定し、夫に対してそれを明確に追及しているということです。そのため、三者間の心理的やりとりの綾の部分が削がれることになり、結末のインパクトを弱めています。また、「となりの女」では、ラストのところで、主人公が包丁を手に歩み寄る→夕方、夫がいつものように帰宅する→返り血まみれの主人公が洗濯物をたたんでいる→カメラが一人称で動き、血まみれの包丁と本妻の遺体が視界内に入る、という流れ(しかもこの間台詞なし)のフィニッシュが強烈だったのですが、こちらでは、主人公と本妻が延々ともみ合いになったり、不審を感じた夫がただちに家に急行したりと、三流のサスペンスもののような締め方になってしまっています(何でそんな改変をしたんでしょうか)。というわけで作品としては大きく落ちてしまうのですが、「となりの女」の存在を後世に残した価値はあまりにも大きいので、それも含めてオマケ。 [DVD(邦画)] 7点(2010-01-16 23:05:04) |
2985. 暴力脱獄
予想に反して終始単調で同じようなことの繰り返しでした。刑務所ものや脱獄ものでここまで緊迫感が欠落した作品も珍しいかも(意図的にそうしたのかもしれませんが)。最後の方の妙に安らぎと穏やかさを感じさせる展開のみ印象的でした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-01-16 22:41:20) |
2986. ハチ公物語(1987)
《ネタバレ》 もっとわざとらしくお涙頂戴で塗ってくるイメージを勝手に持っていたのだが、意外に素直で明快な作りだった。主人の死後、周りの人たちが結構素っ気ないのもかえって現実味があるし、ことさら仰々しく酷い目にあうエピソードを入れたりせず、淡々と「駅で待つこと」を基本に置いているのも良い。 [DVD(邦画)] 6点(2010-01-11 23:34:17) |
2987. 旅の重さ
何といっても一番良いのは、背景の説明をほとんどカットして、余計な台詞や余計なシーンも入れず、主人公の表情、行動、そして現場各地の風景にすべてを託していること。それによって、主人公の旅に向けた初期衝動やその中での感性が、瑞々しく、直接的に伝わってくる。あれこれ考えすぎない方が映画は良いものになるという好例。また、当時19歳でデビュー作であるにもかかわらず、風景負けしない存在感を持ち、三國連太郎や高橋悦史相手にもきちんと渡り合っている高橋洋子の好演が作品を大きく支えていることはいうまでもない。 [DVD(邦画)] 7点(2010-01-10 04:32:18) |
2988. モンスターズ・インク
《ネタバレ》 ただ女の子が迷い込んですったもんだの末無事に帰っていったという、ほとんどその一言で説明が尽きてしまうような内容であり、前提となるべき作品のテーマがまったく定まっていない。結果、追いかけたり追いかけられたりを繰り返すだけの単調な作品になってしまいました。 [ブルーレイ(字幕)] 3点(2010-01-07 00:30:42)(良:1票) |
2989. ビルマの竪琴(1985)
《ネタバレ》 一番意外であり、かつ問題だとも思うのは、中井側と石坂・川谷側を並行して描いていること。中井が何をしているのかみんな分かっているわけだから、途中のすれ違いや最後の対面の場面でも、ドラマチックさもスリリングさも発生しない。原作がどうあれ、あくまでも視点は本隊側からに徹すべきだった(それでこそ、中井との再会のドラマが生まれる)。しかも最後に手紙という切り札があるんだから、中井の行動の秘密はここで回想シーンを入れれば解決できるでしょ。この作品ではクライマックスのこの部分も「ただ読まれているだけ」です。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-01-07 00:15:12) |
2990. マイ・フェア・レディ
尺が長すぎるのももちろん問題なんだけど、そう感じさせる理由は、第1に、それぞれの楽曲がつまらないこと。第2に、台詞の部分で、みんな舞台からそのまま持ってきたかのようにワーワーうるさいこと。映画にするのならばそれに即した作り方をしてほしかったと思います。見ていて疲れました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-01-05 02:30:45)(良:1票) |
2991. アバウト・シュミット
《ネタバレ》 導入部分は、見知らぬ子供への援助という善行と手紙で愚痴や雑言をこぼしまくる内容のギャップがよかったのに、それはいつの間にかどこかに行っている。次に、娘から来訪を拒否されて、そこで人生のポイントをめぐって行くのかと思ったら、それもあっさり切り上げてすぐに娘のところに着いている。また、妻との関係でも、娘や婚約者との関係でも、どこが問題でどう整理されたのかが不明。つまり、すべてが中途半端なのです。なので、ラストのニコルソンのアップも、予定調和にしか見えません。手紙に切れて妻の衣服を処分したりとか、招待されたキャンピングカーからすたこら逃げ出したりとか、そういう小市民的な混乱・破綻は面白かったので、そこで押してほしいところでした。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-04 03:22:12) |
2992. 東京裁判
ひたすら地道に誠実に記録映像と事実の叙述を積み重ね、しかもそれを膨大な量にもかかわらず系統的に分かりやすく整理している。基本を大事にした一流のドキュメンタリー作品だと思います。この分量でも東京裁判の全体像からしたらごく一部の要約にすぎないのでしょうが、それでも、見た者を「その次」に進ませるだけの力があります。最初から最後まで力強く進む佐藤慶のナレーションも白眉(彼は翌年、大河ドラマ「山河燃ゆ」でよりによって田中隆吉役をやるのだが、どんな気分だったんだろう・・・)。 [DVD(邦画)] 7点(2010-01-02 05:18:30) |
2993. 初雪の恋 ヴァージン・スノー
《ネタバレ》 序盤のところは、韓国のラブロマンスと日本のラブロマンスの違いが見事なくらい悪い方に作用しています。何であの2人がうまくいくのか、まったく説明も説得力もないですね。中盤以降も展開に何の工夫もありません。目標もポイントもなくずるずると最後まで続けているだけです。 [DVD(邦画)] 2点(2009-12-31 00:39:16) |
2994. レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
次々に変な大人が現れて不幸が訪れるのはいいのですが、それに対して子供3人組が反撃らしい反撃もせず、そもそも事態を前向きに解決しようという意欲すら感じられないのは、映画の主人公としていかがなものか。ストレスが溜まるだけの内容でした。長女役の人の可憐な雰囲気に3点。今度はちゃんとした作品で見たい。 [DVD(字幕)] 3点(2009-12-30 03:11:30) |
2995. アバター(2009)
《ネタバレ》 ジェームズ・キャメロンが偉いのは、3Dという使いやすい宣伝文句を前面に押し出しながら、その中で一貫して「自分のやりたいこと」をやっているということである。勧善懲悪、強い女性キャラの登場、最後は一大決戦ですかっと決着。80年代から愚直なほど手法が変わってないのには感心する。それと、見ていて終始嬉しかったのは、特殊映像と効果音の洪水に紛れて、ジェームズ・ホーナーがここぞとばかりにやりたい放題コテコテスコアを炸裂させまくっていること。笑みが止まりませんでした。私にとっての見所はその2点。 [映画館(字幕)] 6点(2009-12-30 03:02:44) |
2996. 道頓堀川
視点がやたら不安定なのが見ていてすぐに目につくが、これは、主人公(=真田広之)の背景や日常生活を各場面にきちんと落とし込まなかった制作者側の責任だと思う。山崎努にしても佐藤浩市にしてもカルーセル麻紀にしても、ここぞというところで主演級に力が入っており、それによって主人公の影がどんどん薄くなっているのである。輪をかけて、慣れない関西弁がフィルターとなって各俳優も本領発揮とはいかず、したがって作品自体のイメージはそれほどよくない。ただ、徹底して道頓堀界隈を撮り切った映像の力で、何とか一本の存在感を通している。 [DVD(邦画)] 5点(2009-12-29 02:08:52) |
2997. 美しすぎる母
《ネタバレ》 ジュリアン・ムーアがこれほど不細工に映っている作品って、彼女のキャリアの中でも初めてなんじゃないだろうか。その時点で、この作品は何をやってもまったく説得力がありません。その点を措いたとしても、脚本も何が言いたいのか分からないんですけどね。日常生活内での圧迫やフラストレーションの描写がないので、ラストのナレーションを聞いても「えっそう?」となってしまいます。 [DVD(字幕)] 3点(2009-12-28 00:27:49) |
2998. 小さな悪の華
《ネタバレ》 邦題どおりこの2人がやっていることは「悪」行だらけ。しかし、それをどうこう言う気が起きないのは、その行動のすべてが一つの「不安定性」への立脚に徹底しているからである。だからこそ、ラストではちょっとしたことで動揺し、その刃を躊躇いなく自分たちに向けて完結する。この迷いなき一貫したベクトルが辛うじて作品世界を成り立たせていると思う。 [DVD(字幕)] 6点(2009-12-27 01:08:52) |
2999. 天使の贈りもの
どうみても主題が最後まではっきりしないし、90分前後でもできそうな話を延々引っ張っている感がありあり。ただ、もっとまずいのは、ホイットニーは歌っているときはとても楽しそうなのに、演技の部分ではあからさまにテンションが落ちていること。あと、天使がデンゼル・ワシントンというのも、どうも何か重たすぎですね。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-12-26 00:36:29) |
3000. ウェディング・クラッシャーズ
《ネタバレ》 設定自体がいかにも設定のための設定という感じだし、ラブコメの部分に目を向けても、特段新鮮味や面白みが見当たらない。ただし、この作品の価値は、ジェーン・シーモアの現在の動く姿が見られること。不朽の名作「ある日どこかで」の麗しのお姿から25年、その美貌は面影にとどめつつも、いきなり今度はぶっとんだ母親役で、しかも半裸で若い男を誘惑する・・・何をやってるんですかお嬢様・・・。この複雑な感情に3点。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-12-23 12:19:53) |